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おはようございます。お世話になります。今日の質問はハムシーという名前の多肉植物の挿し木(挿し芽?)です。オークションでハムシーを手に入れました。オークションページの画像からは分からなかったのですが、届いてみたら茎が7cmくらいに伸びていました。そこで、挿し芽をしようかと思ったのですが、私は、まだ多肉初心者で挿し芽をしたことがありません。本を見ると、「挿し芽は土に挿す前に、風通しの良い日陰で4~5日乾かしてから、鉢に乾いた培養土を入れ、挿していく。」とあります。この方法で大丈夫でしょうか?挿し芽のご経験のある多肉中級者・上級者さまのご意見を拝借したいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

ハムシーはベンケイソウ科エケベリア属の多肉植物で、増殖方法は挿し木と


葉挿しがあります。このタイプの多肉植物は増殖が容易なので、初心者でも
失敗する事は少ないです。心配されなくても大丈夫ですが、管理方法だけを
間違わなければ問題無く栽培は続けられます。

時期的には少し早過ぎますから、出来れば桜が咲く頃に挿し木をするように
しましょう。葉を取って土の上に放置しても勝手に根が出ますが、今の時期
は気候が安定していませんので、発根も通常よりは悪くなるので、もう少し
時期を遅らせた方が良いかも知れません。

多肉植物の多くが雑菌に弱い性質があるので、挿し木に使用する土は注意を
して選ぶ必要があります。基本的には無菌無肥料の土を使用します。
任意の場所で構いませんから、脂分の付着していない良く切れるハサミを使
用し任意の場所で切ります。切り口は斜めに切る必要はありません。
そのまま風通しの良い明るい日陰で切り口を乾燥させます。乾燥させる意味
は切り口からの腐敗を防ぎ、発根を促進させる意味があります。

土は培養土ではなく、園芸用川砂や挿し芽用の土を使用し、必ず未使用の物
を使用するようにしましょう。一度でも使用した土や庭土は厳禁です。
挿し木にする枝の事を挿し穂と言いますが、全体の長さの1/3程度を挿しま
すから、土に挿す部分の葉は取り去ってしまいます。葉が多いと水分の蒸散量
が多くなり、発根に影響が出ます。出来るだけ葉は少なくするのがコツです。

プランターや植木鉢の底に防虫ネットを敷き、先程に紹介した土を入れます。
ピンセットで切り口を挟み、そのまま土に挿してピンセットを抜きます。
1週間程度放置をして、その後から土の表面が乾けば霧吹きで土の表面を軽く
湿らせてやります。大体2~3週間で発根しますが、まだ発根は十分ではあり
ませんから、最低でも1ヶ月は挿したまま管理をしましょう。
挿し木中は直射日光が当たる場所は避け、風通しの良い明るい日陰に置くよう
にします。挿し木中は一切の肥料は不要です。与えてはいけません。

猛暑時に鉢上げをするのは弱らせるだけですから、9月に入って暑さが和らい
だ頃に鉢上げをしましょう。
その時に使用する土は市販のサボテンと多肉植物の土を、購入した状態のまま
使用します。何があっても他の土は混ぜてはいけません。

長くなるのでこの辺でやめますが、年間の管理方法を希望されるなら書かせて
頂きますが。

この回答への補足

cactus48さま、こんにちは。またまたお世話になります。もし、お時間が許せば年間の管理方法もご指南ください。宜しくお願い致します。

補足日時:2013/03/03 13:16
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この回答へのお礼

cactus48さま、こんばんは。お世話になっております。とても・とても詳しく、時間を割いてご回答下さりありがとうございます。随分前に多肉を育てていたのですが、ダメにしてしまい暫く経ちます。やっとまた育てたいと思い失敗が不安で質問させて頂きました。また、何かに躓きましたらSOSを発信します。この度は、ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/09 19:47

遅くなりましたが年間の管理を説明させて頂きますが、挿し木の事は


前回に説明したので、今回は省かせて頂きます。

ハムシーはベンケイソウ科のエケベリアに属しますが、ハムシーだけ
の栽培方法はありませんので、エケベリア属全般の事で十分に対応が
出来ますので、エケベリアとして説明します。

まず多肉植物の中でも丈夫な種類に入るので、年間の管理はそんなに
難しく考える必要はありません。基本的な事だけを守れば枯れるよう
な事はありません。

置き場所ですが、基本的は年間を通して日当たりの良い場所を選びま
す。明るい室内では上手く育ちません。屋外では直射日光が当る場所
で管理を続けますが、夏場は葉焼けを起こす事があるので、真夏時は
軒下で弱い光線が当る場所に置いてやります。
室内ではガラス越しの窓辺に置き、真夏時はレースのカーテン越しの
場所に置くようにします。部屋の奥で管理をするのは駄目です。

水遣りの基本は鉢土(鉢に入っている土の事)が完全に乾いてから、
更に1週間から10日経ってから鉢底から十分に水が流れ出るまで与
えます。この時にコップ1杯の水とか自分が決めた日に与える事だけ
は避けて下さい。冬場は休眠しますので、1ヶ月に多くても3回程度
で乾かし気味に水遣りをします。

肥料は多くは必要としません。植替え時に緩効性化成肥料(マグアン
プK等)を少量土に混ぜるだけで、次回の植替えまで与えません。
これだけで十分に養分は足ります。

越冬は7℃以上の温度が必要です。就寝時にはエアコンや暖房器具を
止められますが、特に朝方には室温が急激にさがるので、ビニール製
の簡易温室等を利用して寒さ対策をする必要があります。

増殖は葉挿し、茎挿しの2種類があります。これは前回に説明したの
で省かせて頂きます。

植替えは年毎に行います。多肉植物の場合は古い土を半分以上は残す
のが原則です。半分の土を落としたら、長過ぎる根や傷んだ根を切っ
て整理をし、市販のサボテンと多肉植物の土で植替えをします。
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この回答へのお礼

cactus48さま、こんばんは。お世話になっております。自分自身、難しく考えておりましたので安堵致しました。これから春が来て夏を迎えます。夏場も実は心配でしたが、年間の管理を教えて頂き不安はなくなりました。冬場は小さな温室は持っておりますので、その点だけはなんとかなりそうです。本当に詳しく・詳しく教えて下さり、心の底から感謝致します。この度も、ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/09 19:53

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