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〈古典部〉シリーズに関する質問です。
ちなみに、アニメ『氷菓』は見ましたが、原作は読んでいません。

〈古典部〉は文集「氷菓」を出しているようですが、これだとただの「文芸部」ですよね。
古典部というからには古典(『源氏物語』や『伊勢物語』など)をメインに扱うのが普通だと思うのですが、なぜ「古典部」なのでしょうか?
アニメを見た限りでは、〈文芸部〉シリーズであってはいけない理由が分かりませんでしたが、〈古典部〉シリーズでなくてはならない理由はあるのでしょうか。

A 回答 (3件)

私も、アニメで古典部シリーズを知り、その面白さから原作も買い揃えましたw


他の回答者様も応えられていますが、原作でも特に古典部であるという理由は記載されていません。
そこで想像するしかないのですが、一番ピンと来るのは、氷菓の第二号の序文です。

「歴史的遠近法の彼方で古典になっていく」

つまり、あらゆる出来事が過去のものになるにつれて“古典”になるという文章なわけですが、それゆえに、この古典部での諸々の出来事を古典にしていくという意味合いもあるのではないかと。

また、えるちゃんがスコンブと語呂が似ていて気にならなければならないということもw
原作にもちゃんとこのくだりがありますw

ついで、古典部ってのは何を活動内容にするのか良くわからないというのが、逆に何の活動をしても不思議ではない部活に出来るという多様性も持たせられる点があるでしょう。

あえて推理研究部やミステリー研にしなかった理由は、探偵役であるキャラクターの性格設定や、推理研で部員が探偵的活動をしても定番でコテコテの推理モノという印象しかなく、他のなんだかわからない部活が学園生活の中で意外に関係していく方が、より自然に学園モノと感じられる点もあるのではないかと。
ミステリー研などだと、どうしても事件性を感じる何らかの出来事を解決しなければならない雰囲気があり、事件性=殺人事件などの重犯罪をイメージしがちになり、一介の高校生が扱うには重過ぎるし、青春学園モノにはなり難いという点も挙げられるように思います。

この古典部シリーズの良いところは、推理小説でありながら、どこかにありそうでない青春学園モノでもある点が、爽やかな読後感を与えてくれているように思いますので、その良さを損なわないためでもあるかもしれません。
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個人的な解釈としては「古典部」とは「ベーカー街221B」であると思っています。



つまりは日常のミステリーの窓口になる場所。
主人公達が邪魔されずに活動する為の場所。
その為には行動を制約する部活の先輩などは作者にとっては邪魔者でしかない。

「文芸部」なんてのは腐っても鯛でその汎用性の高さから部員無しの廃部状態になるってのは可能性が低いから・・・

モデルになった作者の母校でも文芸部は健在ですが、壁新聞部や古典部は確認できませんでした。
もしかしたら「古典部」シリーズを切っ掛けに有志で発足しているかもしれないけどね。

つまり2年連続で部員無しで廃部になる予定の部なら邪魔な先輩無しに好き勝手やれる。
「氷菓」でのえるちゃんの叔父さんの件の知る先輩がいないのもミステリーとして好都合。
ほうたるの姉は把握しているが簡単には教えない。彼女は作者の化身と言えるかも。
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私もアニメ『氷菓』見てました。

大変気に入って、
原作本も購入して、昨年は、何度も読み返したほどです。

ただ、原作中にもなぜ『古典部』なのか、触れられているところは
ありませんでした。
作中、『古典部』の活動内容として、唯一明らかになっている事が、
『氷菓』という部誌を文化祭で発行販売するということでした。
『クドリャフカの順番(文化祭の話)』では、ちゃんと文芸部もあったので、
活動内容が明らかに違っていると思われます。
 <古典部シリーズ>はまだ完結していないので、今後の話の中で、
その秘密が明らかになるかもしれません。
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