
実験計画法について、同じ被験者に対して2回の実験を行う場合でも、
対応なしの被験者間計画はできますでしょうか。
例えば、実験計画は2×2×3の被験者間計画とし、
第一の要因は条件A(A1・A2)2水準、
第二の要因は条件B(B1・B2)2水準、
第三の要因は条件C(C1・C2・C3)3水準、
被験者60名で実験を行う場合について、
被験者数も少なく、実験時間が4時間程度かかるので、
第一の要因の条件A1を第1回の実験、
別な日に条件A2を第2回の実験で行おうと思うのですが、
第1回で被験者60名からランダムに6グループ(1グループ10名)を作成し、
第2回でも同じ60名からランダムに6グループ(1グループ10名)を作成し、
条件B×条件Cでグループ分けして実験を行った場合、
何名かは1回目と2回目で同じグループになるとしたら、
対応なしの被験者間計画とはいえないでしょうか。
ご教示のほど、よろしくお願いいたします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
それだと、要因Aは被験者内要因、BとCは被験者間要因ということになりますね。
ですから、被験者間計画ではなく混合計画という言い方になります。
BとCでダブリになる人がでる可能性については、被験者間として処理してしまって大丈夫です。
被験者内か被験者間かというのは、要するに個人差の処理をどうするかという問題で、その点を相殺できるとみなす分だけ、統計検定の段階において被験者内の方が基準がゆるくなります(有意になりやすい)。
被験者間として処理するのであれば、より厳しい基準で有意判定を行うということになりますので、それでもなお有意になったのであれば、何も問題はありません(p=0.51とかなると、目も当てられませんが)。
お礼が遅くなりまして、すみません。
ご助言いただいたとおり、要因Aは被験者内要因とした方が良さそうですね。
厳しい基準というのは、本当に厳しそうです。
それで、悩んでおりました。
また、ダブリがあったとしても、被験者間として処理できるということが
分かって助かりました。
これでなんとか、やれそうです。
ご教示いただき、ありがとうございました。
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