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N響配置って普通(?)の配置のチェロとビオラが入れ替わった配置ですよね。
私は学校でオーケストラをやっているんですが、先日、突然顧問が「N響配置にする」といいだしました。

そこで思ったんですが、チェロとビオラの位置を変えることによってどのような変化があるのですか?また、配置を変更したのはどのような理由だと考えられますか?是非、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 N響が、世界で最初に採用した配置とは聞いた事が有りますが、それがどの様な配置なのかを、私は知りませんので、ご期待のお答えにはならないかもしれません。


 ただ、配置の違いでの、変化や効果については、少しお答えできると思います。

図面で表せれば、解りやすいのですが、そう言う器用な技は持ち合わせませんので、ひたすら文字で、説明した見ます。

N響配置は、ここでは横に置いておきます。
一般的に、
(1)「20世紀アメリカ型」・・・・・・・・・・・最高・最低音域の楽器を強調し、音楽の輪郭をハッキリさせる。
(2)「標準的・保守的ヨーロッパ型」・・・第一・第二バイオリンのバランスが良い。しかし、最近は、滅多に見かけない。演奏曲に因っては、指揮者が敢えて支持する場合が偶に有る。
(3)「(2)の変型ドイツ型」・・・・・・・・・・・弦楽四重奏の形をオーケストラに適用したもの。(1)と伴に、日本での採用が多い。
が有ります。

指揮者からオーケストラを見た場合を思って下さい。
指揮者に近い楽器の場所を、扇型として考えて、その扇方を、指揮者を中心に四等分してみて下さい。

左=この場所の第一バイオリンは、どの型でも同じです。
(1)「20世紀アメリカ型」・・・・・・・・・・・中左=第二バイオリン / 中右=ビオラ / 右=チェロ
(2)「標準的・保守的ヨーロッパ型」・・・中左=ビオラ / 中右=チェロ / 右=第二バイオリン
(3)「(2)の変型ドイツ型」・・・・・・・・・・・中左=第二バイオリン / 中右=チェロ / 右=ビオラ

基本的な編成パターンの違いは以上ですが、偶には、コントラバスが、中左の後ろ、管楽器の邪魔にならない左側(外側)に位置する事も・・・!
何にしても、N響に於いても指揮者に因って、結構変化しています。

この程度でご容赦下さい。
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この回答へのお礼

いろいろな配置の種類があるんですね・・・初めて知りました。
ありがとうございます。

お礼日時:2008/09/01 12:56

N響でも、配置は固定ではない(指揮者によって違う)ようですが、これは置いておいて‥。



ほとんどの場合、単に指揮者の好みの問題です。(振りやすさとか)
あとは、ホールや練習場の形状に合わせたり。

そうでないとしたら、
チェロは楽器の特性上、前に音が出ます。
ヴィオラやバイオリンは、上に音が出ます。
演奏時の音のバランスを見て、先生は配置を変えられたのかもしれません。

また、その配置が、最近の流行りだからかもしれません。

いずれにせよ、理由はご本人だけが分かることですので、もしどうしても気になるのでしたら、直接伺ってみてはどうでしょう。
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ビオラ弾いてます



ビオラが外になるN響配置(って初めて聞きましたが)では、ビオラの音は客席に直接響きます。
中にいる方が舞台の反響板を使えるのですが、モヤッとした感じになるのは否めません。曲にビオラのSoliのメロディーが多い場合などは外にされる場合が多いですね。
逆に2ndVnと共に内声のアンサンブルや和声が重視されるばあいは中にいる場合が多いですね。
経験からすると、古典やロマン派初期は中、ロマン派後期や現代曲は外に出されることが多いような気がします。

曲による相性の点もありますが、技量の程度、ホールの配置など色々なことを考えて指示されたんだと思います。
指揮者の振りやすさなどもあるかと思います。
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