プロが教えるわが家の防犯対策術!

ボクシング、松濤館空手の経験者です。
社会人になり、久々に武道を再開したいと思っています。
昔からパンチが得意なのですが、関節技も大いに興味があり、合気道や少林寺拳法を見学してきました。
ただやはり昔から染み付いている空手の動きを活かしたいと思ってます。
合気道だと完全に別物で、少林寺は、揚げ受けなどの受け方が少し違う感じがしました。
そこで伝統空手にはない関節技が豊富な流派の空手をやりたいと思うのですが、いろいろサイトを見ていると、立ち関節といっても具体的な技名まで稽古内容として紹介しているものがなく、イメージがわきません。
これらは柔術の技を取り入れているのでしょうか?それとも空手特有のものですか?
流派によっては少林寺拳法から選抜して関節技に取り入れているものもあり、キックボクシングみたいに独立した団体、流派、会派が乱立しておりまったくわかりません。

立ち関節や投げ技が豊富やおすすめの流派があれば、宣伝にならない程度に教えていただけると助かります。

A 回答 (6件)

 空手の失伝なんかは確かに格闘技化、スポーツ化で起きてはいますよ。


 空手の場合、格闘技のルールで戦う為空手本来の動き方より格闘技の理論を使った戦い方でないと試合で勝てなくなっているので昔の理論を捨てかけています。
 だから型を考える時に現在の格闘技での理論(試合)の思考で考えて型は実戦的でないとか平気で言える人が多いです。
 スポーツ空手の方は試合でポイントさえ取れればいいのでこちらも本来の技の使い方なんかは失われています。


 中国武術の失伝はスポーツ化ではありませんよ。
 国内でも大会など開催され注目されるようになったのはたかだかここ10年、20年くらいです。
 その程度の年月で失伝することはありません。
 中国武術の失伝は何度かあった国の禁武政策のせいです。
 これにより、各門派は表に出さず秘密裏に伝える門派、武術じゃなく踊りだと言って伝えて伝える門派に分かれました。
 で、本当の技術、技の使い方は選ばれた人にのみ伝えていったので、型のみが伝わり、用法や身体の使い方は失伝したところが多いと言うのが本当の所です。
 特に踊りとして伝えていたところは套路と実際の用法がかけ離れ過ぎて失伝によって本来の使い方が全く解らなくなってしまった所も多いです。
 そして、それらの門派で習って真伝を教えてもらえなかった人が自分で考えた理論、他派の技術などで補間していったので正しく伝わっているところもさらに少なくなってしまっています。


 日本では世界では珍しく武家が国を仕切っていた社会です。 だから武士のたしなみなどとして武術を堂々と伝えていけた国です。
 中国は三国以前からずっと文官が支配して武官は低く見られてた国です。 そういう国が同じ理由で失伝したって言うのは無茶な考え方です。
 型の失伝について考えるならその国の当時の方針、歴史背景など様々な部分を考慮したほうがいいですよ。
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この回答へのお礼

中国の歴史はとても興味があります。
日本の古武術も、当時の絵などから古人の体の使い方を想像していっているらしいですね。

お礼日時:2013/12/04 21:00

空手と柔術は全く関係ありません。


正確には日本の本土に入ってきた後は柔術の影響を多少受けていますが、それ以前の唐手と柔術は関係無いということになります。
唐手は琉球古武術に中国武術を取り入れた(という伝説がある)武術です。
庶民に流行った那覇手(後の剛柔流など)を除けば唐手は琉球の武士階級の武術です。
よって武器術も弊習する為に昨今の格闘技のように身体を密着して行うような関節技は重要視されてなかったと思われます。
松濤館の基本や型を見れば肘関節を直接打つ技や膝関節を直接蹴る技は見られますが、関節技よりは崩し技や引き倒しのような技の方が重要視されてるように思います。

より、崩し技・投げ技などに興味があるのであれば松濤館流空手に合気道を取り入れた「宇宙禪拳法」というのがあります。

参考URL:http://www.utyuuzenkenpo.com/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
那覇手って剛柔流と関係があったのですね~
いろいろな諸説がありそうだということがわかりました。

お礼日時:2013/12/04 20:54

以下は歴史的な見解ですので


現代に実際にやっている方への設問には
少し趣旨が違う回答になっているかもしれません。

その場合はゴメンナサイです。

??????????????

