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新品を購入したのではなく知人より譲り受けた物で、カバー表面に小キズや若干のシミ、ボールペンでのスレ跡、汚れ等がかなりあります。

購入してから特に日光浴(まだ飴色に変化していません)や手入れをしていなかったようなのですが、可能であれば今よりも良い状態で長くゆっくりと変化を楽しみながら使用していきたいと思っています。

いろいろと調べてみたのですが、新品購入後の使用前の日光浴やその後の手入れの方法が説明されたサイトは多く目にするのですが中古品の場合、まず何をどうしたらよいかがよく分かりません。

そこで質問なのですが、

1.手入れはどういった手順で行なった方が良いでしょうか?
(日光浴(2~3週間) → 汚れ落とし → 防水スプレー etc...)

2.また、使用する手入れ用品はどのメーカーのどの商品がおすすめでしょうか?
実際にその商品を使用して良かった点・悪かった点を教えていただければ嬉しいです。
(コロニルのデリケートクリーム、コロンブスのミンクオイル、 ラナパー etc...)

3.システム手帳が他の革製品(バッグや靴等)と比べて注意すべき点があれば教えて下さい。

革製品が大好きな方、長年使用されている方、手入れに詳しい方からのご回答お待ちしております。

A 回答 (1件)

ある程度使い込んでいる革ですから、最初の「日焼け」は必要ありません。


今回のような場合はまず「洗浄(洗う)」をするのが先決です。
イキナリ薬品ではなく、とりあえずは「消しゴム」などで全体を擦ってください。
レザー専用の物でもいいし、手に入らなければ普通のプラスチックの消しゴムでもいいです。
ただ、出来るだけ「新品」を使ってください。

一通り擦ったら、次はサドルソープで全体を洗います。
サドルソープは特にブランドは問いませんが、まぁ「固形タイプ」の方が無難でしょう。
円を描くようにクルクルと回すように擦るのがコツです。
今まで使ってきた中での「手の油脂分」は完全に落とすことは出来ませんから、必要以上に強く擦ると革を傷めることもあるので注意してください。

陰干しで革が乾いたら、仕上げには「デリケートクリーム」辺りを薄く塗っておけば充分です。
コロニルとかモゥブレイ辺りなら大丈夫でしょう。
クリーム類は「忘れた頃」でいいです。
ただ、ヌメ革に関しては「ミンクオイル」は極力使わないでください。
油脂分がとても強いので革にしみ込み過ぎてしまいます。
あっという間にシミになって変色しますから危険です。
普段は「乾拭き」と軽いブラッシング程度で問題はありません。
後は出来るだけ「濡らさない」ということ。
まぁ新品ではないので多少耐久性はあるとは思いますが。

手帳ということなので「防水スプレー」などはほぼ考えなくていいレベルでしょうね。
スプレーに関しては「した方がいい」という意見と「しなくても問題は無い」という意見とサイトなどで必ず意見が分かれます。
ちなみに私もスプレー類は一切使いません。
マメにスプレーを吹いたからと言って革が長持ちするわけでは無いのでそこは勘違いをしないでください。
ヌメの場合はスプレーの仕方によっては逆にシミを作ってしまうこともありますから。
それよりも、もし濡らしてしまった後に「どうすれば元通りに出来るか」という手順をちゃんと知っているかどうか?、ということが大事です。

ヌメは使い込んでいけば自分だけの「オリジナル色」が出せる革ですから少しでも長持ちするよう大事にケアしていってください。
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