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ギターをやっています。

基準音は440Hzとなっていますが。
誰が決めたんでしょうか?
あとどういう理由で440Hzに決めたんでしょうか?

A 回答 (3件)

 ヨーロッパの音階は、教会旋法というものが元になっているようです。

何種類もあったようです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%99%E4%BC%9A% …

 何故かは知りませんが、「ラから始まる旋法」が基準になり、
 ラ→シ→ド→レ→ミ→ファ→ソ
の音に
 A→B→C→D→E→F→G
というアルファベットを振りました。
(上のウィキペディアでは「第2旋法=ヒポドリア旋法」ですね)

 これで「ラ」=「A」 が基準の音になったようです。


 あとは、この基準の「ラ」=「A」の音の高さをどうするかです。
 実は、ヴァイオリンなどの弦楽器は、弦の太さや張力を変えれば、ピッチを変えられるので、あまり基準の音の高さは必要ありません。ピアノやハープシコードも、「調律」することで音程が変えられます。
 基準の音の高さが必要になるのは、「オルガン」や「管楽器」です。パイプや管の長さで音の高さが決まってしまうので、その都度他の楽器と音の高さを合わせて調節するということができません。
 教会の中の大型オルガンが盛んに作られるようになったのは、17世紀~18世紀前半のバロック時代のようです。(下記のウィキペディア参照)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%AB% …

 また、17世紀~18世紀の頃は道路や交通手段の発達で、人や楽器の行き来、オルガン職人や楽器職人の広範囲の渡り歩きなども盛んになり、異なった土地で作られた楽器同士で合奏する機会も増えたのではないでしょうか。

 そういった中で、音の高さを統一しようという動きが盛んになってきて、あちこちの地方(その土地の中心的な教会のオルガンの音の高さを基準に、とか)、小国家、宮廷楽団などでたくさんの基準値が並存するようになり、それを最終的にヨーロッパ全体で統一したのが、No.1さんの回答の1834年にシュトゥットガルト会議なのではないかと思います。
 要するに、「取り決め」の問題なので、声が大きい方、主導権を握った方、賛同者の多い方に決まるというだけの話だと思います。現に、435Hzになったり、すったもんだしたようですので。現代でも、オーケストラによっては442Hzとか、444Hzを基準にしているところもあります。
http://www.pipers.co.jp/kijilib/fl-01.html
http://tuhan-shop.net/classic/kikou/ki-kisotishi …

 その当時そこにいたわけではありませんので、あくまで想像です。
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この回答へのお礼

なるほど

ありがとうございました

お礼日時:2014/04/20 18:21

>誰が決めたんでしょうか?


すでに回答があるとおり、1834年にシュトゥットガルトにおける会議で、それまでバラバラだったピッチを、国際標準としてa=440と決めたのです。
それまでは、国や地域、合奏団によってバラバラで、様々な不都合がありました。
昔の管楽器やオルガンや音叉が残っているので、当時のピッチがわかります。

>どういう理由で440Hzに決めたんでしょうか?
会議を開いて話し合いによって決めたのですが、オギャーと産まれた赤ちゃんの鳴き声の高さを基準にしたという説もあります。

現在は、アメリカではクラシックもポップスもa=440ですが、ヨーロッパや日本では、高い目にする人がいます。「決まったら、その裏をかく」小ズルイ人という人はどこにでもいまして、せっかく440と決めたのにコッソリと自分のオケのピッチを上げて、輝かしいサウンドを出して評判をとった超有名な指揮者、また、コンテストでは他の参加者が440で演じているのに、自分は高い目にして輝かしい音にして入賞した人、楽器の買い替え需要を促すために、「高い目のピッチが輝かしく好ましい」「442が常識です」と言って、古い管楽器を陳腐化させようとする楽器メーカーなどの思惑でピッチインフレが誘導され、またしてもピッチがバラけています。
バラバラで、これではいけないとせっかく決めた標準ピッチなのに、またしてもバラけさそうというのは困ったものです。またピッチインフレ誘導の動機も不純で、たくましい商魂のおかげで、学校のクラブなどでも先輩から譲り受けた楽器が440なので使えないとか、昔の名器が使えないとかの問題が起こっています。ですから質問者さんはピッチインフレを軽蔑し、440を堅守していただければと思います。幸いポップス業界は、アメリカの影響もあり比較的440で通っています。
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この回答へのお礼

なるほど

赤ちゃん?なんで赤ちゃんの鳴き声の高さなんでしょうか?

ありがとうございました

お礼日時:2014/04/20 18:23

1834年にシュトゥットガルト会議が開催され、


管弦楽における基準ピッチが「ラ(A)」=440Hzと定められた。

とWikipediaにあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A5% …

理由についてですが、当時は地域によって300Hz後半から400Hz後半までの
バラバラなピッチで演奏してたようなんですが、
それでは色々と不都合が生じてきてようで、色々話しあった結果440Hzにしたようです。
その後435Hzになったり二転三転して結局440Hzに落ち着いたようです。
http://www.piano-pasdechat.net/faq/08.html

でも好みによって442Hzとかでやるときもありますよね。
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この回答へのお礼

うーんなんで440なんですかね?

ありがとうございました

お礼日時:2014/04/20 18:19

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