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前から疑問に思っていたのですが、
オーケストラのヴァイオリンの弓の動きは見事なほどぴったり合ってますよね。
逆の弓の動きをする人が全くいないのが不思議です。(いたら困りますけど)
楽譜に弓の動かし方が書いてあるのでしょうか?
それとも指揮者orコンサートマスターが弓の動きを決めているのでしょうか?

A 回答 (7件)

かなり回答が遅くなりましたが、読んでもらえるでしょうか・・・。



基本的に弦楽器の弓の動きは、音楽をつくる時点でものすごく重要です。上げ弓と下げ弓、また多くの音をひと弓で弾いたり、弓の先のほうで弾くか、元のほうで弾くかで、まったくニュアンスがかわります。
演奏家一人一人によって弾きやすい弓の動かし方、音楽的な表現をするのに、ちょっとした違いがありますので、まったく違います。

オーケストラではどうかというと、大昔はみんなバラバラで弾いていたそうです。詳しい話は忘れてしまったのですが、そのときは見た目にもそろえた方がキレイだということ、しかしそれ以上にもっと重要なのは同じ曲をそれぞれ個人の感性だけで弾いていては合奏になならないということです。

見た目のためにという回答もありますが、それは結果的に見た目にキレイになるのです。まず最初に考えなければならないのは、音楽的なことです。そのために基本的に指揮者と顔合わせをする前に基本的は弓の動かし方を決めておきます。それから、指揮者の注文などによって練習中に変更されていきます。コンマスが新しい弓の動かし方をしたら横にすわっている人がそれを楽譜に書く。そうすると後ろの人がそれをのぞいて、自分の楽譜に書き込む、それがまた後ろへと流れていきます。

プロのオケで、間違える人・・・います。日本のオケはみなさんマジメなのであまりないと思いますが、海外のオケでは時々あります。ようするに練習の時間が取りきれてない場合などに起こりますね。コンマスが本番でいきなり変えちゃうなんてこともありました。目撃しました。(この場合は変更というか間違えたというか突然のヒラメキなのかは不明ですが・・・)

弓の動かし方は楽器にとってとても重要です。左手の指の動かし方もかなり重要です。
オケによって、つまりそのオケの感性によって、右手左手の動きはぜんぜん違います。それによって曲の雰囲気に違いもでてきます。ただ、常識的な弓の使い方というのが大体あるのでどのオケでも大体同じような動きをするのは確かですね。

チャンスがあれば同じ曲を違うオケで聴いてみるといいと思います!微妙に違いがあると思います!
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たまぁに実は間違ってる人もいたりするんですけど。

笑。
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特に楽譜には指定がないことが多いです。


曲によっては、ダウンボウ(下げ弓)、アップボウ(上げ弓)の指定があることもあります。

ですが、見栄えのために(だと思う)、皆であわせます。
基本的にはスラーは一弓で、とか、それでなければいちいち弓を返す、とかありますけど、弾きやすいように、あるいは効果的な演奏ができるように、どこで返すか、どこをダウンボウ(アップボウ)で弾くかを、コンマスや他の弦楽器のトップさんで決めてます。(私の所属する学生オケの場合)
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 皆さんが書かれているように弓の動き(ボウイングと呼ばれています)はあらかじめ演奏前に楽譜に書き込んでおきますが、それが決定されるまでにはいくつかの過程があります。

プロフェッショナルの場合の一般的な例は以下の通りです。

・指揮者が指定する場合
  事前に自分が希望するボウイングを指示してくる指揮者がいます。しかし、オーケストラに任せること人のほうが多いです。通常用とは別にその指揮者専用の楽譜セットを作成することもあります。

・すでに以前に演奏したことがある楽譜
  以前に使った楽譜はストックされていますので、次回もそれをそのまま使う場合が多いです。指揮者によって演奏の仕方も変わってくるし、オーケストラにはコンサートマスターが複数いますので、コンサートマスターが前回と異なる場合にもボウイングが変わる要因です。

・はじめて使う楽譜
  簡単な曲でないなら、リハーサル前に必ずボウイングをつけます。手順としてはコンサートマスター(第1ヴァイオリン)が自分のパートの分を決めたあと、それを基に第二ヴァイオリン→ヴィオラ→チェロ→コントラバスと各セクションの首席が決めていきます。

・レンタル楽譜
  著作権の残っている曲の楽譜の多くは、パート譜がレンタル専用(売られていない)の場合があります。これはその曲が演奏されるたび、いろんなオーケストラのところにレンタルされていくものですが、つまり借りたときは以前に使ったオーケストラのボウイングが書き込まれています。この場合も同様です。

 ちなみにこのボウイングも含め楽譜について指揮者やコンサートマスターなどと、事前に打ち合わせしていく作業はライブラリアンと呼ばれるスタッフが担当します。
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No.1の補足です。


ボウイング記号が楽譜(音符の上)に書かれてあります。

п(だいたいこんな感じ)がダウンの記号。
Vがアップの記号。

でも弾くのは人間なので、やっぱりたまに間違える人もいます。

あらかじめ楽譜に書かれてる場合もありますが、コンマスや首席が話し合って決めることが多いと思います。
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作曲者が指定するのは肝心なところだけで、あとは書いてないことが多いです。


元の楽譜にはほとんど書いてないといってもいいかもしれません。

では誰が決めるのかというと、コンサートマスターを中心にみんなで相談する、
というのが多いです。
では何を基準に決めるのかというと、
指揮者が求めている表現に一番ふさわしい弓の使い方をみんなで考えます。
滑らかなフレーズのときはあまり返さず、歯切れよくしたいときは一音ずつ返すなどです。
指揮者によって要求してくるものが違うので、同じ曲でもオーケストラによっても、
また指揮者によっても弓の動かし方は違ってきます。

アマチュアのオーケストラの場合、普通はこうだろうという動かし方を
「技術的に難しい」という理由で変えたり、作曲者の指定の弓の動かし方でも無視することもあります。

結果的にはそうやって決めた弓の動かし方を、記号を使って楽譜に書き込むので、
滅多に間違える人は居ないのです。

が、たまに同じ時期に同じ曲を違う団体で掛け持ちしたりしていると間違える人が居ます(笑)。
アマオケで、ですけどね。
プロでは見たことありません。
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こんにちは。


それは、楽譜に弓の動かし方が書いてあります。
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