アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 ピアノを始めて独学十か月の初心者です。
 ピアノ関連の本(角聖子先生等)には、ブラインドタッチというものが
とても素晴らしいもののように書いてあり、自分も挑戦してみましたが、
あまりの難しさに意気消沈しています。

 隣り合った鍵盤、あるいは二つ隣位までなら、何てことはありません。
 しかし「レ」にある小指を、一オクターブ下の「ソ」に、瞬時に運ばなくてはならない、
こんなパートが続くとお手上げです。離れた和音の連続になるとさらに、何倍も難しいです。
 これまで両手が離れているパートは、片手は見ないで弾いてきました。
しかし最初から最後まで、両手とも見ないブラインドタッチを今から自分がマスターするには、途
方もない時間と労力がかかることは間違いありません。出来るという自信もありません。

 本やピアノ系サイトには、ブラインドタッチはピアニストの基本技能である、的に書いてあります。
 鍵盤を見なくても済むので、目・首腰が鍵盤から解放されるともあります。
 しかしそこでまた疑問に思いました。
 もしブラインドタッチがピアニストの基本技能で、体も目も楽になり、優雅にも見え、鍵盤も楽に
見つかり、初見にも必須で、表現も豊かになり・・・とにかくそれほど素晴らしいものなら、プロや上級者の方々は皆ブラインドタッチで弾いていないと、あるいは弾けていないと、論理的におかしくないでしょうか。
 しかし実際にプロの演奏(生・動画で)を見ると、ブライドタッチで弾けているプロの方は、
名前の通った高名な方でも非常に少ないです。
 ほとんどの方は、最初から最後まで鍵盤を見てるし、楽譜を使う方は、パッセージを覚えてから
鍵盤に目をやって、弾くべき鍵盤を見つけるという動作を繰り返して演奏しています。
 ナチュラルポジションで弾ける時は、見ていなくても、飛躍をする難しい箇所は、いずれにしてもしっかり首を動かして、弾くべきパセッジの鍵盤のある部分を、ゆるやかに、しかし確実に視界に入れ続けています。 これは今の自分の弾き方と全く同じです。
 
 姿勢も、教本にあるような脱力して首背中がまっすぐな姿勢という方はまれで、猫背や首猫背の
プロの方が大勢いらっしゃいます。
 にもかかわらず、ものすごくうまく聴こえるし、表現も十分にされていて、素人ながら
とても素晴らしい演奏だと感じます。
 完全なブラインドタッチを推奨される方は、鍵盤を見ていては
やがて限界に行き詰ると言いますが、はたしてそうでしょうか。
 私が見た超絶技巧曲を弾くプロの方々は、むしろ最初に手元をみて弾くべき鍵盤の位置を確認しているからこそ、速やかに鍵盤の上に手を運べて、正確に弾けているようにしか見えませんでした。
 
 
 
 
 他の楽器は手元を見ないのだから、ピアノも見るべきでない、と言う方もいらっしゃいます。
 しかし打楽器、弦楽器、管楽器を、ブラインドタッチの難易度の点で、ピアノと同列に語るのは無茶苦茶な話だと思います。ピアノは鍵盤が八十八鍵もあり、手を伸ばしきっても、七オクターブのうち、指の届くのは、せいぜい一オクターブです。その上、両手を離して一人で主旋律と伴奏までこなさなくてはいけないからです。


 以上の事から、鍵盤を見て弾く演奏法は悪くも誤りでもなく、正常で必要なことであり、とがめられることではなく、鍵盤楽器の基本スタイルであるように思います。
 確かに完全なブラインドタッチので弾かれる方もいらっしゃいますし、優雅に見え、メリットはあるでしょうが、目で瞬時に、正確に鍵盤の位置をとらえて弾くことが、鍵盤幅間隔を覚えて弾く弾き方より、メリットの点で劣っているようには、どうしても思えません。
 目で鍵盤をとらえた方が、絶対に精度が高いです。不安を感じながら空中に手を漂わせなくても済みます。一曲の習得時間も、全く見ない場合より短くて済むと思います。
 
