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31歳、男性、社会人です。

偶然、新国立劇場バレエ団の「眠れる森の美女」の公演に誘われる機会がありまして、
生まれて初めて(それこそTVを含めて)バレエを観賞してきました。

もちろん、出演される方々はバレエの日本代表ということで、
素人で見ても楽しめるだろうと期待してのことでした。

実際、舞台の背景や雰囲気は見事で、言葉を一切使わずにダンスだけで物語を成立させ、
まさに絵本の世界がそのまま現実になっているのはさすがだなぁと。

ただ一方で、2時間弱の公演を振り返ってみると、
ストーリー的には童話そのままで特に目新しくなく、
場面に応じて、喜怒哀楽をダンスで表現するのは分かるのですが、

村娘や妖精?などのダンスも入り、
正直、中だるみ感は否めませんでした。

私と同じくバレエ初鑑賞者数人と行ったのですが、何人かの男性は30分を過ぎたころから
うたた寝という感じで。

もちろん、王子と姫との愛情の表現や、動きのキレみたいなものは感動に値するのですが、
さて、これを人に進めるとなると、なかなか素直に「良かったからぜひ鑑賞して」とは
言えない自分がいまして。

自分自身、もう1度バレエを見に行くかと言われると、ちょっと躊躇するというか、
映画や落語、演劇の方が魅力的かなという気持ちがあります。

私はダンスの経験もないし、バレエのことをまったく知らずに行ったので、
良さができない部分もあると思います。

そこで、バレエを普段から鑑賞されてる方に、楽しさ・面白さみたいものを
教えてほしく思います。

特にどういったところが、他の芸術作品に比べてすごい、面白いのでしょうか。

PS:姫と王子がキスをするシーンがあって、バレエの中でのキスシーンという想定が
私の中でなかったのですが、実際にキスをされているのでしょうか。
遠目だったので、振りなのか実際にしているのか良く分からず。

また、キスシーンの稽古も実際に、バレエの中でレッスンとして行われるものなのでしょうか。

以上、ご存知の方、よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

えっとー。


ウンチクを語れるほどバレエに詳しくはないですが、娘が以前やっていたこともあり度々クラシックバレエを鑑賞している者です。

一言で言ってしまうと「そういうもの」なのです。
振り付けはバレエ団や演目毎で変わる部分はありますが、基本の踊りの型はあります。
ストーリーを変えるということはまずないです。
バレエはあくまでも踊りを鑑賞するものなのですね。
パフォーマンスの美しさが真髄であり奇をてらうことはあまりありません。
コンテンポラリーとなれば話は別なのですが。

クラシックコンサートや歌舞伎をご覧になったことはないでしょうか。
伝統芸能にはそれぞれ表現に型というものがあります。
言ってみればお約束ですね。変えてはいけない部分があるのです。
それを踏襲するからこその伝統なわけでして。
現代劇やミュージカルとは一線が引かれています。

楽しさ、面白さは舞台全体の表現芸術というところにあると思います。
セリフもト書きもない中での肉体を使った美しさだと思います。
踊り手のパフォーマンス精度の高さや醸し出される雰囲気など、ダンサー個人の個性や魅力によるところが大きいかも知れません。
フィギュアスケートでも選手それぞれの魅力や個性というものがありますよね。
やはりこの人の踊りは凄いとか好きだと思える人を見つけるのが近道かも知れません。

お芝居とは違うのでキスシーンで実際にキスすることはないです。
あくまでもそういう振り付けだということです。
もちろん練習を何度もしますが実際にキスするわけではありません。

素人なので間違った解釈をしてるかも知れません。
お詳しい方がいれば遠慮なく訂正して頂ければと思います。

見ている分には大変優雅に見えますが、バレエは実にハードなパフォーマンスです。
舞台袖に帰ってきた時には肩で息をしているんですよ。
競技ではなくあくまでも芸術ですがアスリート同様に日頃から鍛え上げているのです。
だからこその美しさ軽やかさしなやかさなんですね。
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こんにちは。




