No.7
- 回答日時:
no.4さん、no.5さんの回答に同意見です。
とくにno.5さんの回答をよんでいて面白かったです。
耳とすぐそばのヘッドホンでさえ音が違うのですから、
スピーカーからでる音は違って当たり前ですよね。
それぞれ違う音のスピーカーなのに、
どれが原音に忠実かなんてわからないです。
「原音」がどんな音かみんな知らないです。
なので、原音を忠実に再現するスピーカーってあり得ないと思います。
その音楽が作られたスタジオと同じシステム、スタジオと同じつくりの家であれば、
「そのスタジオで作られた作品」に限って言えば、
原音とよく似た音質の再生はできるかもしれません。
せめて原音に近づけることができるとしてら、
歪みが少なく、広い音域のスピーカーを使用する。っということではないでしょうか。
ヘッドホンよりもスピーカーのほうが音に差があるんですね。でも、ヘッドホンの音の差はものすごいありますよね。ということは、スピーカーによって音は全然違うということですね。そういえば、同じ鳴り方をするスピーカーはない気がしますね。(自分の錯覚かもしれませんが)
オーディオというのは多かれ少なかれ妥協の産物ともいえるんですかね。(自分は素人なのでちょっといいものを聞くと宝石のような音がすると思えるのですが。)
No.6
- 回答日時:
>原音を忠実に再現してるスピーカーは、売ってないとすれば何処にあるのでしょうか。
すみません、書き方が悪かったですね。
既製品には無い=存在するという意味では無かったんです。
例えば、19980個のプラズマイオン方式のドライバーで、20~20000Hzでそれぞれ個別の周波数を再生するとか、存在する余地はあるというだけの話です。
真に忠実なスピーカーは未だに発表された事は無いはずです。
スピーカーは技術的に未完成なものなので、人が扱える忠実なシステムが組めるようになるためには、技術的なブレイクスルーが必要です。
高級なスピーカーにも限界はあるんですね。現状では最高レベルという言い方もできるのかもしれませんが。
20Hzのテスト音源をアクティブスピーカーで鳴らすと、スピーカーがものすごい動いてるのがわかります。(あまりやると壊れそうな気がします。)でも、だからと言って20Hzの音が出てるわけではないですかね。
No.5
- 回答日時:
空気の振動をアナログ電気信号に変換しているものなので、アナログ電気信号をそのまま空気の振動に変換してやれば、いわば原音を忠実に再生することになります。
(アナログ電気信号が原音をどれだけ正確に表しているかという哲学には今回は触れません)
ところがこの空気の振動を起こすのが非常に大変なことなのですね。ヘッドフォンでは耳とヘッドフォンユニットとの間の非常に少ない空気を動かせてやれば良いので、小さな単一ユニットで上から下までの周波数を全てカバーでき、音を(実は)非常に忠実に再現できるものです。
しかしながら、そのヘッドフォンでさえ製品によって音が非常に異なるのは、ある意味驚くべきことです。
スピーカーにはヘッドフォンに加えて更に再現が困難です。動かす空気の量がおおよそ部屋全体に激増しますので、特に低音を出すには非常に大きいユニットが必要になります。しかし大きいユニットで高い音をだすとユニットが分割振動を起こして正確な高い音が出せなくなります。なので複数のユニットに分けて音をださなくてはならないのですが、そうなると両方のユニットの音が重なる周波数では、なかなかうまく音がつながらなかったりします(モノによっては逆位相にしてたりします)。そもそもヘッドフォンのところで書いたようにそれぞれのユニットで音が違いまくってるのですから、複数のユニットをつかって忠実に再生などというのはどう考えても無理なのですね。
更にいうと、低音を出すには大きなスピーカーユニットが必要と書きましたが、具体的にいうと40cmくらいの大きさのユニットが必要になります(本当は足りない)。30cmくらいでも40Hzくらいまでならなんとか。
あなたのPC付属スピーカーには40cm級のスピーカーユニットがついているでしょうか。もし付いていないなら(付いてないことは承知で書いてますがw)低音に関してはほとんど再生できていない(忠実どころではない)スピーカーです。多分10cmくらいのスピーカーユニットでしょうから、200Hzより下は出てないと思います。
ユニットは1つでしょうか2つでしょうか。1つなら分割振動で残りの周波数もそれほどうまく再現できていません。2つなら分割振動は回避できているかもしれませんが、音のつながりはきれいではないでしょう。
もし2つの異なるスピーカーを用意できるなら、同じ音を出して聞き比べると、あまりの音の違いにびっくりすることでしょう。どのスピーカーでも「同じギターの音」「同じピアノの音」などと思っていると、おおきな間違いなのですw
長々と書きましたが、『スピーカーユニットによって音は千差万別』というオーディオ界の常識があまり一般に知られていない、という話でした。
小さいスピーカーでは低音が出ないんですね。
スピーカーユニットによって音は千差万別というのは、聞き比べをしないと確かにわかりにくそうですね。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
