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スカパーで世紀の戦車対決:湾岸戦争73-イースティングの戦いという番組があったのですが、
なぜに湾岸戦争で有る程度まとまった数の戦車戦が起きるのでしょうか?
1両とか2両だけどっかに隠してあったのが突然出てきて攻撃してくるとかならまだありそうなのですが、戦車が砂漠のどこかにまとまって陣地を作っていて、双方が打ちあうというのはどうも腑に落ちません。

開戦前に相手の戦車部隊の位置を常に監視し、陸上侵攻をする前に航空攻撃で徹底的に相手の戦車を叩いてから陸上侵攻するものではないのでしょうか?

A 回答 (7件)

開戦前に相手の戦車部隊の位置を常に監視し、陸上侵攻をする前に航空攻撃で徹底的に相手の戦車を叩いてから陸上侵攻するものではないのでしょうか?




アメリカ側がイラク側のの配備を事前に補足して叩けたのは、イラク戦争(2003年)の段階。
理論的にはできるはずだ!と少ない正面武装での侵攻を主張したのが ラムズフェルドで、現役の軍人たちは湾岸戦争レベルの準備を要請したが、ラムズフェルドに押し切られt。
※ 現場の軍人というのは、意外と保守的で、文官のほうが新兵器とか新手法が大好きです。実際に命張る人間とはらない人間の違いかなな

この回答への補足

御回答ありがとうございます。
そもそも湾岸戦争の時代は、アメリカ側はイラク側の戦車の配備状況を把握することが技術上できなかったということでしょうか?

補足日時:2012/08/15 14:16
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湾岸戦争では 主さんが言う常套手段が使えなかった…



戦術の違いです
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そもそも湾岸戦争の時代は、アメリカ側はイラク側の戦車の配備状況を把握することが技術上できなかったということでしょうか?



アメリカ軍のプロパガンダとして、湾岸戦争ではめちゃくちゃハイテクで、ピンポイント攻撃をした・・・なんて言っていますが、あれはうまくピンポイント攻撃ができた成功例を見せていただけ、湾岸戦争とイラク戦争との間には大きな技術上の進化があります。



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%B5%E5%AF%9F% …
現時点で人工衛星による解像度が 50センチ程度
解像度50センチというのは、簡単に言うと、50センチを一ドットとして地図を書くようなものです。
こっちは、湾岸戦争の前から実装。
日本の自衛隊が打ち上げるのもこのレベル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%83%85%E5%A0%B1% …

光学系の方が分解能のいいのですが、曇天とかによわいのでSARで電磁波でも観測します
※ なので 情報収集衛星では 光学系とレーダ系でセットになります

人工衛星ですと、短くても数時間に一回観測対象上空に来るときにしか撮影機会がないので、偵察機が戦術的にはメインになります。数時間も立っていれば、敵は移動してしまいます。

米軍の偵察機で言うと
http://ja.wikipedia.org/wiki/RQ-1_%E3%83%97%E3%8 …
1996年からの本格導入
http://ja.wikipedia.org/wiki/RQ-4 こっちが航空機でイラク戦争あたりがデビュー戦
「SARスポット・モードでは30.5cmの解像度」
上記を、簡単に言うと「この辺にいそうだから、じっくり見ろ!」「30.5センチ×30.5センチが パソコンの画面の 1ドットになる」ということです。

なんとなくの戦争映画とかで見せられる写真は、細かいようですが、実際の戦争に使われているカメラのレベルは上記のレベルです。
※ 攻撃後の状況を見るために撮影する写真などは高密度です、なんせ破壊された場所が特定されているので、高性能のカメラを使えます。ところが戦術的に使うときには、どこにいるかわからないので、ものすごく広い範囲を短時間に収集する必要があるので、カメラの精度は上記くらいが実用的となります。

※ 人工衛星での分解能50センチというのは、ナマの写真が50センチの分解能というのではなく、コンピュータ処理した結果として50センチの分解能になる(コンピュータ処理している時間がかかる)ということになりますので、これも戦争の現場では、あまり実用的でない。細かい写真情報が出てくるときには、数時間後で、対象物が移動している可能性が高くなりますので。

30センチとか50センチの分解能でも無人偵察機を バンバン飛ばして、リアルタイムで画像処理をして前線の部隊に情報を提供できる・・・といのは、すごい話で、イラク戦争でようやく実用化された。

※ 前の回答にも書きましたが、現場の軍人は実証された兵器でないと信用しませんので、文官のラムズフェルドが OK OK 大丈夫 と推進しています。
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この回答へのお礼

戦争近くなると相手の機甲師団を常時衛星で監視してるのかと思っていましたが、なかなかそうはいかないんですね。
御回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/17 08:27

漫談とおもって聞いてください。



湾岸戦争のときにかぎらず、航空攻撃は戦車だけを攻撃するわけではありません。たとえば、目標の中には司令部があるとおもわれる建物も、やはりいれるわけです。

この「おもわれる」が曲者で、おもった通りに相手がいてくれなければ、完全に無駄になります。しかし、いるかもしれない、ので、攻撃しないわけにも生きません。

この理屈で考えると、戦車も重要ですが、その戦車を生かすための補給ラインの要である、橋、交差点、舗装道路、トラック集結所、飛行場、浄水場、発電所、放送局なども重要なターゲットになります。
これらは基本的に地図に載っている社会インフラで、動きません。
なので、こういう施設を攻撃する方が航空攻撃の効果があるわけです。

