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先日放送されたBBCの「ライオンの知られざる生態」で
ネコ科の動物でライオンだけが群れを作る理由の定説として
研究者のクレイグ氏やスコット氏は

A 集団で狩りをした方が有利だから
B よそ者の雄ライオンがやってきて群れの子供を殺すという習性があるの防ぐ為

と考えられてきたが、これらはトラ、チータなど群れを作らない他のネコ科の動物にも
当てはまるのにトラなど他のネコ科は群れを作らないから理由にならないので違うと断定。
で結論としては

C 生活しやすい一等地の縄張りを群れで守る為

とCで結論付けていました。

でも、これを聞いて違和感ありまくりでした。
え?なにを言ってるの?と・・・
A、Bは他の肉食のネコ科の動物がやっていないのを理由に×したのに
Cは他のネコ科の動物はやっていないのに○としました。
これって矛盾しませんか?
Cが理由なら縄張り意識がライオン以上に強いトラやヒョウなども
同様に大きな群れを作らないとおかしくなりますし、ライオンだけが
群れを作る理由には全くならないと思います。

BBCの動物特集などは面白くて好きですが、どうも学者の
矛盾に満ちたオ○ニー理論がやたらと多い気がします。

これについてみなさんはどう思われますか?
説としてはCもあり得るとは思うのですが
ライオンだけが群れを作るという肝心の理由としては
何とも説得力のない矛盾に満ちたオ○ニー理論だと思うのですが

A 回答 (2件)

素人ですが



彼らの生活する場所の違いもそういった生態に影響を与えるのではないでしょうか。
たとえばトラは密林の中で生きるので、群れて狩るより個別に隠れて襲うようになったのでしょう。
チーターは足が速いので草原でも一匹だけで狩りの成功率が高そうだし生きられるかもです。

ライオンも草原が主な狩場ですが、体が大きいので追いかけて狩る手法では個別にやるのは体力が持たずつらいです。そのために複数で狩るようになったのかとも思えます。
また

C も、草原で生きる彼らの習性にも関係するのかと考えれば、それなりに筋が通っているのかもしれません。

単なる印象です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
たしかに一理ありますが、この番組での説明では
そうは言っていないですしね。
研究者は説得力のない推論を確定事実のように
言うのは本当にやめて欲しいですね。

お礼日時:2012/05/29 00:45

#1さんの洞察力はすばらしいものですね。

その通りと思います。感服いたしました。

ライオンは,アフリカにのみ分布していたわけではありません。かっては,ヨーロッパ・中近東・インド等に広く分布していました。しかし,アフリカライオンと異なりまして他の地域に生息していたライオンは,プライド(ライオンの雌を中心とした群れ)は形成しなかったようです。このことからプライドの形成は,サバナ特有の環境に生息するためであることが分かります。

サバナは,乾季と雨季で獲物も移動しますから獲物の個体数の変動が極めて激しい環境です。乾季には,特定の地域に獲物が集まります。その特定の地域の良質な縄張りを維持することが出来たプライドの子の生存率は高く,獲物の少ない地域を縄張りとするプライドの子の生存率は低くなります。

動物が縄張りを維持するのは,その縄張りから得られる利益(繁殖率の高さ)と,その縄張りを維持するためのコストの関係で決まります。他のネコ科動物が,ライオンの縄張り内で縄張りを持つことは,ライオンを敵に回して縄張りを維持するのですから膨大なリスクを伴います。現実的には他のネコ科動物は,縄張りを持てないのではないでしょうか。

ライオンと同じ様に餌が季節移動する地域に生息するオオカミも,群れで縄張りを持ちますが,良質な餌場のある縄張りを持つ群れは繁栄します。ですから良質な餌場を巡って絶えず縄張り争いをすることには,より多くの子を残したいと言ったDNAのなせるわざであると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
仰ることに一理あるとは思いますが
この番組の研究者達のオ○ニー推論(断定)とは
また話が違ってきていますよね。

お礼日時:2012/05/29 00:47

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