恋愛遺伝子…？

Question

構造主義や実存主義について
深く考えています。

恋愛は
われわれの遺伝子によって
自由勝手に左右されている構造主義的な
ものなのでしょうか。

それとも人間には心ありき　というように、
遺伝子では左右されない実存主義寄りの
考え方なのでしょうか。

皆さんのお考えする方はどちらですか？

noname#155457 · Accepted Answer

人間には心ありき。が正解だと思います。

仏教ではブツダは人間は『欲望』によって生まれるといいます。
つまり「貪瞋癡」です。別名「婬怒癡」ともいいます。
したがって、ブツダは人間は恋愛を目的として生まれてきたといっているのです。

人間は『癡（無知）』なため、『婬（性欲）』のために『怒（嫉妬、恨み）』が起きます。これが識（記憶）となって、次の世界に生まれるというのです。

psytex · Answer

意識と本能（=遺伝子）は、不可分なものです。
たとえば最も客観的な存在に思える視覚的存在性も、
たとえば色（赤は青の反対、三原色）という存在はなく、
光の波長の連続的変化という一次元的な要素に、五感の
相関した経験の蓄積という多元的な要素を先入化する
事によって、視覚という先行感覚に対して、接触的な
生理的感覚（味覚、温覚、触覚etc.）が直感的に励起
される事によって生じるものなのです。
そもそも、空間的広がり自体、感受器官表面での量子
相互作用のパターンに対して、遠くに行った時の接触
感覚を予測する事によって生じているのである。
「見えている」という事自体＝自分自身に、既に遺伝的
要因が先入している場合、その上に更に「恋愛遺伝子」
なるものが付加されたとしても、それは「自分自身」の
延長に過ぎず、操られていると考えるには及ばない。

bragelonne · Answer

こんにちは。

１．　恋に落ち入ることと　生涯の連れ合いが見つかることとは　別ですね。長く連れ合いでいる相手が見つかり恋に落ち入るという場合を　ここでは　考えます。
　
　２．　互いに相手がわが人生のパートナーだと思われたときには　おそらく　その自然本性において無理なく合っていると感じているのだと見ます。
　
　３．　だとすれば　その生まれつきの存在のあり方において感応するのであれば　そのあと自分の自由意志によってこの相手をえらび話をまとめるということですが　その前にも　おそらくその自分の意志や考えを超えたところのヒラメキにおいて言わば《決まった》という感覚があるのではないでしょうか。

４．　つまりは　相手に声をかけ互いに合意するまでに話をまとめるのは　実存主義的な人間の意志の行為であり　そうなのですが　そのような意志や思惟をも超えたチカラがはたらいたと捉えることもあるのではないか？　このように考えられます。

５．　ただし　そのヒラメキの作用は　構造主義的な作用であるとは見ません。構造主義はただ単に　その関係主義的な世界観において無主体の過程を想定しているのみです。もし仮りに
　★　～～～
　恋愛は
　われわれの遺伝子によって
　自由勝手に左右されている構造主義的なもの
　～～～～～
　☆　だと見る場合にも　それが意志によるものだとも　またヒラメキをつうじてのものだとも捉えないと言っていると思われます。そう受け取らざるを得ないと考えます。

６．　言いかえると　それはただ単に時代のエピステーメーなる観念の装置に沿って　あたかも地霊のようなそして遺伝子の作用のようなハタラキによって　恋に落ち入ると見ているのであろうし　一般にもそのような人間の思惟と行為とがある。こう捉えるのであろうと考えます。
　つまり　人間の意志や行為は　それとしての中身は実際には何もないと言っていることにひとしい。のではないか。つまり　無主体の過程。
　よって　構造主義はその思想としての中身は　むちゃくちゃである。こう結論づけます。

７．　結論として：
　恋愛は　実存主義的な意志行為であることを基本としますが　そのような人間の意志や思惟にもさらに先行するヒラメキという要因もはたらくのではないか。このように考えます。

恋愛遺伝子…？

人間には心ありき。

意識と本能（=遺伝子）は、不可分なものです。

こんにちは。

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