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国家の軍隊についてディベートを行います。
私は、否定派です。
ですが、あまりに軍隊に実感が無くまた根拠が示せず困っています。
また、否定派の視点として、
<国家とはなにか><経済的な軍隊の役割>
<産業的構造としての軍隊><南北問題>などなど、
各否定派の意見と根拠をお願いします。
※日本の軍隊(自衛隊)に限りません。

A 回答 (11件中1~10件)

#2です。



下に「国家に軍隊は必要」と断言しましたが、正確には

・国家には「実力」が必要

となります。
実力とは、国家を国家たらしめるために必要な力のことです。
内政でも同じように、国家は実力を持っていますよね。そう、警察です。実力を持たない政府などないも同じ、警察のない国家だったら悪人は犯罪し放題です。
一般的な軍隊の解釈は「外交的な国家の実力」です。

内的な実力である警察力と
外的な実力である軍事力

この双方を備えたものを「国家」と規定するのが普通です。

したがって、「国家に軍隊は必要ない」という命題自体がナンセンスです。「国家に警察は必要ない」という命題とほぼ同じ意味だからです。
「警察と軍隊があるから国家たりえる」といっても過言ではないのです。これは、#8・#10さんがおっしゃっている通りです。警察も軍隊も持たない単なる民衆の集まりなど「国家」ではありません。ただの烏合の衆です。

ですから、ここで言う「軍隊」を狭義で規定するしかこれを否定する道はないと思います。今までの回答では「軍隊」=「外的実力」=「軍事力」と考えてきましたが、ここの考え方を変えてみる。

たとえば「コンピュータによる完全自動防御システム」を作る。これは軍隊ではありません。軍事力=外的実力ではあるけども。
という荒唐無稽な結論しか出ないですね。

この回答への補足

無事、ディベートが終わりました。
皆さんの、良きアドバイスをもらい、軍隊に対して新たな考えを持つことができました。
結局、作って壊す軍産構造を改める時期にきているのではないかと、レジュメを作ったのですが…。

皆さん、本当にありがとうございました。

補足日時:2004/06/20 22:15
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この回答へのお礼

国家の外的実力は、軍隊でしかあり得ないのですね。
結局、否定派はあがいても仕方ないと。
2度の回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/17 01:36

#8です。



中立に軍隊が必要だという理由ですが、絶対に必要とはいいません。しかし国の行く末を他国にゆだねることにならざるを得ません。

中立条約によって中立国は参戦国に便宜を与えてはならないのは先の回答の通りで、許されているのは傷病兵の輸送とか人道物資の輸送で領域を通過させることぐらいです。

軍隊がなければ、参戦国が領域を使用することを拒否できなくなります。

第二次世界大戦において、アイスランドは早々と米軍の海兵隊に占領されました。もちろんアイスランドは参戦していませんが、軍隊のないアイスランドを放置すればドイツ軍がUボートの基地とすることは予想できましたので保障占領されたのです。このように他国に占領されても構いませんというのであれば必ずしも軍隊は必要ないかもしれません。しかしこの場合、ドイツ軍から連合国とみなされて攻撃されても拒否はできません。戦力なき中立とは他国にどちらかの陣営に強制的に組み込まれることになるのです。

コスタリカは常備軍を持つことを憲法で否定したのであって、有事に軍隊を編成することを否定しているのではありません。事実、警察などはかなり強力な装備をもっていてほとんど、このような小国にとっては軍隊といって良いものです。さらに米州機構に組み込まれているので事実上、安全保障に関しては米国の保護国とみてよい状況ですから、それ程強力な軍隊を保有する必要がないのでしょう。つまりどこかの強国に組み込まれていれば軍隊が必要ない場合もあるわけですが、そのかわり国家としての独立性が奪われるわけです。南太平洋の小島国やブータンなどがこれに当たりますね。
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この回答へのお礼

>戦力なき中立とは他国にどちらかの陣営に強制的に組み込まれることになるのです。

軍隊は、国にとって大きな力なのですね。
行く末を他国に委ねるのは、やはりマイナスでしかないのでしょうか

お礼日時:2004/06/17 00:12

>軍隊はどこに所属するのでしょうか?


