プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

将棋は、詰め将棋も4手がギリ、駒の動かし方しか分からないレベルですが、昨日の電脳戦を見ていました。

試合内容の感想は、電脳戦に相応しく、現在のプログラムの限界を感じさせる物であったり、最後まで諦めなければ結果は変わってくるという非常に良い試合だったと思います。

しかし、途中2chなどのレスを見ていますと、早く投了しろと言う書き込みが多くなり、なぜ?と違和感を感じていました。また、他のプロ同士の試合を見ていても、弘法も筆の誤り的な事があり(将棋ならプロがプロ戦で二歩をしたり)、詰められるよりかなり手前で投了することに違和感を感じています。勝負事ですし、僅かでも勝てる可能性があるなら最後まで頑張るべきではないでしょうか?

なぜ、投了する棋士が多いのでしょうか?

また、これは、追加の質問なのですが、昨日の将棋を500手までと言うことにして続けていた場合、結果はどのようになっていたと思われますか?

A 回答 (2件)

価値観の違いでしょうが、プロ棋士の存在価値が問われた試合でもあったわけです。

COMは終盤は子供に等しい手を連発して自爆しました。プロ棋士が魅せるという商売である以上、見苦しい指し回しは泥を塗るという意見、質問者さんのように頑張る姿に感動するという意見、色々あっていいと思います。

ただ、プロ棋士は美学を全員持っています。見苦しい指し方をすれば仲間内で物笑いの種にされてしまいます。若い頃なら武勇伝で済みますが、ある年齢に行ってまで行うと若手から敬意を失います。恐らくこの方が致命傷でしょう。

昨日の頑張りは意見が分かれるところですが、AIの進歩を促すという意味では良い機会になったことでしょう。興業というよりも実験という点で評価したいと思います。昨日の将棋を引き継いだら・・・COMの方からどんどん自爆に来ることが予想されるので、最後は塚田九段が勝利することになるでしょう。

入玉のルールをCOMが学習するか、いい加減に連盟がアマチュア大会用や海外普及に向けて入玉のルールを改正するか。もう大分前からトライルールが提案されています。そろそろ連盟も重い腰をあげる時でしょうか?
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

>プロ棋士は美学を全員持っています。見苦しい指し方をすれば
>仲間内で物笑いの種にされてしまいます。
ただ、美学は棋士それぞれ違うでしょうし、すべてのプロ棋士はあっさりと投了するのでしょうか?美学の内容も人それぞれだと思うのです。
ヒカルの碁(漫画)など見ていますと、この意味が分からなくはないのですし、言わんとすることも分かるのですが、現実問題、最後の一手を打つまで何が起こるか分からないですし、棋士にとって勝負はかなり重要な気がするので、とても違和感があるのです。

また、昨日の試合について、最後までやった場合、勝利した可能性があるにも関わらず(256手で収まるかは分かりませんが)、何故最後までやらなかったのか、やはり疑問を持っています。

なお、個人的には、ルールの変更などではなく、弱いAIからもう少し強いAI(ルールや盤上の雰囲気を読めるように)へ変わる良い機会になってくれれば面白いと感じました。

お礼日時:2013/04/14 16:21

プロ野球に限らず,ほとんどのスポーツに,投了がありません。


カーリング位でしょうか。それは,ルールに規定されていないからです。
リーグ戦などでは,最終成績が,全試合の得失点差で決まる規程もあります。
囲碁・将棋では,投了規程もありますし,プロならお互いの力量を承知し合っていますから,無駄な努力をしなくて良いのです。また,棋勢に大差が付いたときには,潔く投了することが礼儀ともされています。無駄な頑張りは,相手棋士に失礼とする文化です。
全ての成績は,勝敗の結果のみに係っています。
NHK杯戦などでは,アマにも納得の行く詰め手順まで,サービスで打ち続けてくれます。敗戦を覚悟した棋士にとっては,可成り辛い時間です。
囲碁の場合も同じです。大石の死活がアマにも判定できるまで,打ち続けてくれます。
無論,逆転の可能性がある段階で投了するのは,大きな恥でもあります。
対戦ソフトでも,投了機能を持たせることは出来ます。しかし,プログラムは人間が作ります。学習能力を与えることは出来ても,ソフト自体が意思を持つことは出来ません。
日本の囲碁・将棋の世界には,武士道的価値観・道徳観も温存されています。
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この回答へのお礼

回答いただきありがとうございます。

>無駄な頑張りは,相手棋士に失礼とする文化です。
確かに、これを感じる場面は多いです。ただ、こういった文化にすべての棋士や多くのファンは賛同しているのでしょうか?個人的には、可能な限り最後まで頑張るという方が好きなのですが・・・

武士道精神についても、勿論、そう言った価値観もありますが、必ずしも全面的に是としているようには思えないのです。
例え、圧倒的に不利で、ほぼ100%負けると分かっていても僅かなか可能性に託して最後まで行ったり・・・

お礼日時:2013/04/14 16:28

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