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西穂高岳は、独標までは、初級者でも問題ないが、その先は中級者以上じゃないと
とても危ないという話を聞きますが、初級・中級・上級って、どうして上がっていくのですか?

たとえば、3000m級を3座登ったら中級とかあるのですか?
細い尾根を歩くためには、何を練習するのですか?
クサリ場を登る練習はどこでするのですか?

誰でも最初にそうした場所に取りつくときは、初心者じゃないのでしょうか?
でないといつになっても経験者じゃないですよね。同行者が見ていると
安全になるわけでも、怖くなくなるわけでもないですよね。
どうするのが普通ですか?

A 回答 (5件)

夏山でも冬山ではも、山は天候の変化が激しいし、地元の人が山菜取りに入るのとはわけが違う。

充分な装備携帯食水分補給など点検して地元の警察に登山計画書を提出すること。また悪天候になる兆候が現れたらひきかえすこと。実はこれが一番大事であって、この常識を持てる人が中級、上級者とよばれるのです。つまり遭難事故を絶対おこさないという強い信念をもったひとが本当の上級者であなたのような考え方では天候のきゅうな変化たいおうできず、遭難事故に会う典型的なパターンです。それでも俺の勝手だろと言うなら遺言でも残していってください。
           3000メートル級のやまにさんどのぼったら、中きゅうとか在るわけないでしょ。また細い尾根や、登坂技術もないようではなおさらです。山菜とりキノコ狩りていどでがまんするか、キャンプ所でテント張って我慢した方がぶなんです。それでも、猛毒を持った山菜やキノコもありますからね。亡くなった親父と親父のいなかの山に入り、キノコ狩りをしたことがありますが
経験のなかった私は何でもかんでも取りまくり、いなかの実家に持ち帰りました、そして伯母に見分けてもらったところ、殆ど毒キノコだったおもいがあります。
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この回答へのお礼

よくわかりませんが、ありがとうございます。
毒きのこは食べないよう注意します。

お礼日時:2012/07/08 07:37

 初めて3,000mの稜線に上がって縦走するのなら初級でしょう。



 で、抽象論はやめて具体的に西穂から奥穂への縦走ですが。独標までは初めての人でも全然問題ありません。ところがそこから先は踏み跡はあるのですが、両側がばっさり切れ落ちています。30-50cmの幅の板の上を歩くことを想像してください・・表面は平らではなく凸凹です。

 歩く感じは人によって違うでしょうが慣れた人なら湿原の上の木道の感覚で歩けるでしょう。が、中には1mの高さの橋の上を歩く感覚になる人もいるでしょうし、5-10mの高さの幅30-50cmの一枚板の上を歩く感覚になる人もいて、立ち往生する場合もあります。「ダメだ」と思ったら引き返してください。

 初級、中級、上級というのは大まかな目安です。あなたのおっしゃるとおり少しずつ慣れてゆけばたいていの登山道は歩けます。上級と書いてあるところでもバランス感覚があり、高いところも平気な人なら初めてでも歩けるかもしれません。

 しかし、しょっている荷物の重さや天候にも左右されます。私はもう50代ですが、槍・穂高周辺は大学時代ほとんど歩きました。しかし今は奥穂から西穂・・特にジャンダルムの直登、北穂から槍へ・・キレットの降り、槍から西岳・・東鎌尾根の降り、はもう無理です。りはたぶん歩けるのかもしれませんが、気分的にもう歩こうという気になれません。

 そこら辺は自分で判断するしかないですね。自己判断と自己責任の世界です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。じゃんだるむはとても無理そうなのですが、
ピラミッドピークぐらいなら何とかなるかなと思っています。
怖いと思ったらやめておきます。

お礼日時:2012/07/08 07:36

一般的に初級・中級・上級の明確な定義はないですよ。



初心者ならば高尾山なんかを登りだして、
それからひたすら体力をつけて(日常ならばランニングなどで心肺機能を高めて)、
それから山道に慣れていくことです。
大学の山岳部や地元の山岳会などへ入れば、徐々に体力や技術を鍛え上げられていきます。