 ピアノはブラインドタッチで弾かなければならないという、呪縛(?)から、適切に解放されたいと
思っています。
  鍵盤楽器で言うブラインドタッチとは通常、他の楽器とは違い、片手だけを見ないこと、あるいは距離の近い鍵盤だけを見ないという、部分的なブラインドタッチと言うべきものではないでしょうか。
 鍵盤楽器歴の長い方のご意見をいただければ幸いです。
 

 
 
 

A 回答 (6件)

別に鍵盤見てもいいですよ。

ようは、弾ければよい。
ただ、まあ、恐ろしく動体視力がある超人じゃない限り、ある程度鍵盤見ないでも弾けないとなかなか普通の曲は弾けないような気もしますが。

否定的な意見もでていますが、私は、せっかく大人になってからピアノを始めたわけで、ピアノにまつわるウンチクを一緒に覚えるのは良いことだと思いますよ。単に何かするだけではなくて、それにまつわる知識を蓄えてウンチク語りするってのは、大人の趣味の重要な要素だと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 ようは弾ければいいのですね。
この質問をしつつ、多くの演奏動画を見て、答えはもう分かりました。ピアノの最初から最後までの完全なブラインドタッチは
99%、非現実的です。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/05/16 08:13

ピアノの先生をしています。


No.4の回答者様が、的確な回答をされていると感じました

大変失礼ですが、独学で始められて10ヶ月で手をみなければ弾けないような音域の曲を練習するのには、少々無理があるのでは?と思いますよ。

まずは1オクターブ以内で鍵盤の感覚を身につけられ手、徐々に音域を広げていかれてはいかがでしょうか?

ブラインドタッチというのは、私の見識では「鍵盤を全く見ないで弾くこと」ではないと思います。
「鍵盤の位置を意識しないでも弾けるくらい、体で覚えて弾きこんでいく」というイメージを持ってみてくださいね。
楽譜を見ながら音楽の流れを感じ取り、それを体にしみこませていくことがプロの練習だと思います

「途方もない時間と労力がかかることは間違いありません。出来るという自信もありません。」
そうです!途方もない時間と練習を重ねて体得したのがプロの方です
すべての人がこれをする必要はありません

でも、もし貴方がプロ並みに曲を弾きこなそうと思われるのでしたら、鍵盤とにらめっこしていては弾けないと思います

まずは鍵盤をしっかり見て、鍵盤の感覚を覚えてください。
できるようになったら、できるだけ楽譜を見ながら弾いてみてください

私はいつも生徒さんに「今弾いているところより先の小節を見ていなさい。手は見ないで。音があっているかどうかは耳で確かめなさい」と教えています。
8小節くらいの曲を弾くようになったら、小さい子でもやらせています

あまり細かいことを気になさらず、地道にがんばってくださいね!

一番大切なことは、楽しんで音を奏でることです
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。勉強になりました。

お礼日時:2014/05/16 08:23

#2の方の回答に一票!




独学10ケ月のドシロウトが
高名であろうと無名であろうとプロについて
とやかく言うのは言語道断って話でしょ。


パッセージだのナチュラルポジションだの
ブラインドタッチだの

初心者がそんな用語は使わない方がいいよ。

こんなところで屁理屈言ってるぐらいなら

その分練習しなさいよ。


独学10ケ月とか、少年野球のレギュラーどころか
ベンチにすら入れていないレベル、
それがプロ野球を語ってどうするの?

