
No.7ベストアンサー
- 回答日時:
No5です
>ただ、液体をいてておく期間が5年から10年程度で見ているので、アルミ、ステンだとちょっと腐食が心配です。
つまり実験期間が極長期にわたるため、心配であったというわけですね。
>用途は水と油のように分離する液体の境界分離面に、ある実験を長期間にわたって行います。
>下層の液体にはフッ素液、そして上層にあたる液体に、低粘度、不燃性、
>無色透明で容器(アルミ、またはステン)を錆びさせない液体を探しているというわかなのです。
この条件ならば、実験の前提として境界分離面を形成させなければならないのですから、
まず上層の液の第一選択は「フッ素液(とよばれるもの)と混和溶解せず分離するもの」ですよね?
(そうしないと境界分離面を形成できないから実験自体が成立しません。)
また、フッ素液を下層にしたいのならば、上層を形成する液体は「フッ素液よりも密度の小さいもの」でなければなりません。
(そうしないと、フッ素液が浮いて上層に来てしまいます。)
フッ素液がどういうものか私にはわかりませんが、容器腐食を考えるより前に、上記の2条件を優先して液を選択しないと実験に支障をきたしませんか?
質問者の記述を読む限り、私は、液を変更するよりも、容器を腐食しないものに変更した方が合理的な気がします。
(実験の反応系で水を嫌うから水を避けなければならない、ならばわかりますが、
容器腐食を気にするだけならば、水を絶対的に避ける理由にはならないんじゃないかと。)
実験規模が分かりませんが、化学的に安定な素材であるテフロンかガラス、
侵される心配のない適当なプラスチック素材の容器を購入するか製作した方が腐食の心配がなくなりますから簡単だと思いますよ。
(懐具合というリアルな事情もありますが。テフロン系容器は総じて高価なので。
ただ数年継続するのが前提の実験ならば、中途半端にケチるよりも高価でも最初から可能性を排除した方がのちのちの労力が安く済むと思います。)
ありがとうございます。
他の方からも容器素材の見直しのご意見を頂いております。
テフロンだとコスト高なのでアクリル容器などで見なおしてみることにします。いりいろと有難うございました。
No.8
- 回答日時:
>下層の液体にはフッ素液、そして上層にあたる液体に、低粘度、不燃性、無色透明で容器(アルミ、またはステン)を錆びさせない液体を探しているというわかなのです。
「フッ素液」というだけでは、どの様なものを指しているのか今一つ定かではありませんが、鉄やアルミに接するという事は液体弗素等ではないと思われます。
もしかしますと、歯の保護やうがいなどに使われる「弗化第一錫(SnF2)」の水溶液の事でしょうか?
あまり詳しい情報を漏らしたくはないという気持ちも解らなくもありませんが、相手側がどの様な液なのか、ある程度判りませんと、相手側の液の成分が溶解してしまう様な液体をお勧めしてしまうかも知れません。
それに、
>シリコンオイルなら錆ないのですが引火点があり、さらに水程度の低粘性だと引火点が80度くらいで危険なんです。
と仰っておられるという事は、少なくとも部分的には温度が80℃以上になる事もありえるという事と思われますが、お尋ねの液体に対して、どの程度の温度範囲において液体である事を要求されているのかも判りません。
1気圧の圧力下では、80℃未満でも気化してしまう様な液体や、凝固点が+50℃位もある様な液体、或いは逆に、-30℃の低温にならないと液化しない様な液体でも構わないのでしょうか?
それから、現在までに御教え頂けた情報では、相手側の液の密度がどの程度なのかも判りませんから、相手側の液よりも比重が高く、上に浮かない液体をお勧めしてしまうかも知れません。
処で、お尋ねされている液体は、必ず上層でなければならないのでしょうか?
フッ素液が上層で、鉄やアルミに対して非腐食性の液体が下層となるものは、候補の対象外なのでしょうか?
もし、必ずしも水よりも低密度でなくとも構わないのでしたら、フレオン等のフルオロアルカンの類の中から、不燃性で、且つ比較的高沸点のものを選択されては如何でしょうか?