上級者や上級生に度々連れていってもらい、ひたすら山道になれていくことです。
それぞれ地元には有名な岩場があります(ロッククライミングの練習場)。
そこには初級コース、中級コース、上級コースがありますので、そこでロッククライミングの
練習をするのが最善・最短の道です。


ただ岩場は頻繁に歩いていけば、かなり慣れてきます。
立山連峰や薬師岳の一般道はなだらかな道が続くので、そういった一般道なら、
初心者でも簡単に登れます。
ただ剣岳などの一般道は、ある程度岩場の道に慣れておかねばなりません。

ただここらあたりでも、本格的なロッククライミングの練習をしていなくても
岩場道を歩きなれている人ならば登れますし、最近の登山ブームでたくさんの人が
登っています。

岩場の道は、慣れていけば段々とこわくなくなりますよ(これは本当に実感します)。
歩きなれればキレット(南岳と北穂高岳の間)なども、あっという間に挑戦できます。

ただ縦走道も標高の高低だけでなく、あくまで現地の道の状況にもよりけりです。
大山(鳥取県)は標高は低くても、頂上の縦走路は崩壊が激しくてわずかな幅の道しかないので
初心者は絶対にあるかないほうがいいでしょう。

大山頂上ほど危険でなくても、例えば四国の石鎚山などでも、その頂上は鎖場も含めて
初心者には恐怖を感じさせるでしょう。

ですから、最初に書きましたが、日々の練習で体力をつけて、あとは上級者に度々
連れて行ってもらうことです。
そして地元の岩場などでクライミングの練習をするのが良いかと思います。
そうすれば驚くほどに岩場への恐怖心はなくなってきます。

それで上級者に連れて行ってもらえれば、馬の背やロバの耳、ジャンダルムなども
歩くことができます。

くれぐれも落石には注意を。
そして決して山を甘く見ないように。
遭難するとたくさんの人に迷惑をかけます
(北アルプスに軽装備ではいる人の気が知れません。日々の体力をつける練習を
 することなく、北アルプスを軽装備で登る人など、山を甘く考えていると
 いわざるを得ません)
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この回答へのお礼

やはり体力ですね、石鎚山には行きましたが、腕力のなさを感じました。
岩場では腕力が重要ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2012/07/08 07:40

>どうして上がっていくのですか?



基本的には経験による判断能力の有無です。

西穂―奥穂の縦走ルートは登山地図にも一般ルートではないと
はっきりとかかれていますが、つまり整備されていない
ということを意味しています。

体力、経験があるのは当たり前で、
道が明確でなく、岩が浮いていたり、
そういうのを独力で判断し踏破できる
能力があるかどうかを目安にするべきでしょう。

簡単に区分けしてみると、
・体力があっても始めて行くなら初心者
・体力があって、経験者とそれなりの一般ルートをそれなりに
 歩けるのが初級者
・簡単な一般ルートをそれなりにハードな行程でも
 独自の判断で歩けるのが中級者
という感じでしょう。で、ここでいうのはあくまでも、
クライミング等を含まない一般登山という範疇での話です。


>たとえば、3000m級を3座登ったら中級とかあるのですか?

基本ないです。
自称であったり、経験者が適当に言うくらいで。

>細い尾根を歩くためには、何を練習するのですか?

手足の使い方、足場の見極め方など。
だいたいが現地で実践です。

>クサリ場を登る練習はどこでするのですか?

鎖場のあるところです。
最初は鎖がなくてもいけるようなところに
ある鎖場などが適当です。

>初心者じゃないのでしょうか?

