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最近、昔のルアーが安く売られているのでちょっと釣具屋に行く頻度が増えています。
今までメガバスのルアーはあのイミテーションのリアルさがいまいちであまり買ってはいなかったのですが、この機会に買うようになりました。
統計を取るつもりで釣り本をちょっと読んでみましたがメガバスは人気あるんですね。製品のラインナップや作りを見ると、いわゆる「真面目に商売してるんだな」という印象をもちました。
メガバスと比べると、バルサ50やZEALも当時の人気ルアーメーカーでしたが、どうも商売より遊びや趣味性に意識が大きく傾いていたような気がします。
当時はそんなスタイルがおしゃれで先進的だったのでしょうが、すぐ亀裂が入るウッドルアーや薄い塗装、やりすぎの抽象デザインなど、メガバスと比べると、製作者が楽しみすぎてんじゃないの?と思えるような。
メガバスのことはほとんど知りませんが、高価格のウッドに走らず淡々とリアルイミテーションのプラスチックプラグを出すメーカー、と言う印象です。
ルアーの実釣性能がどれほどかは自分で釣ってみないとわかりませんが、雑誌などでは評価も高いようです。
しかし、釣具屋に行くと、近頃は無名メーカーでも当時のバルサ50並みに美しい仕上げのルアーが売られています(しかも丈夫)。これで実釣能力が高いなら別にメガバスじゃなくてもいいじゃんと思わせる出来栄えです。
でも実際はこれらのメーカーなど足元にも及ばないメガバスの人気の秘密はどこにあるのでしょう?
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
>実際に人気メーカーとなれたのにはどのような努力があったのでしょう?
伊東由樹シャチョーのカリスマ性も、人気の一因だったと思います
食うや食わずの生活の中、伝説のロッド「アームズ」を生み出した、とか
V-FLATのヘッドの形が急に「降りて」きて、一心不乱に作り上げた、等の逸話
ビデオ「X-BITS」シリーズでの伊東シャチョーの驚異的な釣れっぷり、
謳い文句が、
「週末のメジャーレイクで、誰もがたたきまくったストラクチャーからモンスターを乱獲する」だったかいな・・
「俺もあんなふうに格好よく、ばかすか釣れるようになりたい!」と、見ている人に思わせるような、
今は様々なDVDが発売されていますが、当時は見ものとして面白かったのは、
他には今江さんとか村田基さんくらいしか無かったんじゃないかいな?
それと、当時よく思っていたのが、メガバスルアーのパッケージの裏に書いてある、商品説明の詳しさです
読むのがやっとぐらいの小さい文字で、びっしりとそのルアーの特性や、使うシチュエーションが書き込んであり、
これまた自分が釣れているシーンの妄想をかきたてるのに十分な説明文で、
他のメーカーのパッケージには見られない特徴でした
買う側にとっては、「そのルアーの開発には、伊東さんが十分時間をかけているのだな」と思わせる効果もあったでしょう
そして、実際に購入してルアーを眺めてみると、
「グアニウムゴースト」なるカラーのなんともいえない光り方、その独特のリアルさに
他のメーカーのルアーには無いフォースを感じてしまうのでした。
さらに、店頭での商品数が絶対的に少なく、なかなか手に入りにくかった事により、
ますます人気に拍車がかかっていったのだと思います
ちなみに、私、当時はメガバス大好きで、様々なメガバスルアーを購入して使いましたが
(自分の使い方との相性もあり)
実際に釣れるルアーとして認識できたのは、数シリーズのみでした。
今でも何点かだけは、1軍ローテーションで頑張ってくれてます。
質問に対して比較的欲しかった方向の回答でした。ありがとうございます。
ところで高度な料理のレシピ本というものは実はその本の通りに作ってもうまくいかないって知ってました?
