プロが教えるわが家の防犯対策術!

サッカー素人の質問です。
真面目な質問なのですが、なぜ日本のサッカーは弱いのでしょうか?

日本において、サッカーは野球と並ぶ国民的スポーツで、相当数の
サッカープレイ人口がいると思います。さらに、Jリーグという国内リーグをもっているので、
プロ選手は日々切磋琢磨できますし、幼いころからプロを目指す優秀な人材の確保もできていると思います。

しかし、ワールドカップでは全く勝てませんでした。特に(素人目線ですが…)得点力が無いように感じました。外国の強豪チームがゴールを狙うために果敢にドリブルで切り込んだり、シュートを打つような場面で、日本人はパスを回し続けたり、転ぶ(ファール・PK狙いだと思います)場面を何度も見て、歯がゆさを感じました。

素人がワールドカップ数試合を見た評価で恐縮なのですが、海外と日本の差を感じました。
そして、上にあげたような優れた選手育成の環境があるにも関わらず、世界で勝てないのはなぜなのかを疑問に感じています。日本よりもプレイ人口が少ない、日本よりも環境が整っていないような経済的小国が日本よりもサッカーで強いのはなぜなのでしょうか?

海外小国の有力選手がヨーロッパ等に渡って経験を積むということも考えられますが、日本人も同じことが可能だと思います。実際に多くの日本人サッカー選手が海外で活躍しているとの報道を目にします。

話が長くなってしまいましたが、まとめますと「なぜ環境の整った日本サッカーが世界で勝てないのか。」という質問にお答えください。よろしくお願いします。

A 回答 (18件中1~10件)

こんにちは とても良い質問です。



今回の質問を勝手に《どうして日本チームは勝てなかったのでしょうか?》と置き換えてみました。 回答になっていなかったらご容赦下さい。

●敗因―その1:ザッケローニ監督がワールドカップ一次予選という短期決戦の戦い方をご存知なかった。

彼はこれまでイタリアのプロのクラブを指導して頭角を現した指導者です。 国の代表を指導指揮した経験は皆無です。 短期決戦の入り方、緒戦にリードを奪われた時の戦い方、緒戦に敗れた時の軌道修正のやり方にまったく精通しておられなかった。 

だから緒戦に敗れ、チームが意気消沈してしまうと、結局何も軌道修正も出来ず、ズルズルと敗れ去った。

●敗因―その2:彼が日本人のメンタリティを知らなかった。 しかも全スタッフを身内で固めてしまったので、選手との密接なコミュニケーションが取れなかった。

これまでも外国人の指導者を迎えたことはあった。 しかし今回は極めて異質だった。 通訳と帯同する医師以外のスタッフはイタリア人だった。 これだと監督はやりやすい。 しかし、一端躓くと軌道修正は極めて難しい。 

案の定、緒戦のコートジボアール戦で後半に逆転され、敗れてしまった。 しかも逆転されてからも三枚ある交代枠を全部使い切れず終っている。 本人も采配ミスを認めている。 

●敗因―その3:指導者には『戦術家』と『人選の巧い指導者』に分かれる。 その両方を持っていれば優秀な指導者。

しかし、彼はその両方ともなかった。 どうしてこんな指導者が選ばれたのか。 理解に苦しむ。 怪我からの回復もままならぬ吉田、内田、長谷部、酒井(高)は結局使い物にならなかった。 何のために選んだのか。 

●敗因―その4:選手が自分たちの考えを監督に言えるだけの度量がなかった

要するに選手が自分たちの力を過信していた。 これはメディア、サッカー評論家の責任である。 これまでも辛口の指導者や評論家はいた。 しかし、そういう世界を知る指導者は協会から遠ざけられてしまった。 選手は自分たちの力を過信してしまった。 特に香川、清武、柿谷、斎藤、大迫と言った初出場の若手に問題があった。 彼らはU-20のワールドカップに出場していない。 『空白の世代』の選手たちが初めて世界レベルに触れ、萎縮してしまった。 

この五人の選手にとっては次回のロシア大会が本番となる。 それまでどれくらい伸びるか。 本人たちがこの大会でどんな課題を掴んで帰って来たのか。 これが問題である。 しっかりと課題を整理して、これをクリアするためのプログラムを編み出すこと。 そして実行に移すこと。 周りの甘い言葉に惑わされることなく、厳しく律する気概を持つこと。 それが出来れば、この五人は賢い選手たちなので力を過信することもないと思う。

本田選手のように自分を過大評価し過ぎないで厳しく律して役に立つ選手になって欲しい。

●敗因―その5:いつも言われることですが、日本のサッカー関係者には『盲人』(目の見えていない人)が少なくない。 彼らが日本のサッカー界をミスリードしている。 そして日本サッカー協会がまだ芸者さんの域から抜け出せていない。 

