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風雲児・立川談志がとうとうなくなりました。

彼の特徴の一つは、口調のすばらしさ、だと思います。歯切れよく、スピード感のある口調。

特に、悪漢のような人間を演じた際の凄みは、比類が無いと思います。圧倒的な迫力を感じます。たとえば、ラクダの兄貴分のように。

談志は、たまに、講談の修羅場を気持ち好さそうに演じることもあります。

彼は、落語家として素晴らしいのは言うまでもないのですが、修羅場のうまい講釈師(今は講談師)としても、一流になり、人気者になっただろうな、と思っています。

以上は、私の思いを綴ったのですが、皆様も、立川談志について、いろんな感想をお持ちのことと思いますが、いろいろ教えて下さい

A 回答 (4件)

こんにちは。


私も談志さん好きでした。
そうねぇ・・・講釈師になっても一流になれたかも知れませんね。
談志さん、歯切れが良かったから・・・
一流の噺家さんは一度は講談に興味を持つのでしょうかね?
売れる前の志ん生さんなんかも大阪で講談やってるし・・・。

私が落語を好きになったのは子供の頃、談志さんを聞いてからです。
その頃ラジオでしたけどね、親父と小学生の私が大笑いしました。
今でも覚えてます。地噺の「源平盛衰記」です。
まあ、面白くて面白くて、テンポが良くてハチャメチャなんです(笑)
壇ノ浦にカルーセルマキが出たり・・!

談志さんの「らくだ」も良いですねぇ。
志ん生さんも「らくだ」は上手だったけど談志さんの兄貴分はいいなあ。
談志さん、テンポの良い酒飲み噺は本当に上手でしたものね。

晩年の談志さんの「芝浜」なんかはどうなんだろう?
皆さん評価されて、談志さん自身も何かが降りたと言ってるけど、
私なんか聞いてストンと胸に落ちないものがある。
人情噺が苦手なんでしょうかね?(笑)

最後に私の自慢を言わせてください。
生きている、志ん生、文楽、円生の噺を聞いたことです。(笑)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
志ん生の爆笑させる会話とは別に、情景描写をするさいの、淡々とした滋味ある語りも、私は好きです。志ん生は、一時講談の世界で迷っていたそうですね。
私の一番古い記憶は、志ん生の小噺です。ネズミの大小について、チュウと鳴くはなしです。
談志の芝浜は、私には合いません、あまりに感情移入が強すぎますので。
3名人を聞いたのことで、うらやましいです。私は、文楽のみです。上品な人だな、という思いです。

お礼日時:2012/02/09 19:06

まだ締め切られませんのと、余り落語が好きな方が


いらっしゃらないようなのでpark123とおしゃべりしたくなって、
お邪魔しました。
私も他の方の談志さんを聞きたかったんですけど・・・・。

談志さんの「芝浜」、私もあなたと同じです。
前回は談志さんのファンなんだろうなあと思い少し遠慮しました。
あそこ迄感情移入されると、聞いてる方は辛いというか苦しいのです。
歌手なんかでも大御所と言われるようになると大上段に人生を謳いだす。
何やら「芝浜」に限っては似ているような・・・。

破門された、お弟子さんが本を出すそうですね。
最近では談春の「赤めだか」を面白く読みましたが、
今度はどんな内容なんでしょうかね?
興味はありますが買ってまで読みたいとは思いません。
おおよそ予想もつきますので・・・・。

生の文楽を、お聞きになりましたか?
本当に噺かさんには珍しい上品なお爺さんでした。
park123さんも自慢にしていいですよ(笑)

文楽さんは、やはり廓噺なんでしょうねぇ・・志ん生さんとは本当に、
仲が良かったそうですね。
円生さんは本当に上手!練りに練って作りあげた落語でしょうね。
「百川」なんかは大好きです。

でも私はやはり志ん生さんかなぁ・・・
人生自体が落語みたいで大好きです(笑)
「寝床」ご存知でしょう?
志ん生さんの「寝床」が凄いんです。(笑)

大家さんが店子にくどくど注意する場面があります。
「子供なんて連れてきてはいけない!まして、くしゃみや、
咳はもってのほかだ!」
するとタイミングよく客席で、誰かが咳をしたのです。
すると志ん生さん「・・・・・・・・・・だから・・咳はよくない}
もう場内爆笑、爆笑、笑いの渦です。

