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建築基準法に規定されている鉄筋入りの耐震ブロック構造ですが、造りは、土中に基礎はあり、RC柱無しで、RCの片流れ屋根の1F建(4坪前後)になります。

最近、巨大台風や爆弾的に発達する気象現象の影響で、(いまのところ関東以北が顕著のようですが)巨大竜巻の被害が時々あります。

これ最大瞬間風速150m/sを超える場合もあるらしいのですが、車や空荷のコンテナトレーラーが舞い上がっているのや、基礎だけ残して木造住宅全体が吹き飛ばされている光景を見たことがあります。

木造住宅は、60m/s(長期的)の風圧で、構造計算されていると聞いています。ブロック造も同じなのでしょうか。

現実、150m/sの竜巻でどのような事が起こりえるのか。 開口部は、マンションとかで使われたている防火戸や小さな換気口だけがあり、ガラス窓は基本無いものとして(船などで使われている小窓のみです)、教えてください。

A 回答 (2件)

この10年程、これまでに経験しなかった異常気象が多発しています。


竜巻なども、以前は希少現象でしたが、最近では珍しくも無くなりました。
スケールの小さい豪雨域が連続的に発生するなど、気が狂ったかのような気象異常が頻発し始めています。
海水温の上昇傾向が止まりません。
海水温が上昇すると蒸発量が増え、それが強い上昇気流を引き起こして強烈な台風を発生させます。
台風やハリケーンの威力も、年々増大しています。
「爆弾低気圧」などと云う新語も生まれました。「三寒四温」は過去の冬の気象用語になりつつあります。
そうした中で乱気流の発生も増え、竜巻も増えて強烈化いるのだと思います。
過去の経験にしがみついた建築基準法では、最新の高層ビルでも安心は出来ません。
その内、木造建築もブロック建築も禁止されるような、新しい基準法を必要とする時代が来るかも知れません。
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風圧力は風圧係数に速度圧を乗じたものですが、この時の風速は基準法施行令87条で規定されています。


これは建物の構造には関わりがありません。外力ですので。そして、各地域ごとに規則で定められていますが、考慮する風速は最大でも46m/秒です。
http://www.houko.com/00/02/S25/338.HTM#087
V0 その地方における過去の台風の記録に基づく風害の程度その他の風の性状に応じて30メートル毎秒から46メートル毎秒までの範囲内において国土交通大臣が定める風速(単位 メートル毎秒)

上記のごとく、建築基準法では最大でも46m/s(台風)しか考慮しなくて良いのです。藤田スケールでF5が117~142m/秒(約3秒平均)ですので、風圧力は2乗で効いてきますから台風とは桁が違いますね。一方で建築基準法は経済性や社会通念を考慮したミニマムスタンダードですので、これを超えて堅牢な設計することは自由です。

また、建築基準法上の規定を超える竜巻により屋根が吹き飛んで他人に被害が生じ民法上の不法行為が問われた場合、建築基準法を守っていたことはかなりの強い味方になってくれますが、近年、裁判官はより強い建物管理義務を建物管理者・施工者・設計者に求める傾向があることは注意です。

ちなみに、地震力と風圧力は同時に作用しない前提で設計しますので、150m/秒の瞬間的な竜巻によって生じる竜巻と風圧力が、地震力と比べて大きい場合は、風圧力に合わせないといけません。

ところで、壁を心配するよりも確実に屋根の方が先に吹き飛ばされますのでまずは屋根材の検討をしたほうがよろしいかと存じます。
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この回答へのお礼

回答、ありがとう御座います。
日本などの場合は、確立は極めて薄いのでしょうけど、一般(一番薄い)のブロック造では、最悪な場合は、強度は十分ではなさそうですね~。

屋根は、例えばですが、ボルトアンカーにしてワイヤー通して、モルタルや漆喰で、瓦を貼り付けたりです。

吹き飛んでも差ほどは問題の無い、従来のこけら葺きのような規格もののダンピラルーフを重ね貼るとか、UV系のビニールクロスを工業用の接着剤で貼るとかできるといいのですが・・

ほかの方法としましては、ボルト固定で、ソーラーパネルのぢか貼り+シーリングおさめとかです。

最近、多雨ですが、RC屋根だと十分な勾配があれば、雨漏りもしないように思えてますので保険程度ですね。

竜巻って、在来の木造家屋の小屋組みや軒なんかは特に要注意そうですよね。ビニールハウスとかも(汗)、将来が心配なので、数名が一時非難できる簡単シェルターでも作ろうかと、いろいろと検討中なのでした。

お礼日時:2014/12/31 03:42

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