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 小学校の教員です。校長から「どもる」は差別用語だから使ってはいけないと指導を受けました。しかし「どもる」ということを表現するとき、他にどんな言葉を使えばいいか思い浮かびません。「どもり」は「吃音」でいいですが、動詞である「どもる」に当たる言葉はないようなのです。ご意見を聞かせてください。

A 回答 (10件)

「どもる」ことを表現する機会があるとすれば、子供に対してではなく他の先生や保護者に対してですよね。


その時「どもりが・・・」というより、「吃音が・・・」と表現した方が教育者としてはスマートです。
わたしは保育科を卒業していますが、普通に定着した単語でしたよ。
病院でもでもそう表現されますし、個人的にも字面から意味のわかりやすい「吃音」の方が的確だと思っています。

差別というのは使う方の意識の問題だと言われる方が多いですが、それは違います。
使われた方は意識無意識であっても傷付きます。
言葉を何も考えず、右から聞いて左に使って欲しくない。「どもり」だけではなく「めくら」や「黒んぼ」といった言葉もそうです。言葉や差別にちゃんとした考えや認識を持たない人ほど使っています。
だから余計に教師には使って欲しくないですね。
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この回答へのお礼

「どもる」ことを表現する機会があるとすれば、子供に対してではなく他の先生や保護者に対してですよね。

 そのつもりで書きました。医学的なサイトを見ると,「どもり」は使われていませんが,「どもる」は当たり前のように使われているのを見て,わからなくなっていました。大変参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2004/05/23 18:47

おっしゃる通り、「どもる」「どもり」という言葉は


ずいぶん前から差別用語として、
マスメディアでは使用禁止用語になっています。
ではどう言い換えるかについてですが、
#9の方のように「吃音」が一番多いのではないでしょうか。

また私が聞いた例では「言葉が不自由」「流暢に話せない」等がありますが、
これは余計差別を感じさせる言葉のような気がします。

(身体的障害がある場合、「○○がご不自由」というのはよく使われる例です)
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この回答へのお礼

大変勉強になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2004/05/23 18:47

「どもる」人を特別視する差別用語扱いが問題で、人間は成長過程において様々なバラツキが有り、得て不得手が有ることは当たり前の話である事を、周囲に再認識させる事が教育現場のする事だと思います。


なお、差別用語の確認を誰もが容易に出来る様し、国民全体で実態の検証を常に心掛ける必要も有ると思います。
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>「どもる」は差別用語?



「どもる」という単語そのものは差別の意味はないです。
だからこそ安易に使われるんです。

どもる子供は広くは認知されておらず、偏見の対象として見られがちです。
しかも病気とはいえないし、
概して家の中ではどもりが少なくなるので
親もほとんど気づかず、自分だけで悶々と悩みます。

どちらも私がかつて小学校の先生に言われたことです。
「君はどもるね」・・・本を読むの苦手としか思っていなかったのですが、この言葉で他人とは違うのだと分かりました。
「どもらないで」・・・無理です!!どもらずに読むなんて不可能です。

できれば小学校の先生には使っていただきたくないですね。
そんなことを子供にとっては絶対的な存在である先生から言われたらどんなに傷つくか、どんなに今後気にするか。
気にすればするほど、どもるんです。

>動詞である「どもる」に当たる言葉はないようなのです。

あります。
つっかえる、噛む、口ごもる。
私がよく通知表に書かれていたのが「緊張しやすい」でした。
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 言わせてください。


 ぼくは、かつてどもりでした。
 今ではだいぶ軽減されましたが、小学、中学と、
 ガギグゲゴやタチツテトなど、いくつか決定的にアウトな行があり、ガ行の言葉をしゃべるときはなんとか他の言葉に言い換えたり苦労しました。
 あと、カ行もやばいしサ行もやばい、ハ行も、ほとんどの言葉をしゃべるとき、事前に意識してしまうと言葉はでてきません。
 だ、だだだだ、だいじょうぶ 
 とか。

