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こんにちは。

日本語の勉強をしている韓国人です。

私が知っている限りでは、終助詞「わ」は女性だけが使っていると知っていましたが、

日本のドラマや映画、漫画などを見ると男性もよく使っているようです。

元々、男性も使ってきたのでしょうか。

そうでないと、方言とかそういうのでしょうか。

教えていただければ嬉しいです。

A 回答 (6件)

説明は、A No.3の回答で完璧だと思います。



ただし、男性が「わ」を使えば、必ず方言、という訳ではなく、

例えば、時代劇・歴史ドラマを観て、感じたことならば、

その時代には、#3さんのおっしゃる「感動」の「わ」は、
むしろ、男性が主に使い、女性はあまり使わない言葉でしたし、
目上の人が目下の人に、または、同格どうしの人が、やや乱暴に
ものを言い方、韓国語の「반말」のような表現なので、
現代「共通語」の女性が使う「わ」しか知らなければ、
大変違和感を感じたことと思います。

女性専用の「わ」は、明治以降、ある程度の期間が
過ぎてから、東京の中上流家庭の女性の間で流行した
表現が、全国に流行した結果、使われるようになった
表現なので、「共通語」と枠に入れていい言葉なのか、
疑問な点もありますし、現在は、やや、流行遅れの表現
となり、全然使われないということはありませんが、
一時期に比べると、使われ方は激減しています。

それで、ドラマやテレビなどを観ていると、方言や
時代劇的な「わ」の方がずっと目立つ、ということに
なっているようです。方言の「わ」は、関西に限らず、
名古屋から西では、それぞれの使い方やニュアンスは
少しずつ違いますが、広く使われていますから。

小説などのセリフの部分では、まだよく見ますが、
現実にそれだけ使われていることを示しているのでは
なく、そうすると、「誰々が言った」を書かなくても
誰のセリフかが解るので、会話の流れを途切れさせ
ないですむから、という面も大きいかもしれません。
(韓国の小説でも、同じようなテクニックがあるような
気がしますが、どうでしょうか?^^)

もう1点、「標準語」という言い方をしている回答者
さんがいますが、これは、ちょっと古い表現で、

現在では、「標準語」=これだけが正しい日本語、
という考え方を超えて、

「方言」も、正しい立派な日本語だが、それだけでは、
言葉が通じなくなるので、やむをえず、これで話せば、
日本どこでも相互理解ができる、便宜的に定めた言葉、
という意味で「共通語」と呼ぶ、

ということになっています。

この回答への補足

韓国語の実力も上手な方のようですね。

確かに韓国の小説にも登場人物の独特の言い方を使って誰が言っているか分かるようにするテクニックはあります。^^

私はまだ日本の時代劇や歴史ドラマを観て聞き取れるほどのレベルではありません。

観ているのは背景がすべて現代です。

それで、現代の男性も終助詞「わ」を使っているかが気になったのです。

では、共通語で話す男性が「わ」を使うのは感動または大げさの意味だと知っていれば良いのでしょうか。

お教えお願いします。

補足日時:2012/02/24 17:39
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この回答へのお礼

ありがとうございます。大変、勉強になりました。

お礼日時:2012/02/24 17:19

#4です。



>では、共通語で話す男性が「わ」を使うのは感動または大げさの意味だと知っていれば良いのでしょうか。

大体、そういうことで構わないと思いますが、

質問者さんが、女性が使うと習ったような、
やわらない表現にするための「わ」の意味合いも
含むこともあるので、「わ」そのものよりも、
全体の口調や言い回しに気を付けて聞いた方が、
よりただしく判断できると思います。

また、女性が使う「わ」は、「共通語」の一部と考えて
構わないと思いますが、東京の男性が使う「わ」は、
「共通語」でなく「東京弁」と考えた方がいいかと
思います。「東京弁」自体が、1つだけでないことや、
時代によって、他の方言や、流行語を取り入れて
変化してきているものなので、難しいのですが、
話し言葉なら、イントネーションなどを参考に、
強い口調で言いたいことなのか、弱い口調で
言いたいことなのか、見分けるのがよさそうです。
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「こんにちは」&「こんにちわ」の質問はよく目にしますが、〈終助詞「わ」〉の話は珍しい気がします。


 まず質問に答えます。

>日本のドラマや映画、漫画などを見ると男性もよく使っているようです。
>元々、男性も使ってきたのでしょうか。
 これはどんなケースを指してますかね。たしかに女性に比べると少ないと思いますが、男性も使います。

>そうでないと、方言とかそういうのでしょうか。
 関西方面のほうが終助詞の「わ」を多用する傾向はあると思います。たとえば、東京で「ダメだ」と言うところを、関西だと「アカンわ」と言うように……。
 しかしほかのエリアでも使うので、方言とは言えないでしょう。「疲れたわ」「へこむわ」「付き合いきれんわ」あたりは、関西でなくても使います。男性が使うときと女性が使うときではニュアンスが違います。

 詳しくは下記をご参照ください。
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1995. …
 以下は一部の抜粋(重言)。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

 今回のメインテーマはここから先。(←オイ!)
「疲れたわ」「へこむわ」の「わ」は何かという話。
 こういうのを「は」と書く理由が思い浮かばない。これも「誤用とは言い切れない」とか説があるのだろうか。 
 辞書をひく。
■Web辞書(『大辞泉』から)
================================

