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 徳川慶喜が主人公の小説の中に、「前の将軍」という表現と「前将軍」という表現があります。
 この場合、「前将軍」の読み方は、「さきのしょうぐん」と読むべきでしょうか。「ぜんしょうぐん」で良いのでしょうか。教えてください。

A 回答 (3件)

yomukoさん、こんばんわ。



どちらでもよろしいと思います。ただ、しいて読むなら「ぜんしょうぐん」でしょうか。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。参考にさせていただきます。

お礼日時:2013/10/24 15:50

本文の中にたびたび出てきて、単に意味だけを示すのだったら、「ぜんしょうぐん」でいいでしょうね。

「前の将軍」と区別してあるとすれば、そちらを「さきのしょうぐん」と読むべきかな。
前将軍で「さきのしょうぐん」と読んだりするのは、その人のその時の身分・地位(以前はこの地位にあった!)を示す必要がある時です。例えば、百人一首の読み札にある作者名。「わたのはら こぎいでてみれば…」の「法性寺入道前関白太政大臣」は、「ほうしょうじにゅうどうさきのかんぱくだじょうだいじん」と読みます。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。
 はじめての質問だったので回答を頂けるか緊張しておりました。皆様にお教えいただき有難く思っております。

お礼日時:2013/10/12 22:49

市村残月「前将軍としての慶喜卿」(春江堂書店 大正2)の書籍のタイトル読みは「ゼン ショウグン ト シテノ ヨシノブ キョウ」とあります。


http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/980788
http://ci.nii.ac.jp/ncid/BA67035865

その書籍を紐解くと「自序」では「卿(けい)が前将軍(ぜんせうぐん)時代(じだい)の俤を…」とあります。
本文においても「前将軍(さきのせうぐん)徳川慶喜公(とくがはけいきこう)」や「時(とき)の征夷将軍(せいゐせうぐん)家定(いへさだ)」とあったり、後半では「前(さきの)征夷大将軍(せいいたいしやうぐん)に仕え」とか「前(さき)の将軍(しやうぐん)の神魂(しんこん)」とも記されています。
このように、「前」はもちろん「征夷」や「将軍」の振り仮名さえ、その場毎にまちまちになっています。

この辺からしても、おおよそは和文では「前」は準副体助詞「の」を加えて「さきの」と読み、漢文訓読調ではそのまま「ゼン」として後続の漢熟語「将軍」の性質・条件を規定する連語として扱うという傾向を感じます。
とまれ、今日の文章であれば準副体助詞「の」が振られた場合は「さきの」で、それがなければ一連語として「ゼン」で読むのが無難なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

 適切な御教示ありがとうございました。
 作品にルビがなかった事に感謝したい気持です。

お礼日時:2013/10/12 22:48

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