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苛性ソーダについての質問です。
先日、99%の苛性ソーダ(フレーク状)を水で溶かして25%の溶液を作ろうとしました。
苛性ソーダの納入業者の話では、比重などはあまり気にしなくて良いと言われたのですが
たとえばこの99%の苛性ソーダを溶かして25%の苛性ソーダ水溶液を10リットル作るには、
どのような配分が考えられるのでしょうか?
99%の苛性ソーダが2.13g/cm3なのに対し、25%の苛性ソーダ溶液の比重が1.2g/cm3としたら
(比重も結構異なるので)、その納入業者が言うとおりに、比重を無視することはできないのではないかと思い、質問させていただきました。
どなたかお分かりになる方、当方化学は全くの素人ですが、頑張って理解しようと思いますので
お答えの程、よろしくお願いいたします

A 回答 (3件)

No.1さんとNo.2さん、両方とも正しい計算だと思います。


結果として、重量で苛性ソーダ1に対して水を3の割合で混合するという内容です。
(苛性ソーダの純度を100%として・・・1%の純度低下は無視して)

No.1さんの答えでは、どれだけ苛性ソーダを使用すれば、
全体量が10Lになるのか分かりません。
その点、No.2さんの答えなら、全体量を10Lにするために
どれだけ使用するのかが明確です。

何%の濃度・・・とかいいますが、濃度にはたくさんの定義があります。
全体を100として、そのうちの25%を占めていれば、
それは全体の25%を占めているということになります。
全体が100Lという容積で、その内25Lを占めるのならば、
どちらも容積で規定しているので、
これは容積%になります。
今回は、フレーク状の苛性ソーダの容積を計るのは大変なので、
全体を100gとし、その内の25gを苛性ソーダとし
残りの75gを水にして、全体を100gとする。
つまり全て重量で割合を決める計算をしているのです。
これは重量%です。

重量%ならば、苛性ソーダや水の比重に関係なく、25gと75gを計って、
全体を100gにすれば25%の溶液を作ることが出来ます。
No1さんの答えですし、業者さんもこのように考えて比重は関係ないと仰ったのだと
思います。

しかし、全体を10Lにする場合は、どれだけ?という計算をするのならば、
No2さんの答えのように比重が必要です。
(比重が分からない場合、少し多めに作って、そこから10Lをとっても大丈夫です。)

実験上での注意点として、No.1さんも指摘されているように、
苛性ソーダを水に溶かす際に発熱します。
通常は、大量の水の中に苛性ソーダを少しずつ加えていき、
熱を逃がしながら希釈していきます。

また、苛性ソーダは、強アルカリなのでタンパク質を冒します。
皮膚についたら、素早く大量の水で洗わなければなりません。
放置すると皮膚の奥深くまでやられてしまいますよ。
目に入ったのを放置すると、量にもよりますが、最悪失明します。

保護具はしっかりつけて作業しましょう。

苛性ソーダには潮解性があります。
しっかり密封しておかないと、大気中の水を吸って、解けていきます。
また、大気中のCO2を吸収して純度が低下します。
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この回答へのお礼

大変わかりやすい説明をしていただき感謝です。No1,No2の方の記述内容も詳しく頂きましたので、ベストアンサーに選ばせていただきました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/24 20:01

比重が1.2というのが正しいならば、この溶液10Lの質量は12kgです。


従って苛性ソーダの必要量は
12*0.25=3 kg
残りの9kgは水です。
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この回答へのお礼

No1の方とは異なった回答を頂き、大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/24 19:59

簡単です。


苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)25g に水75gを混ぜればいいのです。
99%であることを考慮すれば、25.25gと74.75gです。

ただ、溶解熱の大きな薬品なので、やけどや液はねに注意してください。
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この回答へのお礼

早速のご回答をありがとうございました。溶解熱の事は以前の作業でびっくりするほどでした。ありがとうございました。

お礼日時:2014/12/24 19:58

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