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美味しんぼの表現問題について
本当の真実は作者が言うように、健康被害があるが
それを隠しているだけなのでしょうか。
それとも作者の考えに都合がいい事実だけを
書いているのでしょうか。
前町長が実際に鼻血が出るという少数の事実を
いかにも全員に起こっているように書いている
だけなのでしょうか。
どちらが信用できると思いますか。

A 回答 (13件中1~10件)

福島県郡山市在住です。



本作、”福島の真実”と銘打っていますが、

書いていることは

”私が思うに”

とか

”断定はできませんが”

とか

個人的かつあいまいな表現が多いです。

福島で鼻血で悩んでいる人が大勢いる、とのことですが
大勢って何人?

私自身を含め、私の家族や友人、同僚から取引先まで
そんなの聞いたことありません。

”真実”などとたいそうなことをいうのであれば
全県民を対象としたアンケート調査を実施し、
抽出された人数に対してこんどはホールボディカウンタ等の
内部被ばく調査をし、そうでない人と比べる、とかは
最低限実施すべきと考えますが、そのようなことは当然
実施されていない。

”福島に住むのは危険”という表現もぜんぜん化学的ではありません。
だって放射能の影響範囲に県境なんて関係ないですから。
西会津や檜枝岐村まで危ないというなら、原発からの直線距離にして
ほぼ等しい(むしろ近い)仙台はどうなるのか?


”真実”ってとても重い言葉です。

本作のなかに”真実”はありません。

あれは断片的な事実と個人の体験や見聞(&思い込み)を
ただ羅列しただけです。

(決してかりやさんが事実をねつ造したり、ウソをついているとも
思いませんが)
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問題なのは「美味しんぼ」はノンフィクションなのか


フィクションなのか曖昧なんです。

普通考えれば、漫画はフィクションですよね。
ただ今回は実在の人物を実名で出して紹介した以上、
フィクションですまされないでしょう。

そして、鼻血は被曝が原因と断言している表現があり
それならば、それを証明する責任があると思います。

風化させない為にあえてこの問題だすというのは理解出来ますが
そのマイナス面についてどう思っているのでしょうか。
なんか、大義のためには多少の犠牲はしょうがないという言葉が浮かんできます。
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 僕は、原発の放射能もれ事故は決してあなどれないし風化させては


ならないと思います。その意味ではムキになって原作者を非難して、
原発放射能の影響はないと主張する多くの人々に対して疑問を感じて
います。よほどの脳天気かあるいは隠した意図があるのか。原発事故
後、政府や東電が何度資料を隠して嘘を重ねたことか。そのことで、
どれほど風評被害がおこり振り回されたことか。

 でも今回の『美味しんぼ』と原作者には正直同調できません。どれほど
真摯に取材したのかは知りませんが取材したのならもう少し真摯な結果を
考えるべきだったでしょう。何だか尻すぼみで2年間何を取材し考えたの
かと思います。失礼ながらこの原作者、初期~中期ととても為になったし
学ぶべきことが多かったのですがオーストラリアに移住して以後も他文化
主義やアボリジニのことなど本当に尊敬すべき作品を出されていましたが
終盤の『美味しんぼ』には魅力を感じません。何だか薄っぺらで人ごとでかつ
独断的で。

 福島を扱ったコミック作品では例の『えふわん』
や『そばもん』の方がどれほど読む人の心に染みる
ことか。住む人々への温かい気持ちと真実を伝え、
風化させてはダメだの思いがある。

 最後にもう一度。原作者を非難して黙らせようと
する見えない圧力がこの国にできつつある。欠点を
あげつらって真実を覆い隠すことは絶対にダメだと
思います

 
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 原作者は、行ったという「福島の取材」の中味を全く出さない。

大阪の被害に至っては、取材自体おこなっていないことが発覚した。で、自身はオーストラリアにこもって取材さえ受けない。
 前町長は「鼻血を出している人がいっぱいいる」「私の鼻血は被曝のせい」と言っているが、根拠は全く示さない。

 これで何を信じろと。

 被害の風化を防ぎたい、低線量被曝の研究を進めたい、のであれば事実を出せばいいだけ。論点逸らしをしたって反原発運動の邪魔になるだけだと思うんだけど。
 
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まずは、低線量被曝と健康被害に関しては、あるともないとも結論づけできないでしょう。



例えば、「タバコは肺がんの発生率を高める」としていますが、決して喫煙者の全ての人が肺がんになるわけでもなく、非喫煙者でも肺がんになることはあるわけです。

その上で、一般的に鼻血の原因なんていろいろとあるわけです。
当然、震災被害者で原発事故の影響で仮設住宅に住んでいたり避難生活をする方々には日常的に相応のストレスもあると思いますから、そのストレスなども鼻血の要因になりうるでしょう。

