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先週土用のTBSテレビで元体操選手の池谷氏(バルセロナ五輪銀メダリスト)が
こんなことを言っていました。
「体操選手は鉄棒競技の際、手に鉄棒専用のプロテクターをつけます。
 これをつけると握力が半分ぐらいで済みます。
 つけないと、回転した時に掴みきれず、遠心力で体が飛んでしまいます」

プロテクターというのはこういう物です。

http://www.taisou.co.jp/product_info.php?product …
http://www.fuji-sports.com/shop/gymnastics/prote …

これを装着すると、革のサポーターの内側に、鉛筆一本分ぐらいの芯を挟み込んで鉄棒を握る状態となります。
なぜこれだけで握力半分で済んでしまうのでしょうか?

棒状のものを握るとき、棒の半径が長ければ長いほど(つまり太いほど)棒の中心(つまり支点)から離れたところを握る(つまり力点)ので、太いものほど少ない力で握れることは理解できます。
野球のバットの両端を同じ体力の二人の人間が持ち、互いに逆方向にねじろうとすると、太い端を持った方が勝ちます。これは太い端の方が手が持っている部分の半径が太いので細い端側よりも少ない力でバットにねじる力を与えることができる為です。

この理屈ならば、「半分の握力で済む」為には、芯をもっと太くして、鉄棒の半径ぐらいの芯にして、握った時の鉄棒+芯の半径を鉄棒だけの時の2倍にしなくてはなりません。(梃子の原理は、必要な力は支点から力点までの距離に反比例する・・・はずですよね)

なぜたった鉛筆一本分ぐらいの芯を挟み込んだだけで握力が半分で済んでしまうのでしょうか?

気持ちの問題なのでしょうか?
それとも半分ぐらい、と言ってるだけで、正確に計ると1割減程度なのでしょうか?
もっと別の理由で半分で済んでしまうのでしょうか?

物理に詳しい方、お願いします。

「体操選手は鉄棒プロテクタ装着で半分の握力」の質問画像
gooドクター

A 回答 (2件)

遠い昔に機械体操してたんですが、いやー懐かしい。


基本的に同じものを使ってるんですねー今も。
あれ、あのプロテクタね、入れる丸棒の芯で
「引っかかる」んですよ、鉄棒に。
感覚的な言い方で済みませんが、ギュっと鉄棒を
「握る」んではなくて、親指以外の四本指・・・
小指は余り利いてなかったかな?・・・まあ、その
三、四本の指を曲げた状態で「引っかけて」いる
ような感覚で車輪を回したりしてるんですよ。

説明が難しいな、鉛筆の芯を使ってる子もいたけど、
アルミのφ12~15位のパイプを使ってるとか、
各々グリップ感の良いものを自分で探して独自に
色々試したりしてました。

この芯でプロテクタがたわむ、というか短くなるじゃ
ないですか。 その短くなったプロテクタが芯と手首の
間を結ぶロープのようにテンションがかかって、
それで握力が半分で済むんです。
車輪が下半分で回っている時の感覚は、プロテクタの
テンションに「ぶら下がってる」ような感じです。
実質、握力の低減は半分どころか1/3位にも思えます。

かつ、僅かに芯の位置や引っかかり具合を変える
ことで、一瞬でグリップ力をゼロにしたり、私は
出来なかったけど、トカチェフとかギンガーの空中技への
パチンコみたいな「弾き」で飛んで、帰還する時に
鉄棒にパシッと引っかけて車輪に戻すなど、実は
あの「芯」が技を産み出している道具そのものでも
あるんです。

空中技で再び鉄棒に捕まる先輩にどんな感じか聞いて
みたら、戦闘機が空母に着艦する時の、あのフックの
ひっかかる感じっぽい、と答えてくれました。

ちなみに、上位選手は種目によって各々セッティングした
プロテクタを使うことが多いのですが、私は鉄棒も
吊り輪も同じものを使ったりすることもありました。
上手になりたいなら、そういうの手を抜かないようにと
先輩に言われたことを思い出しました。

当たり前ですよね、バーとリングでテクタの形が
変わって来るんですから。

いずれにせよ、ご質問よりはるかにデリケートに制御
出来る、高度なツールであることは間違いありません。
あれは、体操選手の手を体操用に変える小さなサイボーグ
パーツみたいなものです。

懐かしいですよーん。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
プロテクタと芯があるおかげで、掌、指を鉄棒に沿わせると、プロテクタがフックの状態になるわけですね。鉄棒の半径とは関係がなさそうですね。
何となくわかりました。自分でプロテクタを買って試してみれば体験できるのでしょうが、その機会はなさそうです。自分で似たようなものを作って試してみようかと思います。

お礼日時:2013/07/16 22:18

そうそう、一つ書き忘れた。



プロテクタには通称「タンマ」、炭酸マグネシウムの
白い粉末を滑り止めにまぶして使うのですが、昔は
松脂の粉を使ってました。

皮で出来たプロテクタはタンマをまぶすことで摩擦係数を
ある程度コントロールできるようになります。
この、テクタが鉄棒に巻き付く摩擦はかなりのもので、
身体の円運動を止める方向に常に働きます。
だから、テクタにテンションがかかって「ぶら下がっている」
状態が維持できるのです。

言ってみれば、静止系モデルでは理解しにくい部分で、
図を書いて動いている状態での摩擦力をテクタのテンション
方向や鉄棒の周囲方向のベクトルに分解してみれば
握力が半分で済むことを原理的に説明できるように
思います。

お邪魔様でした❢
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2013/07/16 22:19

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