
仕事場のシステムで、久々にLPやTAPEを聴きました。
いい音っというか、音楽に浸ることができました。
高校生の時は、
「みんなCDを買うお金があっていいな」「俺も音のいいCDで聴きたいな」
なんて思っていましたが、今では「TAPEの音もすてたもんじゃないな」
それどころかCDよりも聴きやすいなぁ。なんて思ってしまいました。
一時期、CDプレーヤーからアンプの間に、ウエスタンの111c
っというトランスを通せば、アナログのような音になる。
っと言われ、特注で作ってもらったことがありました。
しかし、そのトランスを通したところでアナログの音が出ることもなく・・・。
そして、真空管バッファアンプっというものを通せばアナログ的な音になる。
っと言われ、購入しましたがそれほどのこともなく・・・。
「アナログ的な音」っというのは、
LPのような音のことを言っているのだと思っています。
単純に真空管の音を乗せてアナログ的だとか、トランスをかませて
高音を下げることでアナログ的な音だとか、言っているのでしょうか。
世の中に「ライントランス」っという物がある。っということは
それによって劇的な変化を感じている人がいるから存在しているのだと思います。
私もマランツ、クリプトン、ウエスタン、UTC、などのメーカーを試したことがありますが、
音の違いが全く聴き取れないものもありました。
アナログ的な音をCDプレーヤーから出す方法なんてあるのでしょうか?
あるなら試してみたいです。
No.1
- 回答日時:
どのような音を Analog 的と表現するのかが想像できないのですが、私は Internet から Download した MP3 型式の Xmas Song 8 時間分を VHS-HiFi (FM 変調 Analog の Monaural になります) Deck で 180 分 VHF Tape (3 倍 Mode で 8 時間) に録音し直して友人の店で BGM として流したことがあります。
店で流す BGM ですので Stereo である必要は全くないことと 1 曲も繰り返されることなく 8 時間連続再生されることから喜ばれたのですが、2.5inch 外付け Portable HDD (Hard Disk Drive) で渡さずにわざわざ VHS Video Tape に録音し直して渡した最大の理由は iTunes で直接再生する音色に私が満足せず、5~6 Pattern ほどの iTunes 付属 10 Band Graphics Equalizer 設定で曲調ごとに周波数帯域 Balance をいじった Data を VHF-HiFi に録音し直したものの方が心地良い聴き易さの音になったからです。
単純に高域方向の Level を下げるだけではなく、Memory Preset Pattern の中には 2kHz と 4kHz は下げるものの 8kHz と 16kHz は上げて鈴音の金属感がはっきりするようにした Equalizing もあり、女性 Chorus 曲では低域側を下げる Pattern もある等、Narrow Range で高域の出ない特性にするという目的で周波数帯域 Balance を調整したわけではありません。
曲によっては Equalizing が効かない帯域があったことから、この体験で MP3 のような Digital 圧縮 Data がどのような圧縮手法を採っているのか調べ、例えば 「32Hz と 64Hz の Tone Control が殆ど効かないのに 100Hz 以下の重低音感をちゃんと感じられるのは何故か?」といった疑問から聴覚の錯覚を利用した圧縮法がある事を学んだのですが、VHS Tape に VHS HiFi Mode で録音し直した音は、MP3 Digital Data の時には気になっていたシュルシュルというような感じで帯域別に音が不規則な揺れを起こしているような不自然さがあったものが殆ど無くなり、全体的にもしっとりと落ち着いた心地良い音になったものです。……何故そうなるのかは今もって判らないのですが(^_^;)。
私は元々、真空管式 Open Reel Tape Recorder を使い潰した生録小僧から Audio の世界にはまり込んで、Open Reel や Cassete Tape Recorder で録音を楽しんでいた期間が長く、CD 時代になっても一時は Bias と Equalizer を可変できる Cassette Tape Recorder に音を録音し直すことによって音色感を様々に変えることにのめり込んでいた事から Analog Tape という記録媒体が持つ性格には特別な思い入れがあります(^_^;)。
紐 (Tape) 派であったことから皿 (Analog Phono Disc) 特有の音というものは良く判らないのですが、Analog Phono Disc も Multi Track 録音から Master 録音までは Tape ですので Tape 特有の Sound Character が Analog 音と呼ばれるものの大半を占めているのではないかという気がします。
その、Analog Tape 特有の Sound Character と言うのは、一般的に知られる Tape Hiss Noise ではなく、私にとっては「(測定可能なもので表現すれば) Noise と歪の非直線性」ではないかと思っています。
Digital は最小記録限界 Level (LSB:Least Significant Bit と言います) に近付くほど Dynamic Range が狭くなって相対的に Noise も歪も増大し、最大記録限界 Level (MSB:Most Significant Bit と言います) では Noise も歪も最小となりますし、その間の変化も直線的です。
一方 Tape では (Amplifier 等もそうですが) 歪に関しては最大 Level では大きく増大して Clip してしまい、極めて小 Level でも歪が増大しますので、最小の歪率となるのは最大 Level から数十 dB 低い Level 帯、しかも周波数帯域によっても異なる性格がありますし、特に Tape Media では Bias Equalizer の設定によってその位置 (帯域) をずらしたり性格 (音色) も変えたりすることができます。
Noise も (Level Controller に用いられる抵抗器の Dynamic な自己 Noise 特性という問題もあるのですが) やはり最も最良の結果を得られるのは最大位置でも最小位置でもなく、中間域の何処かになりますし、周波数帯域別の違いもあります。
こうした非直線的で、帯域別での性格も異なる、複雑な特性変化を創り出す媒体の中を複雑な波形が通過する際に生じる不定形の変化……これって Digital 演算では再現が非常に困難なのですが……それが一種の Effector となって独特の『Analog 感』を作り出しているような気がするのです。
どのような媒体がそんな音色感を創り出し易いのかは媒体を利用する人の感覚や技術にも依るだろうと思いますが、私は Tape に録音し直すのが一番手軽ですね(^_^;)。
「真空管 Buffer Amp' だけ」とか「Line Transformer だけ」ですと変化が比較的単純で微妙なものにしかならないでしょうから、より複雑で顕著な変化を創出させるには変化を起こすものを幾つも重ねる必要があるだろうと思いますが、Tape Media はそれ自体が非直線的で複雑な性格を持つ上に録音信号が再生信号となって戻ってくるまでの間に増幅 (Amp') 段やら補正 (Bias / Equalizer) 段やらの電気回路を通ることから大きく変化するのでしょうね。……VHS Video Tape Recorder の HiFi Mode も Wow & Flatter が皆無で Noise 特性は Amp' 或いは Radio に近いとは言え、Digital とは全く異なる性格のものですので、私にとっては良い結果を得られたものでした。……録音 Level 調整は自動ですし、Bias Equalizer 調整なんてものも不要なものですので『御手軽な Effector』でしたね(^_^;)。
素敵な Audio Life を(^_^)/
この回答への補足
LPでも、元はTAPEですので、それがアナログの音なんですね。
いつにも増して(笑)難しい内容でしたので、なかなか理解でいていないかもしれません。
歪みやノイズの位置がデジタルとは違い、予測できない音が味付けとなっているのが、アナログの特有の音。っということでしょうか・・・。
真空管バッファアンプやトランスだけだとやはり微妙な変化なんですね。
TAPEに録音し直すことが、一番のアナログの音を手っ取り早く手に入れるのですね。
確かにそうですね・・・。
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