【愚か日本】犯罪者には金を渡さないのが世界の常識。

Question

何故日本国は犯罪者に対して金を払って解決しようと言う頭に
なるのか、世界は日本に理解できないし、不信を抱くそうだ。

例えば人質事件があったとする、お金を犯罪者に渡して人質を
解放してもらい、犯罪者がまんまと逃走する事になれば、
第二・第三の同様の事件が起きる可能性がある。
第二・第三の被害者を出さないためにも、犯罪者に対してお金を
払ってはいけない、と言うのが世界の常識であるようで。

それで、日本の場合はお金を払って第二・第三の被害者が
出ようと、第一の被害者の命が大切だからとお金を払いたがる。

これでは世界の人々は日本国政府を疑いますし、
日本もテロ支援国家なのでは？と、
思われて当然だと思うのですが。

そりゃあ、わたしだって命の危険を感じたら、お金を払ってでも
生き残りたいと思いますが、こう言う日本的な犯罪の解決方法は
普通の目線で見たら間違っていると思うのはわたし
だけでしょうか？思うところお教えください。

万が一自分が被害者になったら、もうあきらめる他無いのかな？

key00001 · Accepted Answer

諸外国が「脅しには屈しない」「テロリストとは交渉しない」なんてのは、建前論です。
実際には、身代金に応じるとか、情報収集と嘯き、交渉・折衝もやってます。

事実、ナイジェリアの人質事件で、ナイジェリア政府が人質救出を優先しない作戦を強行した際には、最終的にはナイジェリア政府の判断・行動に支持を寄せた国は多かったものの、直後には遺憾や不快感を示した各国首脳や政府筋の発言も多かったです。

あるいは海外でも、人質救出的なストーリーの映画などは多いですが、根本的には諸外国も、そういうのが大好きなんですよ。
ただ、あくまで「カッコ良く救出」が前提であって、現実の事件に対しても、政府や行政も建前論的な言動をするワケです。

一方の日本は、加害者側の人命までを尊重し、欧米などの様に、犯人を射殺して事件解決と言うオペレーションは、滅多に選びません。
その結果、身代金解決などが全面に出てしまうだけで、基本スタンスは、海外と大きなギャップはありません。

諸外国が「脅しには屈しない」「テロリストとは交渉しない」なんてのは、建前論です。