料理というものは、包丁の使い方一つで味が変わってしまうこともあるんですが、レシピ本でそこまでは書ききれないのではしょるわけです。
本当の手順が1・2・3・4・5・・・と連続しているものを、はしょることで1・5・7・11・・・というふうにブツ切れに紹介されるので出来上がった料理は偽物ということになります。
釣りも似たようなところがあって、釣具屋の店員に「スプーンでバスは釣れますかね?」と聞くと「釣れますよ」という返事が返ってくる。「じゃメガバスでバスは釣れますかね?」と聞いても「釣れますね」という返事が返ってきます。
でも「素人がやったらどっちが釣れるか」と言ったらそれは明白なわけで、確かにどっちでも釣れるけど、その過程は省かれちゃってるんですね。
自分も初めは何を聞いてもそんな答えしか返ってこないんで、自分でルアーを選んでいたんですがやっぱり釣れませんでしたね。
たとえば、芦ノ湖のニジマス釣りにラパラを使うんなら、まず色は「赤金」「黒金」を揃えておけ、なんて聞いたのは随分後になってから。訳がわからなかったんでタイガーカラーを買ってみたりジョイントを買ってみたり、随分迷走しました。
今はトラウトにしてもバスにしても釣具屋がいかに不親切でも「釣れるルアー」「釣れないルアー」というものがある程度メディアの行間から読み取れるようになってますよね。
いい時代だと思います。
でも逆にそれが原因で、「メガバスを買わないと釣れない」というような空気が出てきてしまってその加熱具合によってはドン引きするような状況がうまれてもしまったり。
ルアーメーカーにとってはまさに「釣れるルアーメーカー」になりたいわけですからメガバスのような評判の立ち方はまさに願ったりかなったりなわけです。付き合うユーザーも面白く感じる人もありうんざりする人もあり。全部ゴタ混ぜになった状況を上から俯瞰してみると正直馬鹿馬鹿しいです。
自分はうんざりしていたクチなのですが、そうまでして人々が奪い合ったルアーが数年待つと半値で買えるわけですから。
徹夜して購入しないと買えないルアーが半値。数万円もするロッドと抱合せでやっと買えるルアーが半値。
「ラッキー」とも思うし「バカバカしい」とも思います。
水中を泳ぐ魚の思惑はそんなくだらない人間の狂騒とは無縁であってほしいものです。
No.4
- 回答日時:
釣具屋さんでよく聞く話ですが、
釣れるルアーと売れるルアーの違いなんですかね。
人を釣るルアー、魚を釣るルアーと言っても良いかもしれません。
私は雑誌を余り読みませんが、雑誌を見ると新しいルアーがいつも載ってるんで、見るたびに欲しくなります。
もちろん実績あってリリースされるわけですから釣れるんですが、
別の方の回答への返信にあっとおりで、
使い方や投入時期がそのシチュエーションに寄ってはかなり異なります。
私も釣り歴が短いので、定番だったり、定石のような物は知りません。
だから埋もれていきます、買ったそばから・・・。
雑誌ではこのパターンで釣れたってあっても、商品を入手したときにはシーズンがズレてるんです。
今やっとPOP-Xで30分~1時間やって坊主が無い程度に釣れてるというお粗末な釣果です・・・。
ヘドンはちょっと興味が出てきだしたのでいくらか買ってます。
トップについてはこの状況なら釣れるかなというのもなんとなく分かってきました。
POP-Xで釣れるなら他のでも釣れるだろ、という発想です。
こうなるとメガバスである理由はないんですが、まずPOP-Xで試してから・・・というのが私のパターンです。
いわゆるサーチベイトというかパイロットルアーですね。
POP-Xお持ちでしたらとりあえず投げて見てください。
キャスト後波紋が消えるまで待ってチョンチョンと動かせば結構出ます。
また長くポーズというか放置でも出ます。
枝などに引っかけてチョンチョンとリヤフックのフェザーで水面をつついてても出ます。
これが一番見てて楽しいですね。
デカイのは釣ったこと無いですけど・・・。
ライギョも結構出ますよ。
ルアーに限らずタックルなども話す店員や話す人によって違いますよね?