高度に強い人は判断ができず初心者でも
簡単に行くことができる場合もあります。
でもそれは一般ルートであったり、
比較的簡単なところからにするべきだという意味です。

穂高でいえば、

最初は涸沢(未経験者でも可)まで、次にザイテングラードの登り(そこそこ体力があれば可)、
次に北穂の登り(簡単な岩場経験ありで高度を怖がらない人なら可)
次に北穂―奥穂縦走、大キレット越えあたりで、恐怖心なく、
体力が十分ということが確認できれば、
経験者とともに西穂縦走ということになるのでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
穂高だけでも大変なのですね。
そんなに、経験が重要なのであれば、
若くてヒマラヤに行く人なんかは
仕事する暇あるのでしょうか?
どうしているのでしょう???

お礼日時:2012/07/08 14:54

 登山歴35年ほどです。



 登山での初級、中級、上級といった区分には、特に明確な定義はありません。定義しようにもパラメーターが多くて難しいですし、そもそも山の方の状況が刻々と変化しますから。
 そのため、グレード区分を体力、技術、危険度等に分けて表示をしているガイドブックもありますが、それでも同一人物が全てのルートのグレーティングをしているわけではない以上、「え~?黒部源流の遡行と奥穂~西穂の"危険度"が同じ星3つ??」みたいなブレは必ずあります。

 中級、上級のルートを歩くには何が要求されるのか、という要素も、実はルートによって異なります。
 道が不明瞭で正確なルートファインディングが要求されるルート、ルートが長く逃げ場がないため体力はもちろん正確な天候判断が要求されるルート、岩場を含むため初歩のクライミング技術が要求されるルート、あるいはそれらの複数の要素を持つルート、などが中上級向き、と区分されるわけです。

 クライミング技術、といっても、一般ルートで要求されるクライミング技術なんて初歩の初歩、山岳会や山岳部に入れば初日にマスターする程度のものです。また、カンが良い人なら習わずとも西穂に登るくらいのムーブは軽々とこなすでしょうし、岩場や鎖場の経験を積めば誰でもある程度の場所はそれほど苦労せずに通過できるようになるものです。
 まあ、その程度の難所しか含まないから、「一般ルート」なんですが。

 本質問では西穂独標~西穂の話なので、岩稜歩きという要素に話を絞れば、それほど「難しい」岩稜ではありません。
 ただ、高度感が際だっているので、恐怖感が出るようだと難しいです。恐怖感は身体を堅くし、岩と体の適切な位置関係を保てなくするので「本当に落ちてしまう」可能性が増してしまいます。
 また、このような岩稜を歩くには、天候判断もシビアになります。普通の登山道を歩いているときと岩稜を歩いているときでは、「悪天候に捕まった」時の危険度が天と地ほど違いますから。
 また、ルートファインディングも少し難しくなります。一般ルートではペンキ印等が付けられてはいるのですが、馴れない岩稜で「岩場を通過する」ことに必死になってしまうと、手元や足元しか見えなくなるのでルートを見失うリスクが高くなります。

 もうひとつ、「危険な場所を通過した後のなんでもない場所」で事故が多発しています。危険な場所であまりに緊張感を高めてしまうと、そこを抜けたときにガクッと気が抜けてしまって、「難しい場所ではないけれど、転んだりしたら極めて重大な結果に直結してしまうような場所」で、必要な緊張感を保てずに転んだりしてしまうわけです。

 また、荷物の重さも岩場の難易度を大きく左右します。空身だと何でもない岩場でも、20kgも担いでいれば困難極まるものです。
 ですから岩場を歩く場合は「どこまで軽装備にできるか」がある意味勝負です。奥穂~西穂縦走、あるいは北鎌尾根のような長丁場では、涸沢あたりをうろうろしているハイカーより軽装備にしないと、とても突破できません。むろん、その軽装備で現地での状況変化にきちんと対応できる、というのが条件ですし。
 その装備の選択ができるのも経験が必要ですし、極力少ない装備で山の状況変化に対応する力、も経験ですね。

 なので、岩場の通過が中級者以上に、と言われるのは、問題が「岩場」だけではなく多岐にわたるからです。
 つまり、岩場に遭遇した時に岩しか見えていない人はまだ初級者の域を出ず、そのような人が岩場を通過しようとするのは危険度が高い、ということです。
 また、上級者が同行する(というより連れて行ってもらう)ことの意義は、上に挙げたような天候判断、ルートファインディング、難所を抜けた後の気の緩み、装備の選択といった諸要素を上級者がコントロールしてくれるため、初級者は「目の前の岩」に集中すれば良いからです。