フレオン類の中でも塩素を含んでいるものでは、水分が混入すると分解して酸が生じてしまうものもありますが、それ以外の、炭素鎖に結合している原子がフッ素が殆どで、塩素を全く含んでいないものに関しては、水で分解する恐れは殆ど無いのではないかと思います。
特に炭素とフッ素のみから成るパーフルオロカーボンは、何れも不燃性で、分解する恐れはないと考えて良いと思います。
例えばFC-51-14(CF3-CF2-CF2-CF2-CF2-CF3)は、沸点が56℃、25℃における密度が1.68g/cm3で、不燃性です。
パーフルオロカーボンではありませんが、HFC-76-13sf(CH3-CH2-CH2-CF2-CF2-CF2-CF2-CF3)は、沸点が114℃、25℃における密度が1.554g/cm3で、不燃性です。
市販されているかどうかは判りませんが、もっと分子量の大きなものであれば、更に高沸点のものもあるかと思います。
尚、フレオン類の中には、液体の密度が水よりも低いものも無い訳ではありませんが、その様なものは沸点が低過ぎたり、可燃性があるものばかりの様です。
以下にフレオン類の一覧表が掲載されているサイトへのリンクを貼っておきますので、宜しければ参考になさって下さい。
【参考URL】
JFMA 日本フルオロカーボン協会 > データベース > 環境・安全データ一覧
http://www.jfma.org/database/table.html
後それから、フレオン類ではありませんが、四塩化炭素は、沸点が76.8 ℃、液密度が1.5842 g/cm3で、不燃性ですが、毒性があるという難点があります。
ありがとうございます。そこまで深く考えておりませんでした。フッ素液(3Mフロリナート)の比重が1.7なので、それより重い液体はないのではと勝手に考えていました。フルオロカーボン液、調べてみます。ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
うーん,後出しのように条件を出すのはどうかと思いますよ.
#4 は亜硝酸ナトリウムではなく亜硫酸ナトリウムで,これは溶存酸素濃度を極端に落とすことができるので,酸化自体を抑制するというつもりだったんですが,何年ものスパンでは無理ですね.
そもそも,そういう長期間であれば,なまじの低揮発性ではだめで,現実的には水を補充しつつ使うしかないでしょう.
そして,アルミを使う.塩化物イオンが入らない環境なら,ステンレスでもいいでしょう.もちろん,可能な限りの密閉というか蓋はつけるのですが,それでも減る分は水を足す.
また,そのままでは微生物が繁殖するので,抗菌剤の類いも必要でしょう.水自体,定期的に交換する必要もあるでしょう.
ステンレスは塩化物イオンさえ入らなければ,10年くらいは水でも問題ないと思います.
No.5
- 回答日時:
アルミが選択できるのなら水でよろしいのではないですか?
pHが中性域付近であれば、心配するほど腐食しないと思うのですが…
そもそも、どういう目的・条件で実験したいのでしょうか?
「鉄(アルミ)が錆びないもの」と書いていますが、手軽に使える水に対して耐食性のあるたとえばステンレスなんかを選択できないのでしょうか。
はい。おっしゃるとおりです。
ただ、液体をいてておく期間が5年から10年程度で見ているので、アルミ、ステンだとちょっと腐食が心配です。
用途は水と油のように分離する液体の境界分離面に、ある実験を長期間にわたって行います。
下層の液体にはフッ素液、そして上層にあたる液体に、低粘度、不燃性、無色透明で容器(アルミ、またはステン)を錆びさせない液体を探しているというわかなのです。
確かに水が低コストで理想的なのですが・・・
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
弊社で使っている防錆剤です。
http://www.chelest.co.jp/products/bosei-products …
引火点も低いので・・・・。
但し、廃液を社内で処理できず、産廃処理しないとダメなのが難点ですが・・・・・・。
ご参考になれば。
ありがとうございました。
HP拝見させていただきましたが、黄茶等の着色透明のようです。
せっかくご紹介いただいたのですが、無色透明の液体でないとダメなのです。
すみません。ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
液体ガラス塗料のクリアというのが有りますね。
とりあえずこの辺とか。
http://www.aq-shield.com/%E5%95%86%E5%93%81%E3%8 …
他のメーカーからも出ているようですよ。
ありがとうございます。
条件に書き忘れていましたが、「低粘度」なのも条件でした。
すみません。
粘性は水程度で低いほど理想です。宜しくお願いします。
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