あなたの習慣について教えてください!!

日経新聞に載った、この教育に関する社説をどう感じますか? 賛成ですか?反対ですか?


私は非常にもっともな意見だと思うのですが。

◆いじめ隠蔽する教育委員会なら要らない
2012/7/22付日本経済新聞 社説
http://asahisyougun.iza.ne.jp/blog/entry/2767294/

同級生から悪質ないじめを受けていた大津市の中学2年男子生徒が自殺した問題をめぐり、市教育委員会の杜撰な対応が強い社会的批判を浴びている。

責任逃れや保身、馴れ合い、都合の悪い事実の隠蔽など、かねて指摘されてきた教育委員会という組織の閉鎖的な体質があらためて露呈したといえる。教委のあり方自体を問い直す必要があろう。

男子が自殺したのは昨年10月だ。学校は全校生徒にアンケート調査を実施し「男子は自殺の練習をさせられていた」といった回答を得て市教委に報告した。

ところが市教委は調査を早々に打ち切り、いじめと自殺との因果関係は判断できないと説明。アンケート内容も明らかにしてこなかった。それが今月になって、遺族が市などを相手に起こした裁判の過程で全容が判明した。さらに、2回目のアンケートが実施されていたことも明るみに出た。

教育長らは記者会見などで釈明を繰り返しているが、責任感の欠如や認識の甘さはあきれるばかりだ。訴訟に対しても、市長がいじめと自殺の因果関係を認めて和解の意向を示しているのに、教委側は歩調を合わせていない。

こうした態度の根っこには、教育委員会という組織が一般行政から独立し、地域の学校ともども「教育のプロ」で固められているという特殊性がある。「教育ギルド」と指摘されるほど排他性が強い。

そもそも教育委員会制度には、素人を委員に起用する「レイマン・コントロール」のもとで、教育の政治的中立を保つという理念があった。しかし実際には教育委員は形だけの存在であることが多く、実務は教育長をトップとする事務局が担っている。

大津市の問題は、レイマン・コントロールがほとんど機能せず、首長部局からも離れて独善的にふるまう教委の実像をあらためて浮かび上がらせている。

教育委員会制度をめぐっては、2009年に政府の地方分権推進委員会が全国一律の設置義務の見直しを勧告するなど、その存在自体を問う声が少なくない。委員が本来の役割を果たせるような仕組みを求める声も強い。

今回のような問題を起こす教委なら、もはや教育にとって害の方が大きい。文部科学省は副大臣を現地に派遣するなど異例の態勢で臨んでいるが、本当に必要なのは制度の抜本改革である。

A 回答 (4件)

 まぁ、気がつけばみんな忘れて同じ事の繰り返し。

過去何度起きている?それは批判だけして解決策を考えるまでは行くけど、そこから止まっている。
 全部の教育委員会とかんがえないで、対策をしている所などの情報交換を密にすること。どうみても連携が取れていない。それぞれ独自の考えがあるし、そこから変わらない。

 ただ、現場から離れているので現状を知らない状態。自分達の経験とかになるし、一度成功したらそれが続く事も有る。

 学校には保護者のチェックが入るけど、そういえば教育委員会に対しての評価のアンケートなどしたことないね。実態が見えない事も独自に動く状態に成るのかなぁ。
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市町村教育委員会は実質的に文科省の末端組織だから、日経社説が


賛成でも反対でもありません。

大津市の教育委員会を指弾するなら、まずはいじめに関する文科省の

積年の姿勢から問わねばならない。又制度の抜本改革と抽象的に言う

だけなら意味なし。たとえ教育委員会を無くしても、文科省は学習指導

要領に基づき中央の方針を末端の学校まで徹底させるための代替組織を

持つだろう。次に首長や議会の思惑も大いに関係する。教育委員を推薦

承認した責任と、苛めを認める事即多額の慰謝料を懸念するからだ。

彼等の思惑は彼らを選出した有権者の責任だと言える。地域社会や

PTAがいじめ撲滅にもっと積極的にならねばだめだ。
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非常に難しい問題ですね。


社説の「教育委員会」が教育委員を指すのか、事務局を指すのか
両方を指すのか分からないので、一般的な話になってしまいますが少しだけ・・・。

教育委員会は、問題が起こったときに学校現場を直接監督・助言する立場であると同時に、
設備の管理や教育課程等教育の方向性のガイドラインを定める立場でもあります。
前者は一般的な感覚を持ち、大局的な視野を持てる人間が望ましいですが、
後者は学校の実情をよく知る人間でなくては務まりません。

国の機関の「官僚と政治家」の関係を見れば一目瞭然ですが、
教育委員会の事務局(教育を専門としているいわば「官僚」)と
外部から呼ばれた名誉職的な意味での委員(専門とは言えない人もいる「政治家」)では、
どちらが強いか・・・。

本来の役割を果たせるような仕組みづくりを実行できるものなら是非やってもらいたい。
自浄効果が期待できない、けれども外部からの要求では「何言ってるんだ?」で終わってしまう程度。
国レベルでもすったもんだしているのですから、
地方レベルでは(注目度も低いし)現状を変えるのはさらに難しいでしょう・・・。
教育委員会を解体する・ありかたを変えるすべがない、というのが現状だと思います。

ゆえに、批評をする立場の「新聞として」はこの社説は正解だと思います。
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この社説を読んでると肝心の子供なんてどこにも居ないような感じを受けますね。

教育委員会?そんなもの子供には関係ないですよ。そんなものを意識して学生時代を過ごしてきましたかみなさん。
それでもいじめられる子はいじめられるし、いじめられない子はいじめられない。そういうものですよ。
たとえいじめがあったとしても、人の自殺を教育委員会が止められるとは全く思いません。そんなもの充てにしているような学校なら行かないほうがましです。
問題はそこにあるのではなく、これは既にいじめではなく犯罪だということ。昔のように悪ふざけがエスカレートしているのではなく、マスコミを騒がせたい、世間を騒がせたい、こいつを殺したい。だからいじめてるのです。つまり罪を犯すべくして犯していると認識しているわけです。
こういう生徒は犯罪者の素養があるわけで、これは警察の介入しかないのですよ。アメリカなんかで銃を乱射する生徒と同じ。たまたま銃を持ってないから撃たなかっただけです。
教育委員会なんか出る幕ではない。隠ぺいしようがごまかそうがいいじゃないですか。どうせ何もできないんだから。
教育委員会は学力向上しか考える必要なし。何を期待するか?新聞屋なんてもはやエリートでも何でもないんで。読むだけ無駄です。2ちゃんねるでも見てたほうが役に立つと思いますよ。
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