自分が良いと思ったものが良い場合とそうでない場合・・・。
結局どれでもほどほどに釣れてる訳ですから、あまり鵜呑みにしてるとキリがないって事に最近気づきました・・・。
すいません、横道にそらしましたm(__)m
この回答への補足
今まで釣りはやってはいましたがほかの仕事や趣味が忙しくて開店休業のような状態でした。
ちょっと生活が変わったのでまた始めたのですが、ルアーというものの見方も変わっている自分に気がつきました。
昔は魚を釣るための道具でしたが小石くらいのプラスチックの塊が大物を釣ってくれる大きな可能性のように感じていたものです。
今見ると、バルサ50もメガバスもただのおもちゃですね。趣味のキャリアも長引くとメーカーのきれいとは言えない商売の裏側が見えてしまうので、それらの思惑の果てに産み落とされた産物に前のような夢を託せなくなってました。
中高生など最初から客として無視したような価格だとか、大の大人が奪い合うルアーだとか、そうまでしたのに釣れなかった落胆とか。
ちょっと夢とか言うには汚れすぎてますからね。
今回の質問のぶっちゃけた骨子はメガバスが人々が奪い合うまでに狂騒したメーカーになれたのはなぜだろう?ということです。
まっとうに考えればルアーメーカーが人気メーカーになるにはそのルアーが釣れれば良いわけですが、そこが人の世のおかしなところで、そのルアー自体には突出して釣れる能力がなくてもコマーシャルの上手さいかんでは実績に関係なくそのルアーが爆釣ルアーに化けることも多いのです。
個人的な感想を言わせてもらえばバルサ50のビッグラッシュはペンシルベイトとしての性能はそれほどではないと自分では思っています。あとアンクルスミスもそんな感じかな?もっと安くて入手が楽で高性能なルアーはいくらでもありました。でも当時はアレをみんな奪い合うように買っていたんですよね。
自分の家には当時のバルサ50ルアーの評価本があるんですが、部分部分では笑ってしまうような内容が書かれています。
でもその文章に当時のアングラーたちは「釣られた」んですね。
魚釣りというスポーツは命を持った魚と自然が相手だから面白いんです。
理詰めな考え方で爆釣もあるでしょうが、生き物特有の「気まぐれ」に振り回されることもあります。
赤いクランベイトはザリガニに見えるからよく釣れると言いますが、そもそも生きたザリガニは赤じゃないし、アレ?バスって色盲じゃなかった?
それって大の大人が商業誌で言うにしてはあまりにも無責任で滑稽な話です。
けっきょくどれも眉唾です。
前の質問でも書かれていましたが、魚の視覚をかなりな確かさで検査する方法はどうやらあるようです。費用も大きな釣りメーカーにとってはハシタ金でしょう。にもかかわらずこのン十年もの間、魚の視覚・色覚はあるのかないのか曖昧なものとされてきました。
バスプロたちは1冊の本の中で口々に違うことを言い合っているし、末端の釣具関係者は「そういう事は商売のためにあえて曖昧なままにしている」と言ってはばかりません。
でも、釣り人たちがそこを追求しないのは、けっきょく魚が機械ではなく生き物だからです。
実は見えているけど気にしていないのかもしれないし、個体によって違うのかもしれないし、フィールドによって違うのかもしれないし。
そこまで裏事情を知ってそれでも了解しているのならそれこそメディアやバスプロの言うことに右往左往するのは馬鹿馬鹿しいことだと思うのですよ。
セオリー通りにやって釣れなくてもそれはそれで良し。
最近よく聞くルアーのカラーローテーションとか、流行の当たりルアーだとか、なんか虚しいんですよね。
例えば芦ノ湖に毎日通っているとか、そこに住んでて毎日釣ってるとか、そう言う人の言う事を聞くのなら抵抗はないんですが、芦ノ湖で良い釣がしたいのに霞ヶ浦で釣ってるバスプロのおすすめルアーってどこまで信じたらいいのって感じです。
なんか「ルアーローテーション」なんて単語、ゲームのコントローラー操作みたい。
50,60になっても釣りしていきたいな、と思ってる視点から見るとどうも子供っぽく見えちゃって。
なんかカッコよくないんですよね(笑)
PS.
POP-Xはこれから使わせてもらいます。昔は違いましたが、今は幸か不幸かそのへんの爆釣情報がやたらとインプットされてしまいましたので。
以前よりはずっと期待を込めて投げる事が出来るでしょう。
それはそれで楽しみなものです。
なんか前述した事と矛盾してる?