無論民間企業としての軍隊です。
国家と契約を行い、必要なら戦闘行動を行う。
一般企業が警備会社に警備を依頼するのと本質的に変わりません。

「兵士の養育を請け負う企業」は存在します。
アメリカなどでは傭兵を育成し派遣するところがあります。

中立を保つためにも、守りとしての力(パワー)は必要です。
「味方にならないと攻撃するぞ」という脅しを跳ね返せるだけの力がないと、どうしようもないですよね。
スイスはそのために核武装も検討されたそうです。

ちなみにコスタリカが軍を持たないでいられるのは、地理的経済的等で何も価値がないからです。
早い話、誰も相手にしないのです。
比べて日本は地理的経済的にものすごい価値があります。
「コスタリカに続いて軍を放棄しよう」なんて言い草は頭悪いとしか言いようがありません。
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この回答へのお礼

再度、回答ありがとうございます。
>無論民間企業としての軍隊です。
>国家と契約を行い、必要なら戦闘行動を行う。
>一般企業が警備会社に警備を依頼するのと本質的に変>わりません。
なるほど、考えもしませんでした。軍隊も市場になるのですね。
しかし、否定派の仲間に言われたのですが、軍隊は国が提供するのがベストだと。排除不可能性が働くとか何とか。どうなのでしょうか?

お礼日時:2004/06/16 23:52

排他的主権を持つのが国家です。

他の国も排他的主権をもち、それらが衝突し、勢力圏が形成されます。もしそれを維持する力がなければ他の国の排他的主権が入り込むことになります。

そもそも軍隊がなければ中立義務さえ果たせません。そうなれば他の国の保障占領を受けてもいたしかたありません。中立国は参戦国にあらゆる便宜を与えてはならないことになっていて、排除する義務があるのです。もし領域を利用させれば一方の参戦国とされます。
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この回答へのお礼

SCNKさん、回答ありがとうございます。
中立国として有名なスイスも徴兵制の軍隊を持っていますよね。
実際、スイスに行ったおり、町中で訓練が行われていました。
そのほかにも、オーストリア、スウェーデン。
コスタリカの現状がいまいち分かり兼ねるのですが、
スウェーデンに関しては、ロシアとヨーロッパの中立として180年間戦争をしてない実質中立国。
でも、軍隊を持ち、軍需産業もある。

中立に必ずしも軍隊が必要だとなぜ言い切れるのですか?もう少し、具体的に教えていただければ…。

お礼日時:2004/06/16 02:00

 ディベートは感情的になっては絶対にいけません。

日本の軍隊反対派の論理はいつもこの感情に任せて、第二次大戦や中東の悲劇のみを主張するので、議論が立ち行かなくなるのです。

 軍隊否定派としてディベートするのであれば、逆に戦争の悲劇についてはあえて触れない方が好いでしょう。

1.経済的に言えば、軍需景気があります。これはある種の人たちは勿論、中小の工業も活性化します(言葉は悪いですが、朝鮮戦争のおかげで高度経済成長が始まったとも考えられます)。どれくらいの戦争でどの程度の経済効果があるのでしょうか?それに対比して、働き盛りの若者の人的損失はどの程度あるのでしょうか?職業軍人のみで成り立つ国と徴兵制を採る国とでは、経済に及ぼす影響は異なるはずです。勿論、平時における軍隊の維持費と戦時における軍事予算も支出としては大きいです。勝敗はもとより、長期化した場合の損失も計算に入れましょう。さらに自国が攻撃される場合と遠隔地での戦闘に参加する場合とでも違います。こうした経済的収支を資料(過去の具体例がよい)として用意して、たとえ軍需景気があったとしても、人的損失・精神的負担に見合う金額かどうかを主張してみて下さい。

2.政治的には、国際的信用というものがあるでしょう。国際的には、自国の利益のみ主張する国は相手にされません。多国籍軍など周辺諸国が戦争を行っているときに、ちゃっかり経済活動をしているのは国際信用を失うでしょう。では、軍事活動の代わりに経済的に国際貢献すればよい主張できますが、1.で論じた人的・精神的負担は他国にさせておいて、お金で済まそうというのは論理の矛盾になります。軍事活動に見合う経済支援というものはどの程度の事をいうのでしょうか。軍隊を出している側からすれば、自分自身や自分の息子の命と同等の支援を要求するはずです(軍隊を出した国はそれだけで悪だから死んでも仕方がないなどという善悪二分論は抜きです)。国際ボランティアの支援をするとして、どういう支援をどの程度すれば、国際信用を得られるでしょうか。

肯定派も否定派も自国民の命を守りたいという結論は同じです(国家否定論が入るとややこしいので省きます)。異なるのは、どういう犠牲をどの程度容認できるかです。冷静に資料を分析して、サッカーで言う得失点差に持ち込んでみましょう。
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この回答へのお礼

neuroさん、回答ありがとうございます。
「数字で冷静に攻める」ですね、資料を探してみます。
「軍隊を用いない、国際信用(国益)」の程度も考えて見る必要があるのですね。。

