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という慣用句があると思いますが、語源はなんでしょうか。
若い女性を引っ掛けようと目論む中年親父、あるいは、権威におべっかを使って取り入ろうとする腰巾着などが使いそうですが、気色悪いことこの上ない表現であることは確かですよね。
しかし、歯が浮くとなぜ気色悪いのか・・・。
ちょっとだけ検索してみましたが不明でしたので、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。
  

A 回答 (2件)

記録としては、少なくとも戦国期には遡れそうです。



「Faga iru (歯がいる)(「い」の漢字は偏「歯」+旁「所」) 歯が浮く。
Faga vqu (歯が浮く) 歯が浮く、または、ぐらぐらする。
Faga yurugu(歯が揺ぐ) 歯が動く。」(「邦訳日葡辞書」岩波書店)

「(1)歯の根がゆるむ。また、すっぱいものを食べたり、不快な音を聞いたりして、歯の根もとがゆるむように感ずる。「鎌いれて葉のうく音やとくさ刈 <西羊> 「古今俳諧明題集─秋」宝暦13(1763)年」(「ことわざ大辞典」小学館)

「歯の浮きたるを直す薬
歯の浮いて痛みを覚ゆるときは、南天の葉を煎じて口に含むべし。又松のみどりを蔭乾したるを煎じたるを以てうがひするも可し」(「日本商工通信社秘伝書」大正5年 67頁:38/83)
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/908593/38

歯が浮かない丈夫な状態は、どうやら「歯が立つ」となるようです。

「歯の浮く世辞」といった転化・応用例の初出は特定できませんでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
大変参考になりました。

お礼日時:2013/02/07 15:41

歯が浮く辞書には成句となっていました。


歯の根が緩む、酸いものを食べて、歯が浮き上がるように感じる。その不快感を
軽薄できざな現行を見聞きする不快感に例えた。
成句とは2語以上の結びつきが習慣的に固定しあるきまった意味を表す句
腹を割る、目が高い 口が上手 腹が据わる のように身近な体を使った例えでは
ないかと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

軽薄できざな現行を見聞きする不快感=歯が浮き上がるように感じる。その不快感

という等式を誰が考えたのか興味深いですね。

お礼日時:2013/02/07 15:40

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