私も日曜日に、新国立の「眠れる森の美女」を見てきました。
同じ曜日かどうかはわかりませんが、
偶然同じ作品を見たので、ご縁かなって、メールさせて頂いています。


私もnagisa99さんと同じで、
バレエ・ダンスは習っておりません。

ただのバレエ好きです。


鑑賞をつき合わされる息子は、全くバレエを知りません。
ですが、つまらなくもないようで、誘えば来ます。


息子に鑑賞に付き合ってくれる理由を聞きました。


バレエ初心者の方は、とにかく細かくストーリーをチェックしておくこと。
振付の意味が、より分かりますものね。
更に、見どころなどを押さえておくこと、だそうです。


例えば、姫の誕生日パーティ、
4人の王子が、1人ずつ交代しながら、
姫のバランスを、ずーっと
片手で支えているシーン、覚えていますか?

あれ、ローズアダージオ、と言って、難しいことで有名なシーンです。


今回の小野さんは見事でしたが、
他のバレエ団では、見ている観客がハラハラすることもありますよ。
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今回ごらんになった「眠れる森の美女」や「くるみ割り人形」といったバレエは、古典バレエのなかでも完全におとぎ話の世界が舞台になるので、大人が初めてみると少々ばかばかしく感じるのは確かです。

眠りの森なんて、なんで赤ずきんとか長靴をはいた猫がでてくるのか、謎ですよね(^^;

くるみ割り人形なども、子供中心の世界になっているので、バレエをみるようになってからもずーっと苦手でした。それでも、花のワルツの音楽の美しさと、踊りの美しさが一体となった舞台に出会ったとき、やっぱりすごい作品なのだなと思うようになりました。

この2つのバレエの見どころはやっぱりまずは音楽、そして、バレエという古典芸能の様式美でしょうか。一番は、その音楽がすきなことという気がします。(ただ、バレエの伴奏するオケはあまり上手ではないので、がっかりすることもありますが)

また、バレエにもいろいろあって、眠りの森の美女や、くるみ割り人形、白鳥の湖、といった古典バレエのほかに、ロミオとジュリエット、マノン、椿姫などの文学作品をもとにした全幕バレエ、ストーリーのないコンテンポラリーなどいろいろです。

最近は、ロミオとジュリエットや椿姫などの文学系のドラマチックバレエが人気があります。こちらは文学作品をもとにしてますので、良い舞台に出会うとたいへん見応えがあります。私がバレエにはまったのは、これらの作品がきっかけです。最初は古典バレエをみて、ああ、きれいだな、ぐらいで終わっていたのですが、演劇的なバレエをみて、言葉がないからこそ表現できる世界があるだと知り、その表現の奥の深さにはまってしまいました。

こういう演劇的なバレエは、演じるバレエ団、主役によってかなり印象が変わりますが、それを見比べるのも楽しみの一つです。

ただし、演劇的なバレエの場合、バレエとはこういうものというイメージをもっている人が行くと、全然イメージが違うので逆にがっかりすることもあるようです。

そういう古典バレエのイメージをもっている場合は、とりあえず最初は白鳥の湖にいくとはずしません。白鳥の湖は、おとぎ話をもとにしてますが、ドラマチックな要素があるし、なんといっても音楽が素晴らしいので、満足できるカバー範囲が広いです。

あと、国内の小さいバレエ団の公演などにいってしまうと、舞台もしょぼいのでがっかりします。今回いかれた新国立劇場か、それ以外なら、海外の有名なバレエ団の来日公演ならはずさないと思います。

それと、クラシックのコンサートなどもそうですが、毎回毎回感動の舞台があるわけではなく、結構退屈なことも多いです。それでも、1回の素晴らしい舞台に出会ってしまうと、またその出会いを求めて行ってしまうようなところがあります。

あと、バレエの場合、言葉がないので予習しておいたほうが楽しめます。。初心者の友達を連れて行く場合、かならず、行く前にお茶飲みながら一通り流れを説明してます。
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