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Illustrator等でデザインをされている方々がいらっしゃるであろうこのカテで質問いたします。
現状、困っているわけではありません。長年の疑問です。

オフセット印刷やインクジェット印刷の見た目の違いについて質問です。
一般的なオフセット印刷(175線/350dpi)のカラー印刷物と、フジカラーなどのデジタルデータからの写真プリントサービスと、多色インクで数千dpiで写真画質モード・専用用紙でのインクジェット印刷物を比較した場合、インクジェット印刷のほうが、キメ(ドット)が細かいのはわかるのですが、すこしぼんやりした印象がします。インクジェットに次いで写真プリントサービスも、なんといいますかキメが細かいのですがぼんやりとした印象です。

オフセット印刷はそれらと違い、よく見れば網点が見えるものの、例えば人物の顔の輪郭線などはかっちりした印象です。当然、インクジェットと比較して再現しきれない場所もあります。

各々の印刷方式は理解していますが、この「網点が粗いのにカッチリ見える」「ドットが細かいのにぼんやり見える」というのはどのような理由なのでしょうか。

A 回答 (4件)

スクリーニング(網点)の仕様が違うからだと思いますよ。


一般的に従来のオフセット印刷はAMスクリーニングで(最近ではFMスクリーニングも使われています)、写真プリントやインクジェット印刷はFMスクリーニングです。
双方のメリット、デメリットを調べると、あなたの疑問とぴったり一致しますよ。

AMスクリーンのメリット
・製版・印刷環境の影響を受けにくく、品質が安定している。
・画像のメリハリ、立体感、質感に優れている。
・人肌や平網が滑らかに再現できる。

FMスクリーンのメリット
・網点が小さいため、細かな図柄は有利。
・モアレやロゼッタパターンが出ない。
・色の再現領域は広い(ただし、色分解が適切に行われた場合)。


AMスクリーンのデメリット
・モアレやロゼッタパターンが生じる場合がある。
・淡い色で描かれた細い線は再現がむずかしい。

FMスクリーンのデメリット
・印刷時の網点の太りが色調を大きく左右するため、品質管理がむずかしい。
・人肌や平網の部分に、ザラツキ感がある。特に、モノクロの場合に顕著。
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全てではないとしても、アンシャープマスクも理由のひとつにはなると思います。



私は商業印刷用途の画像作成を仕事の一部にしていますが
アンシャープマスクはモニター画面で見てオーバー過ぎるくらいにかけて
やっと網点になった時点で効果が現れるくらいです。

が、たまにプリンタ出力用途の画像を作成すると、それでは効果が出過ぎて見苦しくなります。
ホドホドにかけてもまだ処理を施した感じが強調される場合もあって、意識的に効果を弱くするようにしています。

勝手な推測ですが、網点という形状(粗さ)がアンシャープマスクの効果と逆効果をちょうどよく和ましてくれて
結果的に良好なアンシャープマスク効果を出しているのではないかと思っています。

以前、機会があって適切なアンシャープマスク効果を施した昇華型プリンタ出力紙と
そのデータのまま網点出力した印刷紙(網点出力のできる色校正機です)を比較したことがありますが
網点印刷のほうがあきらかにシャープ感が不足していて
より強めにアンシャープマスクをかけたらプリンタ出力紙を凌ぐシャープさの網点印刷になったことがあります。
その後の本機印刷でも同様でした。
その時は正当な理由までは特定できませんでしたが
先に書いたように「商業印刷用画像のアンシャープマスクはモニター画面で見てオーバー過ぎるくらいにかけるほうがいい」という結論になりました。

それからは同じ画像でも商業印刷用データとプリンタ用データではアンシャープマスクのかけ具合を変えるようにしています。
特に「AutoEye」というPhotoshop用プラグインソフトは特に商業印刷用の画像処理に特化したもので
標準仕様のアンシャープマスクでもモニターで見るとあきらかにかかり過ぎに見えますが、
印刷に廻すと最善の上がりになりますので用途によって使い分けています。
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これは印刷方式(オフセット・インクジェット)や解像度の違いではなく、そのドットを構成する場合、どのように印刷しているかによります。

あとはにじみがある染料系インクかにじまない顔料インクを使うかの差。

オフセット印刷の網点は輪郭自体をはっきりさせるので、全体を見てもエッジがぼんやりしません。そのかわり、カラー印刷時の微妙なグラデーション再現は苦手です。これは輪郭がはっきりしている分隣り合う色と混ざらない事から中間色が生成されないからです(その為に網点で中間色を再現するのですが)。

インクジェットはインク自体が滲みますのでドットの輪郭はだんだん薄くなります。これにより隣り合う色と混ざり合って中間色が生成されますからグラデーション表現に優れます。しかし、輪郭は多少にじむ関係でぼんやりと見えてしまいます。

オフセットを使わなくても、滲みにくい顔料系インクジェットでイラレで作った網点パターンのカラーイラストを印刷すると、エッジがはっきりしたイラストになりますよ。
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http://docs.gimp.org/ja/plug-in-unsharp-mask.html

プリント前の画像加工で
アンシャープマスクを掛けているか、いないか?の差
なんてことではないよね?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

アンシャープマスクとは直接は関係ないと思います。

お礼日時:2013/11/29 17:49

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