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今回行われる全米オープンゴルフのゴルフ場は、グリーンのピンに旗ではなく蜂の巣?のような物が取り付けられている。
これでは選手は、風の向きや強さが判断しにくくプレイしずらいのではないのか?
なぜ旗をつけず奇妙な物をつけたのか?

A 回答 (3件)

クラブメンバーだった Hugh Irvine Wilson  は、Merionのコースをデザインし、造る前、参考のためイギリスやヨーロッパの有名なコースを7ヶ月間見て回ったそうです。


George Arthur Crump亡き後のPine Valley Golf Clubの12~15番ホールを作ったのも彼です。

その後1912年に完成、でも新聞報道によると、その時ウィッカーバスケットはなかったそうです。

初めて目にしたのはそれから3年後の1915年、William Flynnというメリオンのコース整備責任者(superintendent でまた、Wilsonのアシスタントでした)がウィッカーバスケットの特許を取っています。80年代まではコース整備の者がバスケットを作っていましたが、現在ではある女性が専門に作っているそうです。(誰なのかは非公開)

なぜ、ウィッカーバスケットなのか?という問いに、クラブは「今日までミステリーだ」
と、述べています。

>、風の向きや強さが判断しにくくプレイしずらいのではないのか?
コース設計の専門家ではなかったWilsonが見て参考にした有名なコースは、その時代ほとんどが海岸沿いに出来たLinksと呼ばれるものばかりだったはずです。
そこには樹がなく、風を見極めるものは旗竿(flagstick) だけ。
それに引き換え、Wilsonが造成するのは海岸から離れた内陸地で、高い樹もあったと思います。(元々はクリケットクラブでしたから)
同じようなコースを造りたいがそうもいかない・・・そこで考えたのがウィッカーバスケットなのではないでしょうか。
過去にはスコットランドのコースでも似たようなものを使っていたコースが有ったそうです。

因みに、ウィッカーバスケットが付けられているのはEast Courseのみ。
インの9ホールはバスケットの色が黄色で、アウトの9ホールは赤だそうです。
また、ヤーデージマーカー(残り100ヤードなどと教えてくれるもの)もなく
現在では距離を測るための電子機器の持ち込みも許されていません。

クラブハウスに一番近くの18番ホールのピンはプレー終了後盗難防止のため取り払われてしまいます。

コースの特徴として、ティーインググラウンドはコースの方向に沿って作られていません。
高低差はあまりなく、バンカーは深いといったところでしょうか。

参考になれば

54歳、男性です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
現在の感覚では“不親切”に見えますが、古き良き時代の伝統を守っているという事でしょうか。

お礼日時:2013/06/18 20:39

訂正:



バスケットの色は Front nine が Red
            Back nine が Orange でした。
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ウィッカーバスケットというもので、羊飼いなんかが羊にお弁当食べられないために、杖の先にバスケット付けて立ててたのが起源とか。



> これでは選手は、風の向きや強さが判断しにくくプレイしずらいのではないのか?

プレイしにくいそうです…。

> なぜ旗をつけず奇妙な物をつけたのか?

起源はよく分からないそうですが、無風とか、正面、真後ろから風が吹いていた場合にも、ピンの位置を見失わないので「これは素晴らしい」(?)って事で少なくとも1916年頃から採用され、伝統になっているとか。
クラブのマークにもなっています。

Merion Golf Club - Home
http://www.meriongolfclub.com/
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
それにしても奇妙です。

お礼日時:2013/06/18 20:41

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