日本サッカー協会はスポンサーに未だヨイショをしている。 要するに『旦那に媚びる芸者』の域から脱出出来ていない。 サッカー協会が自立することが望まれる。 そのためには個人会員制度をもっと普及させ、企業への依存度を低くする努力が望ましい。 
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この回答へのお礼

m(_ _)mたいへん勉強になりました。みなさん有難うございました。

お礼日時:2014/07/11 14:24

人によって、感じていることが違うんですね。


私は、日本のサッカーも強くなってきたな、という風に捉えていますよ。真剣勝負の舞台で、もはや日本を舐めてかかる国は、ほとんどありませんよ。舐めたらやられるかも知れない、だから全力で叩く、今回のコロンビア戦だって、あちらがレギュラーメンバーでなかったから手を抜いているのかと言えば、そうでもないと思いますし。コロンビアとの試合、むこうは最悪負けてもいい状況だったからメンバーを入れ替えて主力を休ませ、控えを慣れさせる意図がありましたが、前半終わって同点だった時、相当の危機感があったと告白する相手選手もいましたし、出ている選手は必死ですよ。
環境面で言えば、日本は国全体の経済力で言えば、ヨーロッパ・南米より上と言えるでしょうが、ことサッカーリーグの経済力は、断然、下ですからね。1選手に億単位の年俸を払えるチームが何チームありますか?ほとんどないです。そういうところに優秀な人材は集まらないから、リーグのレベルも急激には上がらないのは仕方ないことだと思います。サッカー選手って10年くらいで選手生命が終わってしまうんですよ?だから1億円の年俸なんて全然高くない。それでも払えない程度のリーグなんです。
どうしたらJリーグにお金が集まるか、それは自国民および世界の人々の注目を集める必要があります。注目が集まればスポンサーが集まる。Jリーグの観客動員知ってますか?一部のチームを除いて、ガラガラですよ?満杯でも2万人とか。そんなんじゃ、チームにお金なんか残りません。自国民に支えられていないから、Jリーグは盛り上がりに欠ける、それが有望な選手の出現を阻害し、日本代表も急激に強くなれない、そんな循環があると思います。ヨーロッパや南米の主要リーグと比べればですが。日本のサッカーを強くしたいのなら、Jリーグを見ましょう。スタジアムに行きましょう。周囲を巻き込みましょう。そこからだと思います。
あと、日本人選手の海外リーグへの進出はまだまだ発展段階。世界の主要リーグでレギュラーになっているのは、ほんのわずかです。W杯を見て改めて思うのは、相手チームの方が断然、所属チームのステイタスやら国際経験が上だったということ。だから全然、日本が優位に立っていない。勝てることもあるが、負けても全然不思議じゃない。世界は広いということです。
また、野球と比較するのはナンセンスだと思います。オリンピック競技にすらなれない、要するに世界に普及していないスポーツですから。盛んなのは数か国しかないですし。
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一番はやはりフィジカル面だと思います。


身長が低く、筋力がないので当たり負けする。空中戦で勝てない。

あとは日本人らしく積極性が無いことが問題かと。海外のストライカーのようにガンガンシュート打つ人、オレが入れるんだ!っていう強い気持ちの入ったプレーをする人が日本にはいないと思います。
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環境が整っていても



人に恵まれないんじゃ
ないですか?

つまり、
サッカーのレベルが
同じ日本人同士で
いくらやっても
それ以上のレベルには
ならないですよね~

南米とかは、
みんなのレベルが
やはり

日本人以上
ですものね~

一般の人も
普通にサッカーが
上手ですから

選手は
そんなレベルが
高い中から
選ばれてくるんだから
やっぱり
技術がすごいんですよ!

子供の頃から
サッカーで
遊んできた
お国柄と言うのか?

あと、
日本に限らず
アジアはやっぱり
サッカーは苦手ですよね~

サッカーは、
アジアの人に合わない
スポーツなんじゃ
ないですか?
(^0^)/(笑)
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日本は野球の国です。

サッカーは最近だけです。他の国は昔からサッカーが盛んでみなサッカーの国です。アメリカにバスケットを挑む感じで、レベルが違います。・・・で、前回ベスト16まで行って努力は凄いです。でも、野球の国なんです。昔から。
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現時点で、不可解な「自分達のサッカー」「日本のサッカー」というフレーズを消さないといけないよね。

掲げるサッカーが出来なかったから負けたという言い訳は都合が良すぎて残念です。
もともと実績の無い掲げるフレーズには意味は有りませんよね。

帰国した時に「よく頑張った」ではなく「恥を知れ」とした他国を見習うべきかもしれない。
あの凱旋したような雰囲気はよくない。もっと冷めた目でみないといけない。

攻撃も守備も強国との違いこそがその要因であり、なぜそうなのかとした原因こそが改善のカギなんでしょう。
例えば、攻撃で相手へ迫るのはたった一人で、外したコボレ球を拾える味方がどこにもいない、とか。
他にもクロスが上った時にゴール前には3~4人以上入る強国に対して、はたして日本は何人?
まるで敵の進行措置に執着していないかのような粘りの無い守備陣、とか。
11人のハズが、1~2人相手より少なく見えるます。

幼少期から高校まで、“みんな一緒”“チームメイトの力を補うのがチーム?”・・・だめだよね。
ヒーローを養成しないと未来は無い。
野球でいうと、エースで4番がサッカーにも必要と思います。
強豪国は、それがチームに一人じゃない。その時点で同等に渡れる要素は皆無です。

はたして、強豪国に追いつけるには何年かかるやら・・・。
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>なぜ環境の整った日本サッカーが世界で勝てないのか。



環境が整って、選手にハングリー精神がないか、少ないからでしょう。
勝ったら一生生活が保障されるが、負けたら殺されるかもしれないというギリギリのところで戦っている国があるとか聞きます。
日本は負けて殺されませんが、勝っても一生食えるわけでもない。中途半端なのですね。
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なぜ日本のサッカーは弱いのでしょうか?


