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望遠鏡の焦点距離は鏡筒の長さとレンズの倍率によって決まりますか?
また焦点距離が高い場合は何が有利で何が不利なのでしょうか

A 回答 (1件)

>望遠鏡の焦点距離は鏡筒の長さとレンズの倍率によって決まりますか?


????
焦点距離は主レンズや主鏡によって決まります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%84%A6%E7%82%B9% …
小学校か中学校の理科で習うはずだけど…

鏡筒の長さは焦点距離に合わせている場合がほとんどだし、倍率というのは主鏡の焦点距離と接眼レンズの焦点距離によって決まります。
カセグレン式等の場合は、鏡筒の長さと焦点距離は一致しません。


>また焦点距離が高い場合は何が有利で何が不利なのでしょうか
「焦点距離が高い」とは言いません。
焦点距離は「長い」とか「短い」といいます。
有利とか不利という問題ではありません。
接眼レンズを同じ物を使用した場合、焦点距離の長い望遠鏡なら倍率が高くなり、焦点距離の短い望遠鏡を使用したり倍率が低くなるだけです。
倍率は「主鏡の焦点距離÷接眼レンズの焦点距離」で求められます。

で、有利・不利が関わってくるのは「口径」です。
望遠鏡の場合、口径が大きいほど解像度が増します。

国立天文台などの大きな天文台で使われている天体望遠鏡がナゼあんなに大きいのか…
遠くの(小さく見える)ものを詳細に調べたいからでっかい望遠鏡を使用しているのです。
※倍率もそうですが、高い解像度と集光力が必要だからでかい。


天体望遠鏡が発明されたばかりの頃はレンズの研磨技術が未熟なために、大きい主レンズを作ることができませんでした。
そのため、遠くの天体を詳しく観察するために倍率を上げる必要があるのですが、そのためにとった手段が「焦点距離を長くする」こと。
文献のなかには焦点距離が20mも30mもある屈折望遠鏡が記録として残っていたりします。
しかし、口径が大きくても10cmとか15cmしかないのに焦点距離が1,000cm以上となるとF値がとても暗いものになってしまうので、月や木星などの明るい天体しか観測できなかったと思います。
その他に色収差も問題となり、遠くの小さい天体を詳細に観測できなくなってしまいます。
そのため、反射望遠鏡が発明されたときは画期的でした。何しろ、屈折レンズ特有の色収差が全く無いんですから。


と、ここまで説明すれば「天体望遠鏡の有利・不利」ってナニか、何となくわかりますよね?
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この回答へのお礼

焦点距離、初歩的なミスでした
ただ、長いと倍率が高くなるというのはわかりました、ありがとうございます

お礼日時:2012/10/25 22:12

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