原音に忠実なスピーカーは既製品には現存しません。
一般的な高級スピーカーでも、ある程度忠実に再現できるくらいのもので、それも1ドライバあたり1オクターブくらいの範囲です。3wayとかなら3オクターブくらいは良い音が出ます。
20~20KHzはだいたい10オクターブあるので、附属スピーカーではカバーしきれないでしょう。
誤魔化した音であることは間違いありません。
No.3
- 回答日時:
>基本的に高価格、大型の製品が原音に忠実だということですね。
価格はある程度必要になりますが低音に関しては大きいほど出やすくなります。
特に低音を出すのは難しく下が20Hzまで出せるスピーカーというのは現在はなかなかありません。
また、スピーカーには能率があり能率が低いと微細な信号が音として出にくくなりますので周波数はCDの領域を100%出せても音としての情報が100%出せるということにはなりません。
また、能率(S/N比率)はアンプや再生する機器にも関係しこれが低すぎるとS/N比の波に微細な音は埋もれてしまいコレでは聞こえた音がコレではほとんど聞こえない音がある・・・という事もあります。
また、S/N比や能率が高いとわずかなノイズでも音になってしまうので余計な音(ノイズ)が聞こえてしまうという問題が出ます。
スピーカーで言えば能率はコーン紙の振動のしやすさのようなもので
振動しやすいということはわずかな力(微細な音の信号)でも振動できるということです。
その信号がCDの音ならCDの音が出ますがアンプやプレーヤーから出ている不要なノイズならノイズが音として出るということです。
アンプやプレーヤーには設計上どうしても消せないノイズがありそのノイズをなるべく小さくしようとすると
S/N比を下げてノイズを落とすかS/N比が高いままノイズそのもの小さくする事になります。
前者であるなら簡単ですが後者だと部品の品質、回路設計など非常に手間がかかりやすく値段が上がる要因になります。
No.2
- 回答日時:
残念ながら無理です。
音の周波数というのは1Hz~100kHz以上まであります。
しかし、そんな周波数を再生できるスピーカーはありません。
人の声と録音した声の違いが無い、楽器の生演奏と録音した演奏で全く違いを感じないそんなスピーカーはいまだ世の中に出ていません。
原音再生を目指して作られたスピーカーにはかつてこんなのもありました。
SB-AFP1000
http://www.niji.or.jp/home/k-nisi/afp1000.html
DS-V9000
http://www.audio-heritage.jp/DIATONE/diatoneds/d …
D-160
http://www.audio-heritage.jp/DIATONE/diatonesp/d …
これでも100%完璧とはいえませんからPCに付属するようなスピーカーでは無理です。
また、再生する部分(音声・オーディオの部分)も標準で搭載されているものはその多くが決して高音質と呼べるものではありません。
だからこういったPCの音を高音質で出力する高価な製品が出るのです・・・
DA-06
http://www.luxman.co.jp/product/da-06
Grandioso D1
http://www.esoteric.jp/products/esoteric/p1d1/in …
DC-901
https://www.accuphase.co.jp/model/dc-901.html
もちろんお手ごろな製品も沢山出ていますから予算に応じてよいものを選べば今よりももっと高音質で聴くことはできます。
ここでは、原音=CD等に収録された音を忠実に再現という意味で書かせていただきました。
CDだと20Hzから20000Hzですね。
基本的に高価格、大型の製品が原音に忠実だということですね。
No.1
- 回答日時:
人の聴覚の原理から、2つのスピーカの音は原音に近い音を再生することは不可能です。
人は発生する音に焦点を合わせて聞くときに、初めて本当の済んだ楽器の音色を聞くことができます。
2つのスピーカから音は左右逆の音が重なって耳に入るために、耳は焦点を合わせることはできませんし、スピーカと左右の耳までの距離の違いから人が実際に聞いている音は周波数特性が大暴れして原音と全く違った音色となってしまいます。
また、前後の音がスピーカの距離の付近に圧縮されてしまうために、録音会場の反響音が重なって聞こえることも音質を変えてしまいます。
多くの人は気付いていると思いますが、本当の楽器の音色を再現しているスピーカは無いはずです。
本当の録音会場の音の場を再現して聞くための唯一の方法は左右の音が完全に分離して聞こえ、かつ前後の音を聞き分けることが可能な前方定位ヘッドフォンだけです。
ここでは、原音=CD等に収録された音を忠実に再現という意味で書かせていただきました。
2chではだめ。前方定位ヘッドホンが原音忠実ということですね。当方、前方定位ヘッドホンは残念ながら試してみたことありません。
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