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フッ化水素HFの水溶液は、水素結合のためpHはたいして低くありませんよね。
それに、その還元力もあまり高いようには思えません。
(Fは陰性がかなり高いから、FよりもF-でいる方がエネルギーが低そうだから)
では、どうしてそんなあまりパッとしないHFが、
ガラスを溶かしたり、皮膚を強力に侵したりすることが出来るのですか?

A 回答 (3件)

フッ素イオンがガラスを溶かしたり、皮膚を侵したりするのは


『水素イオン濃度指数』や『還元力』とはあまり関係がありません。
フッ素イオンそのものがとても強い求核性 (電子密度が低い
原子(主に炭素・ケイ素)への反応性)を持つためです。

この強い求核性によりガラスを攻撃し、酸素を叩き出して
結合してしまいます。
 SiO2 + 6HF → H2SiF6 + 2H2O

なお、フッ化水素は気体であってもガラスと反応します。
そういう意味でも、水素イオン濃度とは関係が薄いです。
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フッ化水素水は、あらゆる金属と反応します。

 だから、製品容器は、ポリエチレン製のようです。
 
ガラスの成分は、シリカ、二酸化ケイ素ですが、この物質、他の薬品では、溶けません。
冷凍機、その他の冷却系の汚れでは、カルシュームなどのスケールは、普通の酸でキレイになるのですが、
シリカは、頑固でフッ化水素水でないと落ちません。かなり、強力な薬品のようで、空気に触れると
白煙がでます。 皮膚の奥深くまで、溶かすので、あつかいには、それなりの防御が必要です。

実際に使う場合、白い結晶状のフッ化アンモニウムの方が扱いが良いです。 
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HFはガラスの主要成分であるケイ酸(SiO2)と強く結合して、ガラスを腐食させます。

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