⇒ 弱いと言う前提が間違っていると思います。W杯ブラジル大会の本選出場国の中では最弱かもしれない。しかし100以上の国や地域は本選にさえ出場出来ていない。
また、親善試合とは言え数々のサッカー大国と対戦して勝利を収めてます。決して弱い訳では無い。

サッカーは野球と並ぶ国民的スポーツで
⇒ 正しくはまだ並んでいない。私は野球に関して全く感心が有りませんが、それでも10人以上の現役野球選手の名前は知っている。対して、日本代表に選ばれていない(且つ以前も選ばれた事の無い)Jリーグ所属選手の名前を10人言えるかどうか・・・。サッカー人気はまだまだ代表人気に頼っている面が大きく、Jリーグも観客は入っていますが国民的とまでは言えない。ゴールデンタイムにJリーグの試合が放映されたら国民的と言えるのでは?

ワールドカップでは全く勝てませんでした。
⇒ だからと言って弱いと決めるのは早計。FIFAランキング1位のスペインも一次リーグ敗退ですし、サッカーの母国イングランドも敗退です。

優れた選手育成の環境があるにも関わらず
⇒ 確かに環境は良くなってきていますが、欧州の環境と比べるとまだまだ。ブラジルに大勝したドイツなんか、2部リーグや3部リーグのチームでもサッカーコートを4面5面・・・・と持っている所がほとんどです。

経済的小国が日本よりもサッカーで強いのはなぜなのでしょうか?
⇒ 経済的小国だからこそ。世界の大抵の国では、サッカーはスポーツの中で一番人気が有ります。それは靴が無くてもボールが無くても、裸足でボロキレを丸めたモノを蹴っ飛ばしてプレー出来るからですが、プロになって海外の有名チームに入れれば、その国では信じられないような大金が入手出来ます。カリブ海の小国出身のメジャーリーガー、東南アジアのボクシングチャンピオンと同じ構図です。

なぜ環境の整った日本サッカーが世界で勝てないのか。
⇒ 一言で言うとまだ歴史が浅いから、です。
メキシコ五輪での銅メダルなど、単発での「〇〇の奇跡」は幾つかありますが、長い間日本はサッカー後進国でした。プロリーグが出来てからも、まだわずか21年。W杯初出場からもわずか16年。アジアの枠が増えたとは言え、初出場から連続して5回出場してベスト16が2回。
金をかけて環境を整えて、小学生などが野球よりサッカーを部活に選んだからと言って、すぐに世界で勝てるようにはなりません。そこには歴史が必要なのです。
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男子に限ると、日本が勝てない理由として、競技人口の数とか割合や環境とかよく言われますが、実際は関係ないでしょうね。

理由は簡単で、日本はスポーツ大国ではないからです。
サッカー以外のスポーツで日本人が時々メダルをとるスポーツを見てみると、
陸上ではマラソンなどはそこそこやるが、花形の短中距離で世界と渡り合える日本人は皆無です。
競泳で人気があるのは短中距離の自由形ですが、ここでも世界と勝負できる日本人は皆無。今の1Frの日本記録なんて30年前の世界記録と同じくらいです。日本が伝統的に強いブレストは4種のなかで一番人気がない。
スキー?一番人気があって注目を集めるのはアルペンですが、表彰台に上がれる日本人はいない。日本が強いジャンプとかノルディックはアルペンほどの人気はありません。

要するにニッチの種目やスポーツでは強いが、世界中のみんながこぞってやりたがるようなスポーツでは競争が激しくなって、日本人はまず勝てていません。サッカーのような世界的な人気スポーツではその傾向はさらに強くなると考えるのが自然です。

サッカーの環境の話をするなら、アメリカなどは日本よりももっとひどい状態です。MLSなんて、サッカー専用のスタジアムを持っていないチームさえあります。選手の年棒だって一千万円前後だから日本とそうかわりはないし、なによりもアメリカではサッカーは女子のスポーツと考えられているので、男子の競技人口は少ない。そんな環境でありながらFIFAのランクは13位。これだけひどい環境でもそこまで行けるのであれば、環境が一番のファクターでないことは明らかです。
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私も素人目線から見て、いつも思うのですが、日本って攻めるの弱くないですか?


なんかオドオドしてるのが多い気がします。
ぶつかっていくこともないような。
相手選手を噛むとかはもちろん駄目ですけど。
お互い転ぶくらい強くいけないんでしょうか。
そんでたまに攻めの姿勢を見せると、勝ったりするんですよね。
この考え変ですか?
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