
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
こんばんは。
私は生き物が高い所へ挑戦するのは 本能から来るテリトリーの拡張だと考えることもできると思います。
人間の世界でも天下人となった豊臣秀吉は 大阪城という巨大なお城を建てて 自分の威厳を表わし 天守閣から城下を一望できたことは気持ちがよかったと思います。
エジプトのピラミッド等も巨大な建造物ですし その人種の力(繁栄の大きさ)を表わすのかもしれないと思いました。
昆虫でもできるだけ明るくて高いところに登ることにより 飛行距離を延ばして生存範囲を拡げることができるのだと思います。
植物でも高くなれば 太陽の光をたくさん浴びて生存競争に勝つことで大きく成長出来ますし 種子も遠くまで風で運ぶことができると思います。
人間の宇宙への挑戦も 人類の繁栄を賭けた未知の空間(太陽に近い空間)へのテリトリーの拡張(生き物の生存本能)といえるかもしれません。
狭い地球で 戦国時代の様な争いが起きるのは避けて欲しいですね。日本の戦い方はチェスと違い将棋ですから どちらが有利なんでしょうか?
登山家(冒険家)については 未知の空間への先駆者なんだろうと思います。
回答ありがとうございます。
有利な位置を占め、そこに建造物を建てるということは
おっしゃるように力の証明でありますね。
>本能から来るテリトリーの拡張だと考えることもできると思います。
物理的特性の理解が本能レベルでしみこんだ結果かもしれません。
No.4
- 回答日時:
こんばんは。
ご質問のところは、物見台のようなもので、そこに登ると遠いところまで見渡せて安心するというような、原始時代からある心理が働くのだとおもいます。
宇宙から地球を見てみたいと言う気持ちにも、似たような心理が働いているのかもしれません。
高いところは何かと有利ですから。
ただ、この回答だと、大きな建物に人が集まりやすいということの理由にはなりませんので、回答としては不十分かもしれません。
回答ありがとうございます。
高い位置の利便性というのはありましたね。
>ただ、この回答だと、大きな建物に人が集まりやすいということの理由にはなりませんので、回答としては不十分かもしれません。
いえいえ、十分説明可能だと思います。
No.3
- 回答日時:
実は正しくは「バブルの塔」なのです。
人は生きる上で、本来の目的たる「人生を通算した精神的充足量の最大化」ではなく、目先の短絡的感情に流されがちであり、それゆえそうした自己チューな意識をして社会性のコースを走らしめるべく、お金や出世といった“馬車馬の目の前のニンジン”を発達させました。
本来、お金とは需給をつなぐ情報であり、助け合いとしての社会の“感謝のしるし”であるにも関わらず、その物体に独立した価値を与えた瞬間、人を騙して得ようと盗もうと同じ価値にやり、社会は奪い合う弱肉強食の疑似ジャングルとなるのです。
その「独立した価値」は、どこまで行っても満たされる事のない、底なしの砂上の楼閣として、崩壊するまで投機を続けるバブルの塔となる、ていう話で。
No.2
- 回答日時:
空間への挑戦ですね。
人間は赤ん坊のころは、世界の大きさが
わかりません。自分と他者の区別もわかりません。
最初に経験する他者は、自分の排せつ物です。自分の能力もわかりません。
何かをしようとして、出来なかったという経験がないので
全知全能感を持っています。
成長に従って、思い通りにならないことがいっぱい
あることがわかってきます。鳥のように空を飛べないし
馬ほど速く走れないし、象ほど力も強くない。
自分がみじめで屈辱でいっぱいです。
それでも、赤ん坊のころの全知全能感が忘れられずに
空間に挑戦し始めます。
高い山に登ったり、タイムを競って走ったり
空を飛んだり海に潜ったり速く走れる乗り物を作ります。
高い建造物を作るのも、その一環です。
回答ありがとうございます。
>それでも、赤ん坊のころの全知全能感が忘れられずに
空間に挑戦し始めます。
神になりたいという妄想なのでしょうね。
一神教とは神になれないという諦観の徹底であるのかもしれません。
No.1
- 回答日時:
このような人間の傾向というのは何なのでしょうか?
ヘブライ聖書の創世記11章に出てくるバベルの塔の物語は、今日のエッフェル塔やスカイツリーと似た面もありますが、決定的にちがうのは、それが宗教的意味合いをもっていたことです。人は、天に届くほどに高く塔を建てようとしたのです。言い換えると、神の領域を侵そうとしたのです。人が文明によって神のようになろうとしたのです。そのバベルの塔は、神を礼拝する施設であったろうと想像できます。その意味では、神に喜ばれるはずのものだったにもかかわらず、礼拝の場所といいながら、神の領域に踏み込もうとする、そこに問題があったと思われます。
ご指摘のように、人が高いものに憧れることは、昔からあり、日本においても山岳信仰、高い木に対しても信仰があります。地底を目指すより、宇宙の神秘も手伝い、上にある不思議を求めるというのは、確かに人の傾向と言えるかもしれません。これは何なのかという問いに対する私の答は、人は見上げる生き物、すなわち、向上心を持ち、高嶺を目指す生き物だということかと思います。この問いは、登山家になぜ山に登るのかという問いと似ていると思った次第です。
子どもの頃の両親の大きな姿への慕情というのは、考えたこともありませんが、山や塔に親の姿を思うというような思想はふつうありません。せいぜい、男体山とかいう山があるぐらいです。私は貴殿の説には残念ながら賛成できません。
以上、ご参考になればと思います。
回答ありがとうございます。
賛否両論大歓迎です。
>その意味では、神に喜ばれるはずのものだったにもかかわらず、礼拝の場所といいながら、神の領域に踏み込もうとする、そこに問題があったと思われます。
神の威光の末席に加わりたいというのは謙虚のようで実は傲慢であり
宗教はその誘惑というのが強いのだと感じました。
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