 ずいぶんからかわれましたし、いやな思いもしました。
 実際にそうなのだから仕方ないのですが、「どもり」と言われることはひどくつらいことでした。
 言語障害、などといわれると、おそらくそれ以上のショックがあったと思います。
「どもる」も「障害」も、それは決定的な言葉に思えて、小学生の子供にとっては残酷なことばだと思います。
 自分のむかしをふりかえって、先生から「それは障害だ」などと言われたら落ち込んでつらくなってしまったと思います。
「吃音」というのも病気みたいでつらいです。

 なるべく、普通のことばで言い換えてあげるのが嬉しいです。
「つまる」「言えない」そんな普通の範囲の言葉でいってあげてください。


 どもりは、成長するにしたがってうすれてゆくものだと思います。
 ぼく自信がそうでした。
 どもりの子供は、そのことをおそろしく重大なこととして考えています。
「おれはなんでしゃべれないんだろう」「もっとうまくしゃべれるように、一生ならないんだ」と絶望的に考える子もいると思います。
 どもりは、一時的なもので、そのうち消えていくんだよ、といってあげてください。
(それでもやっぱり、どこか残るものですけれど。テレビをみていて、「この人たぶんどもりだな」と感じるときがあります)

 また、子供に対して接するときに、
 ぼくは、経験があるので、「言えない言葉は言い換えたらいい」と教えてあげます。
 クセみたいなもので、いくつか苦手な行があるのです、
「大丈夫だよ」
 というとき、だ行もダメだし、「平気だよ」のは行もピンチなぼくは、「いけるよ」とか「やれるよ」とか言い換えてました。

 どもりの心情を理解しようと思ったら、
 重松清の「きよしこ」という小説を読んでみてください。
 ぼくは、この本を子供のころに読みたかったと思います。
 どもりの子がいたら、薦めてみてください。
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本来、言語はどの様なものであれ文化だと考えています。


古来からごく普通に使われている言葉まで差別用語であると指摘するのはいささか行き過ぎのような感も否めませんね。

意図的に差別を意識した雰囲気(話の前後関係からおよそ察しが付く筈です)で用いられるようなら確かに慎んだ方が良いと思いますが・・・。

逆に差別用語と思われる用語を並べて(皆で考えて)、そのことについて皆で考えるような教育をしては如何でしょう。その方があえて避ける様な教育よりは余程有益ではないでしょうか。

どのみち、教室外では生徒も色々な言語に晒される訳ですから変な温室育ちにしようとしても現実の世界と乖離するだけだと思いますよ。
この辺りの感覚がどうも今の教育者には欠けている気がしてなりません。
もっと現実社会を良く見て、それに即した指導を行って欲しいと思いますね。
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「どもり」は、やはり一般に受ける感じとしては、見下げた感じを受けるかもしれません。

放送禁止用語、マスコミ言い換え用語には、成っているみたいです。
http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/8361/za …
「どもる」に対しては、言語障害または言語に障害があるというのは、どうでしょうか。

そのような用語を使うかどうかについては、やはり差別される側の感覚で判断するのが妥当ではないでしょうか。言ってる側に悪意はなくても、そう言われた人が一般に差別と捉え、それが著しく不当でない場合には、差別される側の感覚を重視したいと思います。
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こんばんわ★


私も差別用語だ!と決めているほうが差別だと思います!!
あんまり良くないことですね…

どもる、はよく聞くコトバですが、もし言い換えるなら
つっかえる・口ごもる・言葉が詰まる等がいいと思います
この先、そういったことがまたあるかもしれないので、イイHP(私的にですが)貼っておきますね!!

参考URL:http://www.gengokk.co.jp/thesaurus/
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私も、No1の方の意見に賛成です。


言葉を規制したところで差別自体はなくなりません。
そればかりか、やたらと差別撤廃というスローガンばかりが一人歩きしてしまい、わけのわからない規制が増えすぎているように感じます。
「使うな」と言っている人に聞いてみるのが一番でしょうね。
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差別用語だから使ってはいけないなんていう行為自体が差別ではないでしょうか?


世の中にはそういう障害を持つ人もいるけど、そういう人を見下さない子供を育てる。そんな教師になってください。
とはいえ、上司の命令ですもんね、
使うなと言ってる人に代わりの言葉を聞いてみてはどうでしょうか。
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