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エンジンオイルのグレードはSG以上であれば、レースでもしない限り
まったく問題ないと聞きました。粘度については冬場であれば、
10Wより小さいものが良いそうですが、変わるのでしょうか?

A 回答 (3件)

>グレードはSG以上であれば


API規格と言います。
このグレードは品質規格ですから、環境性能と考えて良いです。
ですから、普段使いであれば大きな影響は無いと思います。

>10Wより小さいものが
こちらはSAE規格と言われ、粘度指数を示します。

10wの指数だと、外気温-20度のところでも使えます。となっています。
5wだと-25度、0wは-30度です。
と、いうことで、寒くなっても流動性が維持できると言うことですね。

水の中を泳ぐのと、ドロの中を泳ぐのでは、固いドロは疲れますよね。
同じことで、冷えて固くなったオイルだと、機械の抵抗になって燃費が悪くなったり、回転が重くなったりします。
温度が上がれば、柔らかくなりますから同じことですけど。

高温側の指数の場合、温度が高くなっても油膜を維持できると言うことです。
高出力エンジンは排熱も高くなる傾向があります。

0w20などのオイルが使われますが、外気温35度を超えると厳しいオイルと言うことになります。
このオイルをレースで使うと、排熱を受け止めきれません。油膜が維持できないと言うことですね。
40になると、外気温55度までいけます。 エンジンの排熱が高くても、油膜を維持することが出来ます。

そこまでエンジンの熱が上がらないエコカーや、ファミリーカーでは、燃費が重要ですから0w-20や5w-30で十分なんです。

基本的にこの辺を使う理由は、オイルの抵抗を減らして燃費を稼ぐためのものです。

ただし、古い車に低粘度オイルを入れると、パッキングから漏れ出すことがありますから、無理に使わない方が良いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
よくわかりました。

お礼日時:2012/12/08 22:21

>エンジンオイルのグレードはSG以上であれば、レースでもしない限り、まったく問題ないと聞きました。



その通りですね。
EU諸国の車でも、スタンダードクラス以上のエンジンオイルが指定です。
ただ、最近はSH・SJ・SMクラスが主流になっています。
SGクラスは、徐々に見かけなくなりましたね。
でも、SH・SJ・SMクラスの販売価格はSGクラスと大差ありません。^^;
私の場合(ドイツ車)、超円高の恩恵をうけるのでアメリカ産エンジンオイル(SJ)を数年前から用いています。
※この会社。以前は、モービルにエンジンオイルを卸していました。今は、米国シェル石油のグループ会社です。
4リットルで、特売価格1200円(税込み)! デフレ日本では、庶民の強い味方です。

>粘度については冬場であれば、10Wより小さいものが良いそうですが、変わるのでしょうか?

シングルグレード(単粘度)で言えば、若干変わりますね。
ただ、人間の感覚では「はっきりした変化」は分からないでしよう。
10Wという粘度は、外気温がマイナス20度からプラス10度まで対応できる事を意味しています。
5Wという粘度だと、マイナス30度からマイナス10度まで対応できる事を意味しています。
最近の車種は、「エンジン毎に、メーカーが粘度指定」を行なっています。
出来れば、指定の粘度が安全です。

余談ですが・・・。
化学合成油仕様のエンジンでなければ、化学合成オイルを用いては駄目ですよ。
多くの場合、オイル滲み症状が発生しています。最悪の場合、オイル漏れとなります。
何故なら、化学合成油は「高い吸湿性+高い浸透性」を持っています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2012/12/09 12:23

「10Wより小さいものが良いそうですが」



何に関して良いのかハッキリさせてほしい
燃費?走行性?耐熱?イメージ?

粘度特性が低ければ、それだけ抵抗が小さいから燃費的には良いのかも知らん
でも、オイル皮膜がそれだけ脆いという意味でもあり、オイル粘度の抵抗は減少しても金属同士が擦れる事にも繋がる

結局はエンジン事に定められた粘度特性を使用するってのがセオリー
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/08 22:22

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