それがオチまで続きました。

どうもとりとめのない話をしてしまいました。
申し訳ありません。
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この回答へのお礼

またも、ありがとうございます。

折角できた落語カテが不活発なので、今話題の立川談志を取り上げました。彼が好き嫌いはともかく、沢山の人が参加してくれるものと期待していましたが、出足が鈍いです

志ん生の咳について、彼の融通無碍な芸が功をそうしたようですね。もし、文楽の口演中に起きたら、どうなるでしょうか。文楽は何事もなく進めると思います。もしかすると、文楽にはその咳は聞こえてなかったかもしれません。談志の場合は、熱演していればいるほど、客に詰め寄る恐れがあります(誇張しすぎた考えでしょうが)。円生なら、「困ったことでげす」と心の中でつぶやいて、そのまま口演を進めることでしょう。喬太郎なら、咳を利用することでしょう。以上は、私が勝手に空想したことです。

談志については、世の人も強い関心があり、彼のことを書いた本はよく読まれていますね。立川キウイの書いた「万年前座」も談志の側面を描いており、談志も苦笑せざるをえなかった、と思います。

お礼日時:2012/02/11 07:43

 上手かったよ



 たしかに「中興の祖」というくらい
いいもんもってたよ.

 それは人間国宝だった師匠よりいいもんかもしれない.

 でも,それだけじゃないだろ.

 自分の弟子に対してあんだけ厳しくて
なおかつ愛情を持って接していたのに,

 自分の師匠に対しては違うことをしても
いいのかい.

 自分の師匠の芸をあんだけ認めていた
おまえさんが.

 ある人の葬式ンときに,間にたってくれた
人がいるのに
 そんな仕打ちをしてもいいんかい?

 ...でも,とてつもなくいいもん持ってたよ.
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

立川談志にとって、5代目小さんに入門したことは、幸運だった、と私は思います。
もし、他の師匠に入門していたら、芸は達者だが、生意気な言動で、破門され、落語界から追放されていた、と思います。
包容力のある、小さんだからこそ、談志は活躍でき、そして家元と自称できたのでしょう。
もちろん後年、二人の間は、ぎくしゃくしていましたが。

お礼日時:2012/02/11 18:52

わたしも落語のはなしなら


何時間でも話して楽しいのですが

談志の「芝浜」はいけません
ちょっと勘弁してという感じに
なりますね

どうして落語家は「芝浜」に
こだわるのでしょうかね

落語はもっと陽気なものだったはずなんですが
「芝浜」でなにかこれが出来ないと
一流の噺家ではないような雰囲気ができていますね

志ん生と談志とも
すばらしい噺家ですが
たぶん特に若い頃の志ん生と談志は
いっしょにいたら面倒くさいふたりだったと
思いますよ

これからはますます将来
談志はおもしろかったという伝説が残っていくのでしょうが
歴代の名人と言われていた落語家のなかで
一番CDなりDVDなりが残っている人ですから
研究や批評などが出てくるでしょうね

わたしは現在は円蔵(円鏡)を評価していますね

談志はいつも本気か冗談かバカにしてますが
談志のいう本来の落語というものを
円蔵本人はわかっているのかわかっていないのか
これはわかりませんが
一番理想にちかい形で話しているような気がしますね

ひょっとしたら円蔵が
一番無意識の天才なんじゃないかしらとも
思っています

談志があれだけバカにするのは
グダグダいわずにサラリと演じているのを
嫉妬していたんじゃないのかとも
思っていますね
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

談志の芝浜は
7293936様がおっしゃるように、私も
<ちょっと勘弁してという感じになります>
<落語はもっと陽気なものだったはず>
とも思います。
談志が一時力説していた、業もイリュージョンもみられません。
彼は、芝浜に対して、特別な思いがあったのでしょうか。

円鏡、ようがすね。
彼は爆笑落語を演じるから、いわゆる落語通には軽んじられところもあり、談志も公の席で馬鹿にしていました。
が、古くから伝わった古典落語を意表を突く新しいギャグで再構築して、爆笑を誘う腕には、驚きます。
笑わせて、なんぼ、の世界をつくりました。

落語を聞けることは、良いですね。
個性溢れる、オンリーワンの演者を、知ることは楽しいことです。

お礼日時:2012/03/06 19:29

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