まあ趣味なので勘弁してください(笑)。
No.2
- 回答日時:
いえいえ、色彩のことではなく、形状の話です。
きちんと設計されているのは各社同じだと思いますが、
たとえばPOP-X・・・。
あの口の部分は他のメーカーが真似できない形状なんだと思います。
詳しく知らないのですが、他のには余り付いてないフェザーフックも良いですね、投げて放置でバコバコ出ます。
もちろん、少しアクション付けるとその瞬間に水面を割ります。
いくつかポッパー使いましたが、POP-Xより釣れるポッパーは知りません。
口の部分に秘密があるそうですが、詳しくは知りません。
メガバスは色彩は綺麗ですが、私のエリアではマッディ、ステイン系統の水質なのであまり釣果に影響があるようには思いません。
水質が悪いのでトップ系しか動きが分からないんですけどね・・・。
特にPOP-X系統のポッパーは使ってみてください。
今頃思い出したんですけど、POP-X使ったことがあります。
確か、メガバスブームがピークになっているくらいの頃、「メガバスメガバスうるさい。そんなに釣れるならなんか使ってみるか」と思って一番「メガバス!」って感じのルアーを買ったんですが、それがPOP-Xでした。
カラーリングについては特に思うところはありませんでしたが、カップの造形がなんだか華奢そうで<どっかにぶつけたら一発だな>と思ったのを覚えています。
実釣性能ですが、初めて使ったとき、ガチガチのワームロッドしか持ってなくておよそ1/4オンスのPOP-Xを使いこなせるようなサオではありませんでした。
2~3投して諦めてそれっきりになってしまったと思います。
なにしろ当時はメガバス信仰など知りもしませんでしたので、期待して投げ続ける気もなく、結局帰ってから2軍ルアーの缶の中に放り込んでそのままと言う顛末でした。
きっと素晴らしいルアーだったのでしょうが、メディアに関心もなく無知のせいでPOP-Xには日の目を見せてやる事ができませんでした。
かわいそうなPOP-X。
さっき2軍ルアーの堆積の中から拾い上げてきたところです。
結局、ある種類のルアーを投げ続けるにはなにかきっかけが必要なんですね。
隣の人があのルアーで釣ってたからとか、昨日見たDVDではこのルアーで爆釣してたからとか、メガバスだからとか。
そう思い込ませることによって使用頻度が上がる→釣れる確率が高まる→釣れた実績が生まれる
という事なんですね。
しかしみなさん、そんなに釣れていたルアーが今は何故かタックルボックスに入っていないんですね?
魚は今も昔も変わらないのに、すでにバルサ50は痕跡もなく、ZEALは先日処分、メガバスも淘汰されて、次のトレンドルアーが1軍としてタックルボックスに並ぶ状況だと。
昔の名品が中古屋で叩き売りされているのを見ると不思議に感じます。
釣れるルアーなら持っていれば良いのに。
トレンドを追いかけ続けて次々に新しいルアーを買うのもバス釣の楽しみなのかもしれませんが、自分は「ずっと名品」に憧れます。
新製品を買わないといけないと決まっているわけでもないのにね。
ダーディブルやトビー、ラパラやヘドンは時代が変わっても「釣れるルアー」ですね。俺の中では。
No.1
- 回答日時:
ルアーは仕上げの美しさよりも釣るための要素が重要だと思います。
それがメガバスは高次元に確立されているのが人気の秘密ではないでしょうか?
当時のことは知りませんが、メガバスルアーは昔は高くて入手困難だったみたいですね、最近は投げ売りもされていますね・・・。
また、すべては使ったこと無いですが、飛距離の面でもかなり飛びます。11gのPOP-Xが私のへっぽこキャストでも40m以上飛びます。アクション付かないのでそんなに投げる必要はないですが・・・。
「バスは色盲とも言われ、視覚にはあまり頼らない。特にトップウォーターはバスから見たら逆光になるため、色はあまり重要ではない」
と言う説があり、自分も半ばそれを信じているので、リアルなイミテーションカラーが奏功してバスを釣っているかのようなメガバスのカラーコンセプトにはあまり食指が動きませんでした。
その「釣るための要素」に疑問を感じていた訳です。
>ルアーは仕上げの美しさよりも釣るための要素が重要だと思います。
お言葉ですが、自分の所感ではルアーの外観は6割が釣具屋に来た人間を釣るためにデザインされていると考えています。
故に、
仕上げの美しいルアーでなければ売れない→売れなければフィールドで使われない→使われないから釣れない
と言う循環になっていると思います。
テレホンカード(古い)と一緒です。機能は一緒なのに特別なデザインのおかげでプレミアが付いたりと付加価値が発生するのです。
つまり、魚を釣る基本性能は備わっていて当たり前、かつ人間を釣れる仕上げがなされたものが売れ筋ルアーとなるのだと思います。
「売れるルアー」の定義が上記のものであるわけで、昔のバルサ50、ZEALなどもその原則にのっとっています。(この2社は人間を釣る事に気を取られすぎているように思えますが)
メガバスは上記2社が見過ごしにしてきたイミテーションカラーを売りに販路を拡大したのだと考えています。
その着眼点は外野の自分でも推測ができるのですが、実際に人気メーカーと
なれたのにはどのような努力があったのでしょう?
>それがメガバスは高次元に確立されている
その「それ」の部分を詳しく知りたいのですよ。
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