激凹みから立ち直る方法

微分の問題が解けず悩んでいます。文系にも理解できるように教えてください。

添付写真の問題が解けません。
どなたか回答と解説を教えていただけないでしょうか。
当方ずっと文系のため、高校卒業以来数学から離れていましたが
30代半ばになった現在、思うところがあり、数学の勉強をしています。
そのため、お手数をお掛けして恐縮ですが、文系の私にも理解できるレベルで
解説をしていただけるとありがたいです。
どうぞ宜しくお願いします。

(1)は式をQで微分して、誘導の通り式=0と置いてQの値を求める

(2)は(1)で微分した式をもう一度微分する

まではわかっていて、(1)の微分までは出来るのですが、式=0と置くと言われても
記号(アルファベット)が多くて、どうやるのか、どんな答えになるのかがわかりません・・・。

「微分の基礎を教えてください。」の質問画像

A 回答 (4件)

(1)の微分までは出来る、ということなので、微分のやり方はわかっていらっしゃると思いますが、一応確認から入ります。



Aの2乗をパソコン上では A^2 と表します。
Aの右下に1のある エーイチ エーワン をパソコン上では A_1 と表します。
c_2・R/Q=c_2・R・Q^(-1)
と書けます。

微分は「何について微分するか」によって答えが変わりますが、f(Q)と書いてあるものはQについての関数なので、Qについて微分することになります。

(1)

f(Q)=c_1・T・Q/2+c_2・R・Q^(-1)

式の形から、Q≠0 とわかる。

f'(Q)=c_1・T/2-c_2・R・Q^(-2)

c_1・T/2 はQに関係のない「定数」 そこでこれをAとおく
c_2・R も関係のない「定数」     そこでこれをBとおく

f"(Q)=     0-(-2)c_2・R・Q^(-3)
    =        2c_2・R・Q^(-3)

2c_2・R も関係のない「定数」    そこでこれをDとおく


f'(Q)=A-B・Q^(-2)
f"(Q)=D・Q^(-3)

と書き直せる。わざわざ書き直さなくても、頭の中でこのように見なして考える。

f'(Q)=A-B・Q^(-2)=0 とおくと その時の Qの値が Q゜(画像が小さくて読めないのでこう表します。)

A-B・Q゜^(-2)=0

A=B・Q゜^(-2)

A/B=Q゜^(-2)

逆数を取る。つまり、分母分子を逆にする。
B/A=Q゜^2

ここで、A、Bを元に戻す。
Q゜^2=B/A=(c_2・R)/(c_1・T/2)
= 2 c_2・R/(c_1・T)

したがってこれのルートを取るだけ。
Q゜≧0 より
Q゜= √(2 c_2・R/(c_1・T))

(-√ を考えなくて良い)

文字が多いとうっとおしいのは、数学が得意な人でも同じだと思いますが、このように、ある程度 塊ごとに別の文字に置き換えると、計算中の間違いを減らせます。

(2)

c_2 ≧0
R  ≧0
c_1 ≧0
T  ≧0
より
Q゜ ≧0
D=2c_2・R ≧0

f"(Q)=D・Q^(-3)
これは、y=x^(-3) のグラフの形のようになる。
放物線を半分で切って、x=0 より小さいところは、逆さまにしてくっつけた形。

Q<0 のとき f"(Q)<0
(Q=0 のとき f"(Q)=0))
Q>0 のとき f"(Q)>0

これはなぜかと言うと、Q^(-3) つまり Qを3回掛け算するとき、
Qがマイナスなら、マイナスかけるマイナスかけるマイナス で マイナス
Qがプラスなら、プラスかけるプラスかけるプラス で プラス
だからです。


ここから、
Q>0 のとき だけに注目する。
f"(Q)>0 ということは、f'(Q)は マイナスからプラスへ 単調増加する。

マイナスからプラスに転じる途中に、Q=Q゜で f'(Q)=0 となる。

f'(Q)はグラフ上では y=f(Q) の傾きを表すから、
Q      0  → Q゜ → それ以上
f'(Q)  -  →  0 →  +
f(Q) 右下がり → 極小 → 右上がり

f(Q)は Q=Q゜で 極小 となる。
が答えです。

f(Q)は値を求めることが多いですが、
f'(Q)や f"(Q)は 正負だけを調べれば充分なことが多いので、根気よくがんばってください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

大変、分かりやい解説をしてくださり有難うございます。
数学初級の私でも理解できる解説でした。
お陰様で問題を解くことができ、本当に助かりました。
感謝申し上げます。

お礼日時:2014/06/27 16:22

(1)


C=f (Q)=(c1T/2)Q+c2R/ Q
C'=f ' (Q)=(c1T/2)-c2R/Q^2=c2R((c1/c2)(T/R)-(1/Q^2))
f ' (Q)=0となるQ=Q'(≧0)は Q'=√{ (c2/c1)(R/T) } …(答)

(2)
f '' (Q)=(1/3)c2R/Q^3
f '' (Q')=(1/3)c2R/((c2/c1)(R/T))^(3/2)>0
よって
Q=Q'=√{ (c2/c1)(R/T) } で C=f(Q)は極小となる。
極小値は
 C=f (Q')=(c1T/2)Q' +c2R/Q'
 =(1/2)√(c1c2TR)+√(c1c2TR)
  =(3/2)√(c1c2TR)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答&解説を頂きありがとうございました。
大変助かりました。
感謝申し上げます。

お礼日時:2014/06/27 16:23

変数と定数を見分けてください。

この場合は、Qが(独立)変数です。
与えられた関数をQで微分すると、
f’(Q)=c1・T/2-c2・R/Q^2={c1・T・Q^2ー2・c2・R}/(2・Q^2)
となり、これから、Q=√{2・c2・R/(c1・T)}の前後で導関数の符号が負から正へと変化するから、f(√{2・c2・R/(c1・T)})=√{2・c1・c2・T・R}が最小値となります。

第二次導関数を計算するまでもないのですが、
f’’(Q)=2・c2・R/Q^3>0ですから、関数のグラフは「下に凸」です。

------------------------
※この場合は、微分しなくても、「相加・相乗平均の関係」を用いると最小値を求められます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答&解説を頂きありがとうございました。
大変助かりました。
感謝申し上げます。

お礼日時:2014/06/27 16:19

Q 以外は定数と思え.

    • good
    • 0
この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2014/06/27 16:17

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!