 手っ取り早いのは、山岳会に入って岩登り、沢登り、冬山など総合的な登山を始めることでしょう。
 例えば春に入会すれば、最初の夏山合宿で前穂高北尾根あたりには真っ先に登るでしょうし、その年の秋には奥穂~西穂縦走くらいは問題なく行けるくらいの実力はついているでしょう。
 奥穂~西穂は、一般登山者だと10年20年経験を積んで挑戦できるかどうか、というレベルのルートですが、バリエーションルートとしては初歩ルート(長いので体力は必要ですが)なので。

 山岳会できちんとした技術を学ぶ意義は、「安全の確保」に対する考え方と技術が身につくからです。
 ロープで確保するというのは墜落を止めるためですから、常に墜落を現実のものとして想定する必要があります。でないと的確な支点やロープの流れを設定できませんから。(なので独学は難しい、というよりほとんど不可能)
 常に墜落を想定する考え方を身につけることで、一般ルートの中の危険地帯に対する見方も根本的に変わります。
 装備の選択や天候判断などの要素についても、短期間でみっちり学べるでしょう。それらに対するシビアさが一般登山とはまるきり違いますから。

 まあ、山岳会に入るまでの気持ちがない場合は、何年かかけて天候判断やルートファインディング、山行中には一定の集中力を保つこと、といったレベルを上げてから岩稜歩きに挑戦した方が良いでしょう。

 ちなみに、岩場で重要なのは腕力ではありません。バランスです。
 きちんとしたバランスを保って通過することができれば、腕力はほとんど必要ではありません。フリークライミングで5.10くらいになれば問答無用で腕力が必要になってきますがね。
 腕力が必要と感じた、という質問者さんの言葉が、逆に「きちんとした岩場通過の技術が身についていない」ことを示しています。腕力に頼るというのは、きちんとバランスを保てなくて岩や鎖にしがみついている、ということですから。
 これだと、ちょっと長い岩場になると腕なんてあっという間にあがってしまいますから、非常に危険です。

 もうひとつ。
 「怖くなったらやめておく」、「ピラミッドピークぐらいなら」というのも非常に危険な考え方です。
 岩場は登りと下りで大きく難易度が違います。つまり下りの方が飛躍的に難しくなります。
 なので、「登れたけど、もうここを降りることはできない」という場所がごく普通にあり得ます。
 なので、「ピラミッドピークまで何とか来たけど、この先は怖いからやめておく」とした時に、「帰ることもできない」ということがあり得ます。

 岩や沢などのバリエーションルートでは、下りは登りの数倍困難なので、「ヤバくなったら引き返す」という一般登山の常識は通用しないことが多々あります。というより、「ここを越えたらもう行くしかない」というポイントがあるわけです。ルートによってはそれが最初の一歩だったりすることもありますし、最奥部にそのポイントがある場合もありますが。
 その「ここは登れても下るのは難しい」という判断がきちんとできないと、登るに登れず下るに下れず、といった進退窮まる状況に追い込まれることになります。
 一般ルートでも、岩稜を含むルートは部分的にそういった要素がある、ということです。

 中級者、上級者といったアバウトな区分はそれほど重い意味を持ちませんが、それでも山には岩以外の危険がたくさんあります。岩場は山の危険要素のほんの1つに過ぎないので、岩場に挑むにはそれ以外の危険要素はきちんと処理できるレベルの人でないと危険が増すだけでしょ?という意味の「中級者向き」なのですね。
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この回答へのお礼

大変ご親切なアドバイスありがとうございます。
登れたけど戻れないこともあるのですね。
山岳会は今後のこととして検討しますが、
今回は、やはり独標までとしておきます。

お礼日時:2012/07/08 14:51

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