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高遠菜穂子さんに対して肯定的な見方をする人いますか?
高遠菜穂子をはじめとする日本人がイラクで拘束され、自己責任として費用を払うべきかどうかで揉めてる時に「あんな戦地に行ったら、危ないのは子供でも解るし、自己責任に決まってるだろ!金払え!」
と思っていたのですが、
あくまで、人々に奉仕したいという精神は、かのナイチンゲールと同じようなものなのかなぁと、たまに思います
現地の親を失ったような子供からすれば、ありがたい存在なのかなぁと、、、
どう思われますか?

A 回答 (5件)

 彼女の行動を肯定する人は、慈善事業をしているのだからいいだろうという考えなのでしょう。


 しかし、私は
>「あんな戦地に行ったら、危ないのは子供でも解るし、自己責任に決まってるだろ!金払え!」
に大賛成です。
 彼女が拘束されたとき開放の交渉をしたのは誰でしょう?外務省の人達です。誘拐をするような武装集団と交渉するのですからさぞ怖かったと思います。下手をすれば誘拐されるか殺される可能性だってあるのですから。しかも、開放するために多額の税金を犯人に払うことになりました。

 たとえ慈善事業でも、個人の主義主張のために
役人を危険な目に遭わせてもいいのでしょうか?
もし役人が亡くなりでもしたらどう責任を取るつもりでしょうか?
「慈善事業には犠牲はつきもの」とでもいうのでしょうか?

 彼女を解放するために支払われた身代金は税金です。つまり、福祉にも使われる予算が減ったことになります。人を不幸にしたといっても過言ではないでしょう。
 第一、慈善事業をする人が人に迷惑をかけてもいいんでしょうか?

>ナイチンゲールと同じようなものなのかなぁと、たまに思います
ナイチンゲールの戦地での看護活動のことを言っているんでしょうが、彼女は政府の依頼の元に活動し、比較的安全な後方で活動していました。しかも、周りは見方の軍隊ばかり。

 高遠菜穂子さんは、政府が「行かないでほしい」といっているところにいってますし、軍隊の護衛もないとこに行っています。状況は違います。
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この回答へのお礼

正直、ナイチンゲールも高遠さんのこともあまり知らず、考えず
軽い気持ちで質問したわけですが、
高遠さんが現在も活動していることも始めて知りました

この質問の回答をきっかけに
過去のイラク人質関連の記事に目をお通して、戦地の環境を、質問しておいてなんですが、改めて真剣に考えてみました

私は国内での災害、それどころか身近な町の清掃程度のボランティアも、できない人間なんですが

韓国人のボランティアグループも解放されたものの、2人が殺害されるなんてこともあったようですし
やはり、現地で交戦している人たちにとっては、利用できるものはなんでも利用する
韓国人ボランティアグループの人たちはキリスト教の人たちらしく、もしかしたら教えに沿って行動した結果がイラクに福祉活動に行くということだったかもしれません。

いかに正しいと信じる教えであっても「現実に沿った段階を踏んでの活動」というものがあるんじゃないかなアと思いました。

兵士として戦っている大人も、生まれたときは子供だったわけですが、自分が望んでもいないのに、生まれたら戦地で、少年兵になったり、両親が殺されたりという状況だけを見れば、助けたいという気持ちは尊いでしょう。
私も含めて、仮にみんなが高遠さんのような心で生まれてきたならば、この世にも戦争は起こらないかもしれませんし、戦地以外の世界の国々が高遠さんみたいに危険でも現地に行って助けになりたいと、世界中からイラクを埋め尽くす圧倒的な数と軍隊が集まって仲裁に入れば、早期の停戦という非現実的ですが奇跡が起きたかもしれません

しかし、イラクに人たちは、イラン・イラク戦争・湾岸戦争・イラク戦争とここ20年くらいずっと戦争で気の毒すぎますよね

お礼日時:2010/07/03 10:41

現在でも活躍されているみたいですね。

私はこんなに信念を貫くことができません。
NHKクローズアップ現代
2010年 3月 3日(水)放送
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?c …
引用
2004年、自己責任論争を巻き起こしたイラクでの高遠菜穂子さんらの人質事件。あれからおよそ6年、日本人の中からイラク問題が忘れられていく中で、高遠さんは、ひっそりと、しかし絶えることなくイラクへの支援を続けてきた。アメリカ軍も撤退に向けて動き出す中で、イラクの治安はいまだ回復していない。 ブッシュの戦争への支持を真っ先に打ち出した日本。事件後の自らへの報道を思い出すといまだにトラウマで激しい不安に襲われるという高遠さん。しかし今、「日本人と向き合いたい」と考え、初めてカメラの前で自らの心のうちを明かした。 イラクの隣国ヨルダンを拠点に続けている彼女たち民間レベルの支援の現場を取材、また高遠さんへのロングインタビューで、人質事件、その後の6年、そしてなぜいまなお支援を続けるのか、その思いを聞く。
引用終わり

私はあのようなまねは出来ませんが、自己責任とかネットで書いているだけで何もしない能書きだけの人間とは大違いだと思います。
ここのサイトで時々見ますが質問サイトなので意見表明はだめという単純なルールを守れないレベルの人間(自分では正義だと思っている)は批判すべきでないですね。(あなたではありません)
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海外の援助というのは、政府だけでなくNPOや企業人の力もあってのものだと思います。


公務員が死ねば殉職で、それ以外だと”自己責任”と罵られるのは疑問を持たざるを得ません。

最近、海外に出る日本人が減っていると聞きます。
中国のアフリカへの進出は目覚ましいですが、日本人はそんな危険なところへは行きたくないでしょう。
しかし、資源のない日本において、海外で働く日本人は日本の生命線ではないでしょうか。
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>高遠菜穂子さんに対して肯定的な見方をする人いますか?




