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GLAYのHOWEVERではCメジャースケールなのにサビ前にEコードが出てきますが、これは何故Emではないのでしょうか?

A 回答 (2件)

>GLAYのHOWEVERではCメジャースケールなのにサビ前にEコードが出てきますが、これは何故Emではないのでしょうか?



Amコードを呼び出すためのドミナントモーションです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
自分でも調べてみましたがいまいち何と言う項目かわからなかったです。
これは直前のコードがどういう時にEになるとかはあるのでしょうか?
ちなみにEはサビ前の最後小節の最後の1音だけです。
サビはCコードで始まっています。

お礼日時:2013/03/05 10:12

順当に行けば E(7) - Am です。

これがドミナントモーションと言われるものでコード進行の基本とも言われます。この部分だけイ短調と見なすと、記号で表すと V7 - I となります。

逆に考えるとハ長調の場合 Em - C は不可能ではないがなんとなく落ち着きがありません。特にサビ前のような大きな区切りでは Em は次を予感させる力が弱いと感じられます。ドミナントモーションとして上のようにするかハ長調の V7 - I として G(7) - C の方が区切りとして、また期待感も大きくなります。

では、これはどう説明できるか、ですが、普通のドミナントモーションは基本であるが故に当たり前すぎる、いい子すぎるということでもあります。その裏切り効果としての E - C というのは数は多くないものの時々見られるものです。マイナーに行くと見せかけてメジャーに行くという意外性です。逆の G - Am はメジャーに行くと見せかけてマイナーに行くことになりますが、これはマイナーコードの進行(特にナチュラルマイナースケールを使ったもの)にもよくあるため意外性はあまりありません。

意外性のような理論で説明し難いことは、おそらく作曲者も実例から覚えたはずです。理論的ではない進行ならなんでも意外になるはずですがそこにはやはり限度があり、使われ続けたものが心地よい意外性となるものです。

ついでに

C - Em
F - Dm
G - Em
C - Am

ハ長調でよく見られる進行ですが、音が一つだけ違います。これを逆にすることは一般に好まれません。右は左の代理コードと見ることもでき、代理から本来への進行は良くないとされます。せっかく変化を求めて代理が出てきたのに本来が戻ってきては台無しというわけです(昔のフォークでは Am - C などしょっちゅう出てきましたが。吉田拓郎など参照)。
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