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「鳥」と「酉」はどちらも「とり」と読みますけど、この2つはどう違うのですか?

A 回答 (6件)

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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/04/05 14:24

古代中国で方角や時刻を表すために、十二支が考案され永く用いられてきました。


十二支に十干(木火土金水の五行をそれぞれ兄、弟に分けた)を組み合わせて、暦年を表すこともしました。干支を一巡すると60年、60歳に達した人は「還暦」を祝いました。
方角で云えば、真北が子、真南が午に当たります。
また、十二支のそれぞれに動物を宛てることもしました。
子にはネズミが、午にはウマが配されましたが、これら動物とは何の関係もありません。
南北を結ぶ線を子午線というのもここから来ており、時刻で云えば子の刻は深夜0時前後、午の刻は正午前後を指し、そこから午前、午後の表現も派生しました。
酉の方角や時刻に、タマタマ鳥が配されましたが、酉と鳥とは十二支以外では何の関係もありません。
酉の方は西の方角、酉の刻は午後9時前後を指します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。なるほど、十二支に動物を宛てただけで、鳥とは何の関係もない事が分かりました。

お礼日時:2014/04/05 14:29

   1。

酉 の類  時間や方角を表す
    子、丑、寅、卯、辰、巳、午、未、申、酉、戌、亥。
    http://d.hatena.ne.jp/keyword/%BD%BD%C6%F3%BB%D9

    2。鳥の類 動物を表す
    鼠、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪。
    http://dic.nicovideo.jp/a/%E5%8D%81%E4%BA%8C%E6% …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。ご意見は参考になりました。

お礼日時:2014/04/05 14:31

酉は酒ツボからきていますね。


10月に米を収穫して酒を作るから十二支の10番目に酉を当てたようです。

その後、酉に鳥ではなく鶏(トリ)を言わばダジャレ的に当てたのだと思います。
ですので十二支ではニワトリですね。

酉に空飛ぶ鳥の関連性は全くありません。
あくまでも酒にまつわる事柄だけです。
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この回答へのお礼

なるほど、やっばり鳥と酉は何の関係もないんですね。

お礼日時:2014/04/05 14:33

鳥は動物の鳥ですが、酉を「とり」と関連つけたのは、古代中国の戦国時代(紀元前404~紀元前221)の頃だろうと言われています。


文献としては、後漢時代の書籍「論衡」が最古とされています。
「酉」に当てはめた「とり」は「鳥」ではなく「鶏」です。

酉は十二支と呼ばれている月を表す序数の8番目を表す文字でした。
「支」は区分するという意味です。
本来は「ゆう」と読まれます。
この暦の月の名前を庶民にも分かり易いように身近な動物の名前を当てはめたのだろうと考えられています。
「ゆう」の月に「とり」をあてはめたので「とりのつき」からの連想で「酉」を「とり」と読むようになりました。

古代中国では満月から満月の間を一つの単位として暦の「月」としました。
これを12月(個)集めると約1年の期間に相当します。(太陰暦)
この12の月に自然の季節の移り変わりをあらわす文字をあてはめました。
「酉」はもともとは酒をいれる壺からうまれた文字です。
しぼるという意味があります。
秋になって熟した果実を壺にいれてしぼる時節であるということからこの文字をあてはめました。
(旧暦では春(1月2月3月)夏(4月5月6月)秋(7月8月9月)冬(10月11月12月)です)
ではなぜ「酉」の月に「鶏」をあてはめたのかについては定説がありません。
この12の序列をあらわす文字は、時刻や方位をあらわすのにも使われるようになりました。
中国の古代の陰陽五行説と結びついて、占いなどにも使われるようになりました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。酉は8番目なのですか?

お礼日時:2014/04/05 14:39

No.5です


わざわざお礼を記入いただきありがとうございました。
酉は8番目かというご指摘ですが、失礼しました「10番目をあらわす文字」です。訂正してお詫びいたします。

現在は月は1~12までの数値で表記するのが当然のことですが、古代中国では干支で表記していました。
干支の割り当てを旧暦の11月がらスタートさせているのは、冬至を起点としたことに由来します。
数字表記と干支表記に感覚的にずれが生じるのはこのためです。

蛇足
冬至はご存知の通り一年で一番日照時間が少ない日ですが、気温は現在の二月初旬が最も低くなります。
古代の中国の人たちは、経験的に最も低い日を立春と定め一年の始めとしました。
これは農作業を基準とした生活経験に基づくものです。
この決め方は二十四節季と呼ばれ、現在でも立春の他に、啓蟄、春分、夏至、立秋、秋分、大寒、等と季節を表す言葉として使われています。
年賀状に立春とか初春と書くのはこのことに由来しています。
現在でも中国や台湾では立春を新年の始めとしてお祝いをしています。(春節)
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この回答へのお礼

改めて回答ありがとうございました。解説は大変参考になりました。

お礼日時:2014/04/05 23:13

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