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一般に二つの単語が繋がると、離れた位置にあるアクセントが中央に移動する傾向があると思います。
アポストロフィーでアクセントを表すと、

神’経 + 衰弱’ ⇒ 神経’衰’弱
本’人 + 確認’ ⇒ 本人’確’認

という具合です。ところが、「豪華」という言葉は、

豪’華 + 客船’ ⇒ 豪華’客’船

の様に中央に移動する場合もあるものの

豪’華 + 景品’ ⇒ 豪’華景品’

の様に移動しない場合もみうけられます。これは、どのような理由に依るものなのでしょうか?また、他にも同様な例があるでしょうか?

A 回答 (1件)

 日本語のアクセントの受け取り方に、質問者と隔たりがあるようです。

わたしは仮名一文字ごとに「高」「低」とすることで表しています。さらに詳しくいえば一文字ではなく、一拍(1モーラ)に高低をつけて表すことにしています。これは「日本語アクセント辞典」共通の考え方のようです。このやり方で答えますので、ご諒解ください。
神経(しんけい)高低低低  衰弱(すいじゃく・「じゃ」が1拍)低高高高
  神経衰弱 低高高高-高低低低
本人(ほんにん)高低低低  確認(かくにん)低高高高
  本人確認 低高高高-高低低低

豪華(ごうか)高低低  客船(きゃくせん・「きゃ」が1拍)低高高高
  豪華客船 低高高-高低低低

豪華景品(ごうかけいひん)は低高高-高低低低となる(豪華客船と同型)か、おっしゃるように高低低-低高高高もあるように思います。

 二つ以上の名詞がくっついて出来た複合語の場合によく起きることで、例えば地名の場合、「和歌山」は低高低低だけれど、「和歌山市」だと低高高高-低となるように。
なお、個々の語のアクセントについては次のサイトを参考にしました。
http://accent.u-biq.org/ke.html
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この回答へのお礼

早速のご指導有難うございました。私もモーラごとにアクセントを考えていましたが、入力を簡便化するため端折って表記してしまいました。しかし、趣旨はお汲み取り頂けたと思います。

実は、アナウンススクールの訓練で

豪華景品(ごうかけいひん)を低高高-高低低低と発音したところ

誤りだと指導されました。

お礼日時:2015/02/07 22:45

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