当時の記憶と感慨を想起して述べてみますが・・・

<前提>
感情面での割り切れなさや知己&由縁の有無、情報の密度や世論の影響も受け易いが、このような場合には、誰彼・男女・年齢・職業他に関係せず、原則論で基準・公平性・客観性を担保した上で、その同胞の救出や苦境に対し、如何にタイムリーで適切な手が打てるか、その策・支援方法があるのかどうかが問われるのでは・・・

つまり、原則は自己責任です。
次いで、NGOやNPO等の所属&派遣組織の責任です。
その中で、保険での対応や行動に対する備え覚悟の現実です。
<備え・覚悟なき場合は行かない・行かせない、結果については自己責任>


しかし、一方で理由の如何を問わず、同胞の生命財産の危機についての、政府なり在大・公使館が無関心・無為無策でも困る。
有事のリスクを最小化すると共に、万一の場合には、矛盾を承知で言いますが・・・原則を守りながらも国民・世論の期待&許容の範囲で持てる力を発揮、可能な限りの人道的救援・支援だけは行って欲しい。

拘束され人質となっていた邦人にとっては→心細い異国で、最後の望みであり、我が国の海外での有事への唯一の対応能力&機関でありますから、そもそもの存在理由&価値や他を以って換え難い能力・ノウハウの非常時にはフル活用をお願いしたいとも思います。

非情にデリケートで難しい問題だけれども、それゆえに一層原理原則・日頃からのシュミレーションや法整備が大切だと思います。
ボランティア・国境無き医師団・海外青年協力隊etc。
貴重な尊い奉仕・博愛・慈愛の活動だと信じ、敬意を表したいが、その無原則な行動や政府の対応を見せればテロや犯罪集団の餌食・標的になったりして、結果的にリスクを高めたり、犯罪を助長するような事では困る。

「言うは易く行い難し」だが、
超法規的処置でクアランプール犯人の不当な要求に応えた「人命は地球より重い」の賛否・是非。
ペルー日本大使館での人質実救出作戦での我が国の苦悩と無力感、フジモリ大統領(当時)の果断な決断
等の、総括や国民意思の合意形成が出来ていない事、邦人救出の実行部隊もシステムや法整備も無い事から、我が国では事なかれ主義・平和ボケ・怖い事や恐ろしい事態を想定研究したり準備する事を、祟りや縁起が悪いからと忌み嫌い避ける国民性が背後にある。

そこで、事態が起こる都度、慌てふためき、にわか評論家&人道活動家が出て来るが、不断のコンセンサスや覚悟が出来ておらず、解決への交渉役もシステムや能力さえも、持たない持っていないのが我が国の実情・実態である。

高遠さんの行動や発言に当時も今も良く分からない者がアレコレ言うのは憚れますが・・・
一般論で言えば、奉仕の心や人類愛は立派だと思うが、愛情や食料に飢えた子供たちが慕い頼るのは痛いほど分かります。

しかし、それが何故イラクか危険な紛争地か(渡航や滞在禁止地域)、あらゆるリスクを覚悟し自己責任での終始一貫しての行動だったのかどうか?
には、ご本人・ご家族・支援組織がどうだったのか、私は当時も今も、疑問・不信の思いは持ち残っております。

そこに本人やマスコミ、一部の支援組織の、事態の発生の原点への真摯な反省が問われ、問題解決への甘えや、発生&長期化に至った所に、不本意や想定外だとは思うが売名行為や事態解決への責任転嫁発言があり、その対応や態度に対する疑問や反発があったのも、それが自己責任という言葉に凝縮され、問われ糾す意見があったのは紛れも無い当時の国民世論の声であり、それは複雑な反応・評価であり、一部で高遠さん本人が悩み苦しみマスコミを避けていたのは事実です。
そして、今も不幸にも同じ問題が起これば、これまた国内の混乱・対応の指針が無いのは、どう動くのか対処するのか、政府もマスコミも我々国民も、かっての経験や教訓が全く活かされず、今も同じステージに立っているのです。
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こんにちは。



今の高遠さんの活動はよく知らないのですが、彼女は基本的に、人間としてまっすぐ生きていると感じます。

批判もあるでしょうが、海外で日本人が危険にさらされた時、政府が守るのは当然のことです。


好きで死にに行く人なんていないですよ。


鎌田実さんという有名なお医者さんもよくイラク訪問していらっしゃいますが、あの方を責める人はいるんでしょうか?


あくまで私見ですが…。
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