そんな話だと思うよ。


独学の人のことはわからないけど
ピアノ教室に通って5年くらいたって
ヤマハとかの検定を受けられるくらいのレベルに
なったとして、その級の課題曲を暗譜するのは
当然として(暗譜が必須じゃなかったかもしれないけど)

目を瞑って間違えずに弾けるくらいに練習しなければ
合格しないです。

鍵盤の位置・距離関係、そんなものは体に叩きこむ
体で覚える、プロじゃなくてもある程度のレベルになれば
自然に身に着いているものです。

独学で教則本だのネットのサイトだの
頭デッカチになっていてもダメだと思います。
    • good
    • 1

ご質問をゆくりと読みました。


結論から書きます。
そこまで分析して自分なりの考えをもっているのであれば、あなたの考えでよいと思います。
私はギターを50年ほどやっているおじさんです。
ご質問をギターに置き換えながら読んでみました。
ギターの場合でもsauke4さんの考えと同じですね。
要は練習量だと思います。
練習の積み重ねで演奏を体に覚え込ませます。
その結果で演奏します。
ギターの場合でも奏法の運指基礎はあっても、実際は自分が弾きやすい運指が一番なのですね。
プロでも同じです。
以前、ネットで面白い記事がありました。
ヴァイオリンとフィドル(カントリー等)の奏者の違いについてです。
「演奏前にヴァイオリストは楽屋で楽譜を見ているが、フィドラーは皆と遊んでいる」です。
笑うでしょ?
楽器は同じですが、音楽ジャンルや奏者によってそれだけ違うという話です。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。勉強になりました。

お礼日時:2014/05/16 08:20

そんなこと考えてたら楽しくないでしょう?


見ようが見まいがどっちだっていいじゃないですか?

たぶんプロの人が手元を見ているように見えるのは
もちろん確認もあるでしょうけど
その視線も演奏の一つではないかしら?
演奏をきかせるというのは演奏する姿も見せるものです。

盲目のピアニストさんもいますよね。
彼は見るということなどまるで考えの外ですよね。
彼にできて他の人にできないのは見えるからでしょうか?
彼の演奏と他のプロの演奏は見ている見ていないで変わりますか?
どんな人でも良い演奏をすればそれは感動を作ります。

ピアノ演奏に大事なことは鍵盤を見ないことではありません。
あなたらしい、良い音楽を奏でることであって
鍵盤を見ないことではありません。

とかく初心者というのは枝葉に着目するものでありますね。
どうでもいいことです。
目に頼って練習を怠るようでは困りますが
練習すればするほど見てるかどうかなどどうでもいいことになるのでは?
楽器、音楽を奏でる側は体で覚えるものだと思います。
目も体の一つです。
そのうち慣れれば手をこれくらい開くと何度の音が弾けるとか
目いっぱい手を開いたときに1オクターブなのかそれ以上なのかを計算して感覚で
オクターブ以上のジャンプができるかもしれません。
でも見える目があるならそれも使ったって良いでしょう。

メリットデメリットなど考えずに
教師でもプロになるわけでもないならもっと楽しみましょうよ。
音楽は苦しんでするものじゃないです。
気にしないでお好きなように弾いていいと思いますよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。勉強になりました。

お礼日時:2014/05/16 08:19

こんにちは


>あまりの難しさに意気消沈しています。
 σ(^_^;は、昨年のお正月からラッパを始めました。
 もう1年と3ヶ月経ちましたが未だに3つの音しか自信を持って出せません(ラッパの場合一つの指使いで7つ音が出せると一応の目標達成)。
 なので、がっかりしているそのお気持ちは、よ~っく判ります(;_^)
 でも、たった10ヶ月であきらめるのは早すぎますよ。

 ピアノって10ヶ月で完璧習得できるものなのでしょうか(^^;?

 σ(^_^;、ピアノは指のリハビリのためにハノンの技巧練習しかしたことがないので適切な練習法などは、他の方にお任せしたいと思いますが、文章がしっかりしていることから質問者さんは社会人なのだろうと思います。
 気を長く持ってあきらめずに続けてみて欲しいと思いますm(__)m

P.S.
 σ(^_^;ラッパの3つめの音が出始めて13ヶ月で出る音数は増えていないのですが、始めに比べてだんだん出る音がしっかりして来ている実感はしています。
 だから練習にかけた時間は無駄では無いと思うのですよ(^。^)vもしかしたら明日出きるかも
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。勉強になりました。

お礼日時:2014/05/16 08:24

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!