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「ランデブー」というフランス語がなぜ日本語になったのでしょうか?

英語から日本語はよくあるかもしれませんが、フランス語は珍しいのでは?どうしてなのでしょうか?

英語にもランデブー(rendezvous)という言葉があるようでもありますが。

A 回答 (9件)

rendez-vous が、日本語に入ったのは昭和初期に、芥川龍之介の『或阿呆の一生』(1927年)、岡本かの子の『河明り』(1938年)などにあります。



   意味は二つあり、出会うこと、特に男女が相会うこと、あいびき、の第一の意味と、宇宙船が宇宙空間で出会うこと、とか軍隊や船舶の終結する場所、という派生的な意味とがあります。

   フランス語から、日本語に入ってきた単語は、音楽(コンクール)、美術(デッサン)、など、既に#2さんのご指摘にあるように直接入ったものも、ランデブーの派生義のように英語経由のものもあります。

    ご質問ですが
1。   「ランデブー」というフランス語がなぜ日本語になったのでしょうか?

    僕には「なぜ」かわかりません。フランスに留学した人が持って帰ったのも一因でしょう。アメリカかぶれ以前は、#1さんがおっしゃったようにフランスが文化の中心と見られていた訳ですから、、、

2。 英語から日本語はよくあるかもしれませんが、フランス語は珍しいのでは?どうしてなのでしょうか?

    英語からの外来語より数は少ないでしょうが珍しくはないと思います。

3。 英語にもランデブー(rendezvous)という言葉があるようでもありますが。

    はい、#3さんのご指摘のようにあります。

    他にもフランス語から英語に入った単語が多いのは、フランス系の言葉を話すノルマン人が11世紀にイギリスを征服し、数世紀にわたって公用語だった歴史があるからです。
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この回答へのお礼

#3さんのご回答でいつ広まったのか分かり、#4さんのおかげでそれ以前の日本語化の方まで分かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2013/04/13 17:45

この言葉が日本語になった世代に生きてきたものとしては、


宇宙空間で宇宙船とも呼べないようなカプセルがぶつからないで接近して
飛んだという信じられない、とてつもないビッグイベントのことを
特別な言葉で表現したということだけ。
新聞がそれをカタカナに直して報道しただけのことと思ってしました。
新人類はいろんな発想をするものだと、
ひたスラ眺めてはいましたが、まだ閉められていないので。
つい、感想を。

この回答への補足

参考になるお話をありがとうございました。

補足日時:2013/04/17 17:22
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日本語になっているカタカナは、いろいろなものが混ざっているのであまり意味がないです。



英語でないものに次のようなものがあります。

ヨハネ・パウロ (いぜん長いこと在位したローマ法王)

英語ではジョーン・ポールに近い発音。

コロッケ

英語ではクロケットに近い音

ミシン

英語では、マシンに近い音

それ以外に、日本人が勝手に作った英語もどきのカタカナもたくさんあります。(和製英語)
オートバイ
バイク

英語でバイクというと、自転車になります。
ガソリンスタンドにある、カー・サービスなども、英語話者には、そうとう考えても、真実の意味がわからないカタカナです。 日本人なら、誰でもわかりますけど。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/17 17:20

日本語と英語とフランス語



http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9% …

ここにあるようにノルマンコンクエストによってフランス人にイギリスが支配された影響があります。
なので、心情的に「おしゃれな言葉はフランス語使いたいよね」というのが英語圏にはあります。

有名な例では
飼育する時には PIG
食べる時には PORK
というのがあります。アングロサクソン人が飼育する時には PIG なのですが、フランス語話者である貴族が食べる時には PORK となります。

日本語があるのに、わざわざ英単語を使うというのと構造的には似ています。

http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_English_wor …
日本語版のWIKIには フランス語由来が1万語とありますが、英語版では 29% 80,000語と指摘しています。
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この回答へのお礼

興味深いお話をありがとうございました。
ただ、日本語版のwikiと英語版のwikiでの記述の食い違いは、困ったことですが。

お礼日時:2013/04/13 17:50

外来語として日本語に入り、定着したフランス語は他にもあります。



カフェcafé、ブティックboutique、デッサンdessin、グランプリgrand prix、ソムリエsommelier、グラタンgratin、クロワッサンcroissantなど、、、

フランスの映画、芸術、料理から入った単語が多いでしょう。ランデブーrendez-vousは、実際のフランス語では「デート」よりも、むしろ役所の手続きや美容院などの「日時の予約」の意味で使われることが多いです。
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この回答へのお礼

大変ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/13 17:47

大方回答が出ていますが、「ランデブー」という言葉が日本語に入った時は、現在のようにまだ日本人の100%が中学から英語を習う時代ではありませんでした。

それでも 当時は外国語を学習するのは一部の旧制中学(ほぼ現在の高校に当たる)の生徒だけで、選択制であり、その中で英語が一番人気だったものの、ドイツ語やフランス語がかなり幅を利かせていました。
つまり、今のような英語一辺倒の時代ではありませんでした。
そして、文学もフランス文学は英米文学と同じくらいか、それ以上に日本では人気があったし、映画もフランス映画が好まれていました。ですから、フランス語から入った外来語もかなり多いですよ。「ランデブー」は今では「デート」に取って代わられていますね。
「コンクール」は「コンテスト」と類義語ですが微妙な意味の違いで使い分けられていますね。「アンケート」に関しては完全に根付いていますね。
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この回答へのお礼

周辺状況のご説明までありがとうございました。

お礼日時:2013/04/13 17:46

言葉が広がったのは、1965年にアメリカの宇宙船ジェミニ宇宙船2機がランデブーをしたのが報道され、当時は宇宙は最先端の話題だったこともあり、一気に広がりました。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3% …

当時のジェミニ宇宙船と地上との英語での交信中にもランデブー(rendezvous)という言葉を使っていたと思います。日本のマスコミでも適当な訳語が思いつかずにそのままランデブーとしたのでしょう。
何故、NASAがランデブーという言葉を使ったのかは不明ですが、英語に状況を一言で表す適当な用語が無かったか、しゃれっ気のある者がいたのかも知れません。

で、これ以降、男女が接近することを歌謡曲などでランデブーと言うようになって、一時流行語化したのだと記憶しています。

ですから、フランス語から直接日本語化したわけではなく、一般的には英語経由だと思います。

この回答への補足

その後の#4さんのご回答によりいつ日本語に入ったか、まで分かりました。#3さんのご回答でいつ広まったのかも分かりました。短文の質問にわざわざ、大変ありがとうございました。

補足日時:2013/04/13 17:42
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ランデブーがなぜ日本で使われるようになったかはわかりませんが、フランス語由来のカタカナ語はけっこうたくさんあるように思います。


アベック、アラカルト、アンコール、タルト、オーデコロン、カフェオレ、プチ~などなど。思いつくままですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/13 17:35

文学を含めて芸術ではフランス志向は戦前から強い



http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/42230 …

(昭和四年七月『大阪朝日新聞』)

とか

http://www.ntcs.ne.jp/umenoya/kongetuuta/sakutar …

とか。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/13 17:33

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