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若くして旅をせざるものは、老いてのち何を語るや

上の文、名言としてたまに引用されるのを見かけますが、一体はじめの出典は何になるのでしょうか?
ネット検索では、中国の古典(具体名が挙がらない)、ゲーテ、開高健、と情報が錯綜しており、はっきりしません。
日本語としてニュアンスの違ういくつかのヴァージョンがあるので、多分元は外国語だとおもいますが。

わかる方いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。

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A 回答 (2件)

ネット上では次のように出典を明らかにしないままの転用ばかりで、伝聞情報ばかりのてんで勝手な書き込みになっていますので、ここでは出典・引用を列記してみました。



「その言葉は孔子だったか孟子だったかショーペンハウエルだったかは忘れたが…」
http://d.hatena.ne.jp/satorw/20070101/1167582850
「…という中国の名言がある。狂言にも引用されているそうだ。」
http://www.area-best.com/osaka/danwa/107.html
「…そう語ったのは確か、哲学者ゲーテであったと記憶するけれど、」
http://blog.goo.ne.jp/himawarism777/e/b26d5927b7 …

「若いとき旅を致さねば、年寄っての物語が無い(狂言記外編・今参)」
(引用:「日本のことわざ 下」朝日文庫)
「若いとき旅を致さねば、年寄っての物語が無いと被仰るるに依て(虎寛本狂言・今参)」
「若い中(うち)に旅をせねば老いて噺なし(譬喩尽-2)」
(引用:「ことわざ大辞典」小学館)
「若い時旅をせねば老いての物語が無いと申すに依つて(狂言・薩摩守)」
「出家と申すものは諸国を修業致さいでは年寄って口がきかれぬ(狂言・ろれん)」
(引用:「故事ことわざ辞典」東京堂)
「若い時旅をせねば老いての物語が無いと申すに依つて(狂言・鼻取相撲)」
(引用:「故事成語諺辞典」明治書院)
以上の4書(2書は省略)に挙げられ共通なのは「狂言・今参(いままいり)」です。何れにせよ狂言には好く使われる言い回しだったのでしょう。

このように出典が我が国の室町期に記録されていることからして、少なくとも「中国の古典」以外は当たらないことになりましょう。

「旅という語は、「賜」の意味を持つ「たぶ」(四段活用)の名詞形と言われている賜び、給えということで、古く漂泊の徒が行く道々で交易を申し込む習慣に由来する。旅がつらいものであったことは、「万葉集」以来の数々の作品に記されているが、「旅といへど真旅(またび)になりぬ」(「万葉集」)とあるのは、長旅のことであった。」(「総解説 世界の故事・名言・ことわざ」自由国民社)
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この回答へのお礼

自分はこの文言の「旅」のイメージよりも、「語らん」「物語」といった部分の方が引っかかってました。
自ら情報発信する老人像を想定してるところが、ものすごく新鮮というか情熱的な感じがするからです。
当時、新しい表現者、情報発信者だった狂言師にはピンとくる文句だったのかも知れませんね。
大変有用な情報、ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/11 20:41

開高健は、ゲーテが好きで、旅人という釣本の帯に


「若き日に旅をせずば、老いての日になにを語る」と書きました。
なので、少なくとも開高健が最初ではありません。

「若くして求めれば、老いて豊か」という言葉は
ゲーテの"Maximen und Reflektionen"「格言と反省」から
引用されているそうですが、訳し方が違うだけで、
開高健が引用しているものと同じ原文なのかもしれないです。

数え切れないくらいたくさん引用されているのに、
誰がいつどこに記した言葉から始まっているのか辿りつけないというのは
なんだか不思議なものですね。中国の古典なのかはちょっと分からないです。
確かじゃなくて申し訳ないですが、参考までに。
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この回答へのお礼

少なくとも、「開高健」の名前が挙がってくる具体的な理由が分かって、よかったです。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/11 20:17

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