結論らしい結論にはなりませんが、
「きっと原発事故の影響で鼻血などの健康被害が起きている人はいるだろうし、中には低線量被曝の影響がある人もいるかもしれない。が、すべての被災者(特に原発周辺の被災者)にただちに健康被害が起きているともいいきれない。」
ということでしょう。
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個人的には、それほど深い意図を感じませんでした。


脈絡無く、唐突な感じで、作者、担当、編集長など、これほど問題になるとは思っていなかったような気がします。
問題視されてから、あたかも確信犯的であるかのように対応しているような気もします。

ただ、少なくとも、作者もしくは作者の周囲の人々に、福島の現状について改めて考えてほしい、と思うところはあったと思います。
情報が隠蔽されているといった陰謀論は未だ根強いですし、世間の問題意識と福島の当事者の方たちの現状には多くのズレがあるでしょう。
けれど、そうしたもののすべてが「信用できない」ものだと思います。

真偽は定かではなく、むしろすべてが信用できない。
なぜなら、物事の当事者がいくら何かを叫ぼうとも、その叫びをただ受け取るだけでは、結局は実際に見たこともない情報のままです。
また、当事者ではない人がどんなに憂慮し危惧しようが、当事者と同じ心理・立場には立つことができません。
この問題からはっきりと伝わってくるのは、情報のみでは、もはや、誰も事実を突き止めることはできず、渦中の現場へと足を踏み入れるといった行為で事実を確かめるには、あまりにもリスクが大きい「かもしれない」ので、誰もを事実を突き止めようとしない・・・という難しさでしょう。

ですから、この問題の真偽を論じること自体、不毛であると思います。
ただ、こうした疑問を投げかけることによって、目に見える事実をただ漠然と受け止めるのではなく、それぞれが懐疑的な態度で、自己の考えを再検証するようになる…といった意味はあると思います。
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 作者の問題提起の仕方が、詮索的で、住民の心情がまるでわかっていないということではないでしょうか。

実際に住んでみないとわからない。どのへんがということは自分なりに持っていますが、非難された作者や編集者が、どうして福島県民に非難されるのかわからないといわないで、住民の心情がわかるまで考えてほしいということですね。問題提起した責任として考えてほしいです。
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編集長はコメントを出し、マンガ誌としては異例の長ページに渡る各界識者のコメントを掲載しているので、少なくとも編集長の了解のもと、おそらくは編集長のみならず会社幹部も含めて了承のうえで本来の意味での「確信犯」でやっていることだと思います。

編集長も了承したうえでやったことなら、事前に原稿もチェックしていたでしょう。

インパクトを与えるためにあえてセンセーショナルな表現にしたところはあるでしょうが、そうしないと中途半端で世間は食いつかないと長年の編集経験で思ったのではないでしょうかね。
編集長氏も、「問題提起が目的だ」とコメントしていますね。その問題提起とはなんなんだというと、「東京では多くの人は終わった事故だと思っているけれど、実際は終わっていないどころか収束もしていない」ということでしょうね。
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実際問題として他所の地域にいるものにはわからないので、


もし問題だというなら、科学的な知見は別にして、
事実関係を明らかにすればいいだけだと思うのですが。

実際にやたらと鼻血を出している人が
いるのかどうか。
別に福島県の人全員がそうである必要もないのです。
別に〇〇町の人が5人10人そんな感じでしたでも
かまわないわけです。そういう実際の声を
拾い上げて世間に知らしめるという作業は
必要だと思いますし、実際にあるのなら、作品自体の
主張に意義はあると思います。

ただ今のところ、おいしんぼの作者はそれを出していませんし、
前町長のコメントも否定的ですから、
あの作品が信頼に値するものなのかどうかは
疑わしいとしか言いようがありません。
ありもしないことを、さも面白おかしく書くような
人ではないとは思ってはいますが。

福島県全員がそうじゃないから、
あの主張は間違っている。という態度は
少なくとも間違っていると思いますよ。
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 知らない間に赤チンはなくなったし、タバコはもとは健康食品だったし。

情報操作を問題にしている映画なんて全世界でよくあるよね。「アウトブレイク」などは、街を消し去って情報隠滅した。その話が出ると言うことは、どこからか漏れがあるからこそと考える方が自然。
 「原子力は安全です」を大義にする科学者の講義を聴いたが、事後質問で、「福島に影響はあるか」とストレートに聞くと、「私は科学者だから、ないとは言えない」「わからないとしか言えない」と言われた。正直な人なんだと思うが、原子力も、安全は「使い方が正しければ」の前提なんだよね。マンパワーミスを科学者も政府も、「それを言い始めたら前に進まない」ってことなんだろうと思う。
 どちらもまだ信用できない。完全に確かめていない、どちら側も。
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