ただ、戦車がいそうなところにクラスター爆弾まいたりはしました。しかし、それによる効果はイラク喪失戦車の数パーセントにすぎなかったといいます。つまり、あな掘ってもぐり込んだ戦車に、爆弾を命中させるのは難しいことなのです。

散らかった部屋を走り回るゴキブリに、野球のボールぶつけて殺すのは、難しいことです。なので、ゴキブリをどうにかするには、

いなくなるまでガマン(これも正しいやりかたです)



出向いて直接的方法で殺害

となります。

そして、敵戦車を残したまま味方戦車主力が前進してしまうと、残った敵戦車が味方後方部隊に対して攻勢にでることが出来るようになってしまいます。すくなくとも、そのような「脅威」があるとわかった瞬間、味方後方部隊の機能は、実質的にマヒします。敵戦車が現れなくても、

「敵戦車が『この辺を』行動していて、自分たちを攻撃する可能性がある」

軍人もお役人です。これだけのリスクがあったら、味方戦車でこの脅威を取り除くまでは基本的に行動しないでしょう。

戦車に対抗するためには戦車が必須なので、結局、敵戦車を味方戦車で補足し、攻撃・殲滅することが必要となり、その一環として戦車同士の戦い「も」おきるわけです。
味方戦車が敵戦車を補足したら、航空機を無線で呼ぶのももちろん「あり」なので、一環と書きました。
航空機を呼べない状況も、もちろんあるでしょう。そうなれば、戦車同士の戦いがおきます。
73イースティングでは、地形を利した待ち伏せにより、そのような状況をイラク軍が創り出したわけです。

航空機でケリがつけば、それはすばらしいです。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/17 08:28

 イラク戦争のときは、イラクの共和国防衛隊、特別共和国防衛隊の戦車部隊が市街地に篭って、引きずり出すのに米軍がありとあらゆる手段を講じたと思っていたのですが…。


 (現代では米軍は幾ら敵国とはいえ、民間人の被害を無視した都市の大規模空爆は世論の問題で出来ないかと…。)

 あと、イラク戦争でもB-52とかの空爆を受けた陣地でも、対空機銃とかが僅かに生き残り、それがAH-64Dアパッチ33機による対地航空攻撃を無力化してしまった事も有ります。
 (現代なら、歩兵の携帯対空ミサイルなどがドンドン進化していますから、航空攻撃は危険度が増して行きます。)

 また、現代の擬装(最新の擬装法をフルに活用すると、写真などで此処に居ますよと印をうたれても、分らない位背景に溶け込みます。人間の首から下に施すと、首だけ空中に浮いている様に見えるという心霊写真状に…。)や、第二次大戦当時に北アフリカ戦線などで多用した地中に埋めておくと言うのは衛星や航空偵察に対して現代でも十分有効ですし…。
 (半地中陣地をめんどくさいからと、米軍がそのまま中に兵員が居るのに生き埋めにした事も有りましたし…。)
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/17 08:29

 制空権を得るため(携帯ミサイル、SAM)等の事前攻撃の為の歩兵、戦車が必要不可欠



 戦車だけでは不十分なので歩兵がサポートします

 WWIIでも常套手段でした。

 SAM等を地上掃討した後は完全制空権掌握に向け対空戦闘機が向かいます

 これは朝鮮戦争、ベトナムでも実行され効果ある戦術でした

 補足、イラク側主兵力はソ連製であったため、MIG25Kによる高高度28000m、マッハ3.5の速度での偵察を

 試みています、MIG25 実効速度マッハ2.83は公式発表であり最大能力ではない 異論があるかもしれないが

 搭乗していたのは同じ部隊の高高度偵察機であったことから非公式に実行されています

 私が異国人であり日本語を話せるかは家族に日本人がいたからです

 みなまで言いますと、問題なのでここらで控えます

 
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/17 08:29

クウェート戦域内のイラク軍戦車:4280両


損耗:総計3847両
→空爆によるもの1685両
→地上戦によるもの2162両


多くの戦車は偽装、隠蔽で生き残り戦っています。
あのような砂漠地帯の偽装が難しい所ですら、そうなのですから
森林や山間部が多い土地で戦争が起これば、一層多くの戦車が生き残れるでしょう。

それに、歩兵や軽装甲車が搭載する、対戦車火器の向上と同じように
地対空ミサイルなど対空火器の性能も向上している事を完全に失念しています。
地上兵器を完全にワンサイドゲームで片付けるのは非常に困難に成りつつあるのも事実です。
基本的に穴でも掘って上から土でもかぶせれば空から戦車を見つけることは困難になります
熱探知が使えるような高度で飛べば下から地対空ミサイルが飛んできます・・・・。

ある戦いでは数日間の爆撃で数台の戦車しか撃破出来なかったのに
地上戦を行ったらたちまち30台を撃破したケースもありました。

結局最後は地上決戦しかありません。
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この回答へのお礼

なるほど視認できる高度や熱誘導が使える高度だと対空ミサイルで打たれる、高高度だと相手を見つけられないわけですか。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/17 08:46

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