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高2です。
子どものころから本が好きでしたが,読書感想文が書けません。

最近読んだ夏目漱石の短編集は,どれも面白くてすらすら読めました。
ですが,感想を書くとなるとフリーズしてしまいます。
友人に相談したら「思ったことをそのまま書けばいい」と言ってくれましたが,
おもしろかった!しか思いつきません。

現代文のテストに作者の気持ちを述べよとか,この夜空は何を表しているのか,とか読解の問題がありますよね。それも苦手です。

巻末の解説を読むと,気が付かなかった暗喩や心情の描写が多いのにびっくりします。

感想文を書くためには,どうやって本を読んだらいいでしょうか。

A 回答 (4件)

読書感想文とは、「本の感想」を書く作文ではない。


では、何を書くかというと、
http://www2.ocn.ne.jp/~kansobun/
http://www2k.biglobe.ne.jp/~onda/  参考だヨ。
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この回答へのお礼

とてもわかりやすいサイトでした。
おもしろいくらい原稿が埋まります。感謝です。

お礼日時:2012/11/10 14:18

>子どものころから本が好きでしたが,読書感想文が書けません。



中高生の頃、私も読書は好きだったのに、読書感想文だけは大の苦手でした。

特に高校の夏休みの宿題の一つに読書感想文(40字詰め原稿用紙3枚以上)があり、原稿用紙2枚分はなんとか小説のあらすじで埋めたものの、他に何を書いたらよいのかが分からず、仕方なく、3枚目の冒頭に「以上を読んで感動しました」と書いて結んだものです。

で、その後は校内読書感想文発表大会と決まっていて、優勝者や上位者の発表を聴いていても、どれもこれも歯が浮くような美辞麗句を駆使し、恥ずかしげもなく偽善的な綺麗事を並べ立てているようにしか感じ取れず、「あんな真似は自分には到底無理だ!」と負け惜しみ半分で自己正当化していたものです。

>友人に相談したら「思ったことをそのまま書けばいい」と言ってくれましたが,
>おもしろかった!しか思いつきません。

私も国語の教師から、事も無げに「思ったことをそのまま書けばいい」と言われたのを覚えていますが、当の教師自身にも、自分がどれだけ非現実的なことを無責任に生徒に放言しているか?という自覚は全くなかったのでしょうね。

もっとも、友人の場合、意外にも《素直に思ったことをそのまま書いた》つもりでいたのかもしれませんね。
ただ、彼等とて、それが本当に《自分の思ったこと》の素顔、本当の裸形だったのか?というところまで突き詰めて考えたかどうかとなると、ずいぶん疑わしいところです。

私が思うに、本当に《自分の思ったこと》を書ける人がいたとしたら、その人は間違いなく《天才》でしょうね。
なぜなら、《自分の思ったこと》を書くのは難しいどころか、それ以前に、《自分の思ったこと》の本当の正体、素顔を正確に知ること自体が、私自身の経験からしても、たいへん難しいことですから。

その点、たとえば、しばしば「私的には~」とか、「あくまでも私の個人的見解にすぎませんがおっしゃる方がいますが、そういう言い方をする人ほど、その人固有の「私的」な考えや「個人的見解」など持ち合わせず、実際には世間に流布する俗説、常識の受け売りを《自分の思ったこと》と思い込んでいる例が多いですよね。

>感想を書くとなるとフリーズしてしまいます。

質問者さんに限らず、自分の本当の「感想」をより正確に表現しようとする人ほど、それが絶望的なまでに困難であることに気付かざるを得ない、つまり「フリーズ」せざるを得ないと思いますよ。

ただし、「夏目漱石の短編集は,どれも面白くてすらすら読めました」とある以上、必ず《面白い》と思った瞬間に漱石の文章と質問者さんとが一種の衝突なり、交錯なり、化学反応なりをしたことは確かです。
さらには、そのとき、質問者さんを《面白い》と思わせた《原因・理由》が必ずあったはずです。
とすれば、「この《原因・理由》は何か?その正体は何か?》と自分自身に問い掛け、その答えを書けば、これが「読書感想文」になるとお考え下さい。

>現代文のテストに作者の気持ちを述べよとか,この夜空は何を表しているのか,とか読解の問題がありますよね。それも苦手です。

こういうのは、予備校講師の経験者として申しますが、単なる受験対策レベルの小手先の技術にすぎませんから、ゲームの攻略と同じく、練習、要領だけの問題にすぎません。

>巻末の解説を読むと,気が付かなかった暗喩や心情の描写が多いのにびっくりします。

としたら、失礼ながら、質問者さんの読書が、言葉の意味やストーリーを表層レベルで《分かる》ところで満足するだけに終わっているかもしれませんね。
言い換えると、質問者さんがもっと深く言葉と衝突、交錯し、もっともっと考える余地があるのに、それを無視、軽視している恐れがあるということです。

本当の意味で《分かる》というのも、《面白い》というのも、もしかして《分かれば分かるほど謎や疑問が深まったり、増えたりする》ことかもしれませんから。

私の場合、以上のようなことに少しずつ気付き始めてから、それは大学に入ってからのことですが、徐々に「読書感想文」を書くのが面白くなりました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。頷けるところが多かったです。
感情を言葉にするのも恥ずかしいと思ってしまうし,
読書自体も,たしかに浅いところしか見てなかったと思います。
同じ本を読んでいても,読書家の話はついて行けませんでしたから。

本の読み方が変わりそうです。

お礼日時:2012/11/10 14:24

「感想文を書くため」



と思って本を読むのはもったいないですよ。

まずは純粋に本を最後まで読んでみましょうよ。

どうしても読書感想文が書けない、なにを書いていいのかわからないという場合には、他の人の書いた内容を参考にするのは、しょうがないけど、一つの手だと思いますよ。思い悩んでしまうよりはいいです。

このようなサイトを参考にするとよいと思いますが、どうでしょうか。

http://www.dokusyokansou.com/
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この回答へのお礼

たしかに,まずは純粋に本を楽しむべきですね。
紹介してくださったサイトはただ読むだけでもとても面白いです。ブックマークしました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/10 14:27

まず「思ったことをそのまま書けばいい」そう教えちゃうのが今の国語教育が陥っている最大の誤りであることは知っておいて欲しい。



そんなの極論したら「お腹すいた」「女の恋にもてたい」「ラクしてお金儲けしたい」なんて聞きたくもない人間の邪なところばかりだ。そんなの他人が聞きたいことじゃないよね?
日本にはそういう事ばかり書いていた私小説というジャンルが昔流行って、そういうのを読んでいたヒトたちが今の国語教育のルールを作っちゃった。
だから「思ったままをそのまま書け」と教えちゃう。

でも実際のところは一番重要なのは「メッセージ」だ。一言で言える「書きたくて、伝えたくてたまらないこと」だ。
夏目漱石の短篇集はとてもおもしろかったんだろう? きっと「他の人もぜひ読んで欲しくて」「それを共有したい」んだろう?
ならその「メッセージ」を「全く夏目漱石を知らない人に伝えるつもり」で的確な言葉で的確な構成で伝えるべきだ。

ちょっと古い本だけどいい本を紹介しよう。
野口悠紀雄 「超」文章法
いい本だよ。
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この回答へのお礼

>でも実際のところは一番重要なのは「メッセージ」だ。一言で言える「書きたくて、伝えたくてたまらないこと」だ。

驚きました。核心をついてるというか・・・感想文ってそういうものですね。

お礼日時:2012/11/10 14:30

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