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電子書籍はどのように浸透していって
広がっていったのでしょうか
メリット、デメリットも教えて下さい

A 回答 (3件)

少しは浸透しているのでしょうが、普及しているとはとうてい思えませんし、今の状態では未来も感じられません。

ネットを検索していると、「日本で電子書籍が普及しない理由」というレポートを書いたサイトが、いっぱい出てきます。

とにかく、どんなに優れた電子書籍ビュアー(キンドルみたいなもの)が出てきても、日本ではコンテンツがほとんどありません。これから作っていく本ならよいのですが、過去の本は、日本の著作権を変えない限り、簡単に出すことができません。

電子書籍だからといって、紙の書籍より特別安いわけではないし、同じ価格の場合もあります。それでコンテンツがほとんどないとなれば、ユーザー側のメリットがほとんどありません。

Amazonは初期段階で6万点の電子書籍を用意しようとしたが、実際は3千点程度のコンテンツしか用意できなかった? これじゃ、無理でしょう。

出版社側にはもっとメリットがありません。紙としてデザインした本が、ワンタッチで簡単に電子化できるわけではないし(かなりの手間がかかる)、出版するにも途中でかなりのマージンを吸い取られます。著作権の扱いが非常に難しく、原稿、写真、イラストなど1つ1つをクリアしていかなければなりません。むしろ、現時点では電子書籍には否定的になっている出版社も多いのではないでしょうか。

ライターにも負担がかかります。消費者にとっては、デジタルコンテンツのアップデート(改訂など)は、無料が当たり前という考えでいると思いますが、出した本のフォローをライターや出版社が無料でやるのか?といえば、そんなのやってられないと言っている人がいました。紙なら新しい本として出すのでライターにも出版社にもメリットがありますが、電子書籍の無料アップデートですませようとすると、とても採算があうものではありません。

いろいろ考えると、いまの時点、いまのような流れ、いまのようなコンテンツだと、日本での電子書籍は、普及には至らないでしょうね。そこまでみんなが苦労してまで、誰もが液晶を手にして本を読むとは思えないです。


ただ、このような問題点をクリアできるようになったり、電子書籍ならではのコンテンツが生まれてくれば、それを引き金に爆発的に普及することはあるかもしれません。アイデア次第でしょうか。
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メリットとしては本棚などの置き場をとらない他に、持ち運びという面で考えられます。


スマホでも専用端末でも、メモリの容量さえあれば、何百冊という本をまとめて持ち歩くことができます。
したがって、気分次第で外出先でも読みたい本を読めます。
片手で操作できる端末なら、混んでいる電車内でも読めます。
その代わり、電池切れになると読めないのがデメリット。
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デメリットばかりというのもなんなので、私からはメリットを列挙します。



<ユーザーのメリット>
・本の置き場所に困らなくなる。
・「絶版」の概念が無い、売り切れもない。
・ネットワークにより24時間いつでも手に入る。
・都会にある大型書店にしか置かないような本も手に入る。

<出版社のメリット>
・印刷をしなくてもいいこと
 紙の本を出版する場合には、その本を印刷するための資金が必要になります。
部数を多くしたければ、大きな資金が必要になります。弱小出版社であれば金融機関からの融資が必要ですが、それには利息がかかりますので、それなりに売れないと経営は苦しくなります。また、返品があると、その置き場所にまでコストがかかります。電子書籍の場合はデジタル化とコンテンツ管理のコストだけがリスクとなりますので、印刷をしないというメリットは大きいと思います。

しかし!これは「電子書籍が普及している」ことが前提となります。実際ユーザーからみても欲しい本が電子書籍化していないということがあります。また、出版社からみると、出版にかかった資金を回収するためにもそれなりの売上が欲しいですから、やはり紙の本を出すことになります。

それから、最大のデメリットとしては、電子書籍の購入には通常クレジットカードが必要です。これは子供やカード決済に不慣れな方(特に高齢者)には不向きな仕組みでもあります。普及が進まない要因の1つかもしれません。
やはり普及には電子化の本をもっと多くしたり、絶版した本を電子化するなどの工夫が必要と思います。
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