[終助]活用語の終止形に付く。
1 主に女性が用いて、軽い決意や主張を表す。「もう忘れてしまった―」「わたしも出席する―」
2 驚き・感動・詠嘆の意を表す。「まあ、きれいだ―」「水は出ない―、電気は止まる―で、さんざんな目にあった」「散る―散る―、まるで木の葉の乱舞だ」
  「年がよると物事が苦労になる―」〈滑・浮世床・初〉
◆係助詞「は」から生まれたもので、中世後期以降、終助詞として固定した。「わ」の表記は、中世末期ごろから。
================================

■Web辞書(『大辞林』から)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …
================================

(終助)
〔補説〕 文末に用いられた係助詞「は」からの転。中世末期以降の語
活用語の終止形に接続する。
[1] (女性用語として)話し手の主張や決意を、表現をやわらげて軽く言い表す。
  おもしろい―ね
  あら、困った―
  別のやり方のほうがいいと思う―
[2] 軽い詠嘆や驚きなどの気持ちを表す。
  ほんとうによくやる―、あの男は
  これは驚いた―
[3] 感動の意を表しながら並べあげる場合に用いる。
  腹はへる―、足は棒になる―で、もうさんざんな遠足だった
  ひき出しをあけたら、ある―、ある―、札束がぎっしりだ
→は(係助)
================================

 微妙に記述が違っていて、『大辞泉』のほうはどうも信用できない。
「まあ、きれいだわ」の「わ」は微妙だけど「1」(主張?)じゃないかな。男性の言葉づかいではない(以下「男性の言葉づかい」「女性の言葉づかい」とか適当なことを書くけど、読み流すように)。ただ、これが「あの野郎がやったにしては、まあきれいだわ」(詠嘆?)になると「2」になる気がする。このあたりは相当微妙。
 それ以上にまずいのは、並立の「わ」を区別していないこと。別に区別しなくてもいいのかもしれないが、辞書なんだからこれくらいは分けてくれないと。
『大辞林』のほうが正確なので、以降は『大辞林』の記述に沿って書く。素朴な疑問なんだけど、「主張」と「詠嘆」って区別がつくのだろうか。
 まずトピの例にあったもの。

1)疲れたわ
 これは文脈による。原則的に女性が使った場合は[1]の可能性が高い。「なんであんたにたいへんなのかしら。本当に疲れたわ」なら[1]だろう。意味は「詠嘆」だと思うが、辞書に従うなら「主張」。
 男性が使った場合は、[2]の可能性が高い。「なんであんなにしつこいんだ? 本当に疲れたわ」なら[2]だろう。意味は「詠嘆」にしておく。

2)へこむわ
 1)とほぼ同様だが、こちらは[2]の可能性が高い気がする。「へこんじゃうわ」くらいなら[1]の可能性が高い。

 このほか「知らんわ」「やってられんわ」あたりだとやや乱暴な男性の言葉づかいになる気がする。
 意味は「憤り」や「呆れた気持ち」を表わすんだろうな。
[3]もどちらかと言うと男性の言葉づかいかな。微妙。
 文末につく「わ」は女性の言葉づかいのイメージがあったが、こうして見ると、そんなことはないわ(意味は??)。
 当方もけっこう使ってるわ(意味は??)。やはり文脈しだいとしか言いようがないわ(意味は??)。

【例題】
 アタシはバカだから、こんなむずかしい話はわかんないわ。→[1]だろうな
 オイラはバカだから、こんなむずかしい話はわかんないわ。→[2]だろうな
 あの人はバカだから、こんなむずかしい話はわかんないわ。→どっち?

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> 終助詞「わ」は女性だけが使っている



 必ずしもそうではありません。それは、終助詞 「わ」 の用法の1つに過ぎません。

 手元の古い小さな国語辞典を見ると、「わ」 には3つの定義が書かれていました。その内容を転記してみます。

 「わ」 は 「は」 が転じたもの。

 ・ 感動の意を表す。(例) 「来るわ、来るわ」 (「感動」 と表現されていましたが、「大げさに言う」 という側面もあるかもしれません)

 ・ 話の内容を軽く、やわらかくする (これが女性に特有とされる用い方です)

 ・ 並列して感動の気持ちを表す。(例) 「お金は落とすわ、怪我はするわ ・・・」 (これは初めの 「感動」 の場合に似ていますが、異なる事柄を並列しているという点が違います。なお、厳密には 「終助詞」 ではなくて 「並列助詞」 とされています)

 (参照した辞書は久松・佐藤 『角川 国語辞典』 (S52刊) です)

なお、他にも方言 (特に関西地方の方言) でも、女性の用法とされる 「わ」 を用いる場合があります。ドラマなどで標準語を話していた人がその用法を用いるとすれば、関西方言を真似ている (少し冗談風に言っているように聞こえる) か、女性の話し方を意識的に真似たものであるということが考えられます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2012/02/24 17:03

関西では男の人も使っています。


今日は忙しいから明日行くわ。

それはしってるわ。

怪しいとおもたわ。
わ~終助詞

関東では 明日行くよ 知ってるよ おもったよ

よが終助詞として使われている。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2012/02/24 17:51

これまた難しい質問で。


確かに男性が「わ」のつく会話をする場合は方言と言えます。
「オレ、知らんわ」(ぼく、知りません)
「本当に知らんのだわ」(本当に知らないんです)
これは男性の使う方言と言えます。
最近はテレビでも関西の方がたくさん出ていますので、男性も「わ」を使うところを多く見ますよね。
「私、知らないわ」が標準語としてあなたが知っていた女性の使う「わ」です。

うまく説明できなくてすみません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。^^

お礼日時:2012/02/24 17:49

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