空手も大きなカテゴリーで言えば柔術です。

江戸時代以前は素手の武術・兵術全般を
柔術とよんでいましたからね。

明治になり武道でも
西洋的な考え方を取りえる過程で

全国統一の見解が生まれたのは
たぶん警官の逮捕術に必要な武道の選定にさいして
公的な分類が必要になったおりのことで

柔術が細分化されて行き
その中で打撃を主にする
流派の一部を世間一般に
「空手」とする傾向が生まれたようです。

しかし、実際には昭和の初期
(つまり太平洋戦争以前)までは
どの武術にも柔術時代から伝承された
当身と関節技は存在したようです。

それが戦後スポーツ化する過程で
ルール上、不要な技や危険な技が「禁じ手」となり
失伝していったと言う事で
今日の空手に関節技が少ない理由と考えられます。

これは中国武術なども同じ経緯で失伝技が多いらしいですね。
しかしこういった体術の技は1度失伝すると
永遠に謎の技になってしまいます。

武術史という観点から見た場合
これはとても残念なことに思えます。

松濤館空手をやられていたそうですね。

頑張って失伝した松濤館の源流の
関節技の復活させる研究をなさってみてはどうでしょうか?
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この回答へのお礼

え?それは初めて聞きます。
興味津津ですね。

ということは、柔術の当身で失伝してしまった技術はもしかしたら空手の型でやるような手技にそのヒントがあるかもしれないですね。

古武術にしても少林寺拳法にしても、研究する視点でやってみると楽しいかもしれません。
ただ中途半端にならんようにある程度、絞りたいですね。

お礼日時:2013/12/01 21:19

 取りあえず型の研究したらいいと思いますよ。



 投げ技、関節技なんかも型に含まれていますよ。 簡単にみただけでも払い受けをはじめとする基本の払いなんかもすぐに投げに使えますし、それ以外に関節の破壊に応用出来そうですね。他の技も発想を変えれば全部投げや関節技に出来ます。
 他も技を見せてもらえれば私はいろいろ思いつきますよ。
 正拳突きの引手なんかはもともと相手の手を掴んで引く行為が本来の使い方のはずですし、その辺が気付けなければ習っても使えないでしょうね。
 そういう発想が理解出来てくれば自ずと全ての技が関節、投げに応用可能になってきます。

 恐らく空手はまだ自身の伝えている型にそういう技術が含まれる事に気付いていない人が殆どだと思います。だから自分の技を見つめ直す前に他派に目がいくのだと思います。
 どこかで習うよりも自分が気付くだけの柔軟な発想を磨く事の方が大切だと思いますよ。


 私は中国武術ですが、うちの門派ではこの技は投げの為、受けの為なんて発想はしません。 全ての技が攻防どちらにも使えてどのような形にも変化させられるって教えられます。
 こちらの考え方だと正拳突きは防御にも使えますし、投げにも関節技にも利用可能です。
 この辺が解るようになれば全ての技が同じように発想を少し変えるだけでいろいろ変化させられる事が理解出来てくると思います。
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この回答へのお礼

型本来の意味をしっかり理解するのが大切なんですね。
昔やってた伝統空手はたしかに型の動きの意味を対人稽古で説明していました。
ただ昔のことなので、型そのものも忘れましたが。。

お礼日時:2013/11/27 00:13

空手は本土に紹介される際、わかり易いよう打撃しか伝えませんでした。



そして時代と共に技術も忘れさられたのです。

それを現代に復活させようと柔術諸派や合気道から技術を学んでいるのが現状です。
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この回答へのお礼

そうなんですか~
空手本来の関節技って少林拳の関節みたいなかんじだったのでしょうか・・

お礼日時:2013/11/24 21:27

摑んだり捕まえたりする前に打突するのを「空手」というのが基本的な定義ですから、本来の「空手」に、立ち関節や投げ技というものはありません。

しかし、だからとって禁じられいるわけではなく、伝統派空手にも瞬間的な投げ技はあって、それは、組み手試合においても有効です。
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この回答へのお礼

それが見てみたいですね~

お礼日時:2013/12/25 20:59

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