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 先日、将棋ソフトが現役プロに勝ったというニュースがありました。ただしこれは、あくまでもソフトが人間にサポートされた結果です。ではなんらかのシステム(便宜上「ロボット」と表現)が、少なくとも対局中は人間のサポートなしで、現役プロに勝つことは可能でしょうか。

 具体的には
1. ロボットのサイズ・重さ等は、成人男子の平均くらい。
2. エネルギー的にオフラインで。(バッテリやソーラーは可。コンセント使用は不可)
3. 情報的にオフラインで。(外部データベース等とのやりとりは不可)
4. 盤面認識は内蔵カメラと画像認識で。(人間が“教える”のは無し)
5. 駒の操作はいわゆるマジックハンドのようなもので。(人間による“代行”は無し)

 この条件で現役プロに勝つ将棋ロボットは実現するでしょうか。
 テクノロジーにまったく素人の私は、願望こみで「今すぐは無理でも、遠からず実現してほしい」と思うのですが、実現しない説が周りでは多いです。その理由は

A 技術的に困難
B 技術的には可能だが、コスト的に困難
C 技術的にもコスト的にも可能だが、作ろうとする人がいない

 みなさんはどう思われますか。
(実現すれば人間の大会に参加できるかも)

A 回答 (12件中11~12件)

>駒が成るとき、空中で回転(うらかえし)するのはそんなに容易なのですか。

むずかしそうだと素人は感じます。また、駒をもちそこねた(落とした)場合の処理なども、ロボットが自力でやるとすれば、卓球ロボットとはかなり異なる技術が必要になるのではないでしょうか。



 あなたは、種々の産業用ロボットというのをTV等でみたことありませんか?

 コンベアを高速に流れてくるモノを、取り上げ、向きをそろえ、箱にしまう、なんてのはお手の物ですよ。
 その手際は、はっきり人間以上です。

 駒を持ち、動かし、裏返すなどの容易なことを難しいと考えているならちょっと世間知らずですね。


>外部データベース等とのやりとりは不可
 電王戦第5局のGPS将棋は数百台のPCをクラスタ化するみたいですが、他はスタンドアロンもしくはせいぜい10台程度のようです。
 PCの性能向上は続いていますので、数年まてばハード的に10倍くらいの性能にはすぐなります。

 実際、第一局の習甦はスタンドアロン(光瑠四段に負けちゃいましたが)じゃないかな。ツツカナはどうなんだろう。
 ponanzaとpuellaαとGPSはクラスタ構成ですよね、確か。

 ちなみに、「外部データベース」と言っているのがちょっと不思議です。
 過去の対局データを記憶しているDBという意味なら、そんなのPC1台分もいりません。
 現局面から無数に広がる多数の局面・手順を「読む」必要があるから多数のCPUに分担させているのです。「データベース」に接続し検索しているわけでわありません。
 (こないだのponanzaでは3手目5六歩はプログラマの強制指示、それ以外は「定跡(過去データ)を用いない」という設定にしたといってましたね)
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この回答へのお礼

 再度のご回答ありがとうございます。

お礼日時:2013/04/06 11:07

3.は今でもそのようなルールでソフトは作成されている。


 (たまたま将棋会館の電気容量の都合で外部のPC群をネット接続していますが、
  外部にあるPC群が本当の対局PCで、連盟に置いてあるのは通信用の窓口PCです)
4.は将棋ソフトのジャンルではないが、現在の技術で容易に実現可能。問題は金銭面のみ。
5.は将棋ソフトのジャンルではないが、現在の技術で容易に実現可能。問題は金銭面のみ。

4.と5.は、現状、「卓球ができるロボット」があることを思えば容易。


2.の制約はかなり大きい。たとえば3000W級で10時間以上連続稼働できるバッテリとなるとかなり大規模なものにならざるを得ない。内燃機関(ガソリンエンジン)と発電機の組み合わせでも考えないといけないが、うるさいし臭い。

1.は、いまでは複数台のPCをクラスタ化するなどしているため体積も重量もオーバしてしまうが、これはPCの性能向上で数年程度で解決される。


今すぐに(数年後に)実現しようと思うとコストがどれほど掛かるかわからないし投資の効果が見えないので出資する人がいないでしょう。

30年くらいしたら、いろいろな技術が玩具化して安価に実現できるようになるかもしれませんね。

ちなみに人間の大会に参加するには、その他に、「大会にエントリーする」「電車に乗って会場に行く」「歩く」「会費を払う」「組み合わせを見て自分の席につく」「対局結果を報告に行く」などやらなければならないことが一杯あるので、人間のサポートなしの参加は難しいでしょう。
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この回答へのお礼

 さっそくのご回答ありがとうございます。

3について
>外部にあるPC群が本当の対局PCで、連盟に置いてあるのは通信用の窓口PCです

 私が「外部データベース」といったのは、おっしゃる「外部にあるPC群」のことです。言い換えれば「盤の前だけで完結してほしい」ということです。

4~5について
>「卓球ができるロボット」があることを思えば容易。

 駒が成るとき、空中で回転(うらかえし)するのはそんなに容易なのですか。むずかしそうだと素人は感じます。また、駒をもちそこねた(落とした)場合の処理なども、ロボットが自力でやるとすれば、卓球ロボットとはかなり異なる技術が必要になるのではないでしょうか。

>人間の大会に参加について

 質問の本筋ではありませんが……
 私の“定義”では、盤の前に設置する段階までは、人が手伝ってもよいと考えます。対局終了後(撤収)はもちろん、人が手伝います。

お礼日時:2013/04/03 08:46

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