お礼日時:2004/06/16 02:44

軍が必要かどうかではなく、国家に所属する軍隊は必要ない、国自体が軍を持つ必要は無いという視点でいいのでしょうか。



・国家とはそもそも治水の必要性から始まった。
 戦争自体は国の目的ではない。
・軍は消耗ばかりで生産性が無い。何も生み出さない。
 →テクノロジーの進歩という意見もあるだろうけど、軍に頼らなくても進歩はしている。
・軍で儲かる会社もあるが、その財源は税金。
 →兵器ばかりでなく、食糧、衣類、燃料、雑貨など軍は安定した顧客である。
・国家軍=役所。
 →どこの国でも役所は非効率です。
・兵士を育て、レベルを維持するにはものすごい金がかかる。

軍=武力自体は否定しませんが、国家軍というものは部分的に否定派ですね。
実現可能かはわかりませんが、第一線での戦闘員に傭兵を使う国は多いです。
フランス外人部隊やグルカ兵傭兵は有名です。
今でもローマ法王を守るのはスイス人傭兵ですね。
もし臆病な振る舞いを見せたが最後仕事がなくなりますから、最後まで戦う勇猛さを持ってます。
すでに技術を持った兵士を雇うわけですから、養成費用が浮きますし。

こんなところでどうでしょう?
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この回答へのお礼

K-1さん、回答ありがとうございます。
否定派として、容認派をうち崩せる自信がわいてきました。
国家に所属する軍隊は必要ない、と言う視点は興味深いです。
ふと、思ったのですが国家に軍隊は必要ないとすれば、軍隊はどこに所属するのでしょうか?
それに、非現実的ですが、兵士の養育を請け負う企業とかも出てきそうですよね…。それに関して、意見を貰えればうれしいです。

お礼日時:2004/06/16 01:49

ディベートは相手の揚げ足をとって言い負かすのが醍醐味なので軍隊否定派の方がやりがいありそうですね


軍隊はたとえ現実にはどんなに必要だとしても、いらないほうが理想ですから
全世界の人が戦争をしなくていいような理想を振りかざしていけばいいです
戦争には原因があるはずなのでそれを調べて解決していけば軍隊は不要になるはずです
「人類愛ですべての人間が互いを理解しあい、富を分け合えば戦争なんてなくなるでしょう」とかね
逆に肯定派は現実を述べるだけでつまらなそうですね

この回答への補足

お礼欄に、書けなくなってしまったのでココで失礼します。
lemonadeさん、回答ありがとうございました。
理想をどれだけ、根拠で固めて論評出来るか…言い負かされそうです(泣)
戦争を無くす社会を作れば、軍隊は必要なくなる。
でも、無くす社会を作ることが出来たら経済的に、産業構造的に、良いのでしょうか。
それが私が感じる、一番の否定派が弱いところな気がします。
富を分け合うと言う点では、軍需費を環境や貧困の改善に回すって言う論評も出来ますね。
でも。アメリカが平等を許すわけもなく…。

補足日時:2004/06/16 01:26
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この回答へのお礼

lemonadeさん、回答ありがとうございました。
理想を、どれだけ根拠で固めて論評出来るか…難しいです(泣)
軍備の金を環境と、第3世界の構造的暴力の改善に回すってのも、良いかも知れませんね。
とはいえ、平等をアメリカが受け入れる訳がないですが。

お礼日時:2004/06/16 01:13

肯定派、つまり軍隊が必要だと思っています。



理由は単純ですが、自衛隊の場合は自己防衛。
軍になれば鎮圧ですね。

人間誰しも、欲望の深い者。
独裁制であったり過激派であったり、一部の人間によって
戦争なりテロなり起こされてしまいます。

独裁制・過激派を否定するつもりはありません。
良い頭首がいれば悪い頭首もいます。
良いグループもあれば悪いグループもあります。
実は私達の常識が間違っていて、それを正そうとするグループだってあるかもしれません。

ただ、その一部の人間によって起こされた武力を鎮圧すること・自己防衛することは大切です。

そのため、必要だと感じます。

第二次世界大戦から50年以上経ちました。
平和は長続きしないと個人的には思っているので、対抗手段としてのカードの一部であることを願っています。
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自衛隊が軍隊か、はともかく


日本に限って言えば、戦いを目的とした軍隊は必要ないでしょう。

よその国は、よその国

日本は大きな犠牲を払った上で、戦争はしないと宣言したのですから、その意思を貫くべきです。

例え喧嘩を売られても、日本国民を守るためにあらゆる手段を考えて戦争を回避するのが日本政府の仕事です。

(全てとはいいませんが)世界中の母親、これからなるかもしれない母親、例え母にならなくても心の中に眠る母性、にとって

自分の分身が戦争の犠牲になるかもしれない恐怖は、男性には分からない事なのかも知れませんね。

答えになっていないかも知れませんが。
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この回答へのお礼

kevinkunさん回答、ありがとうございます。
平和憲法を持っている日本としては、軍隊を捨てて欲しいと私も思います。

お礼日時:2004/06/16 00:36

えーと、「国家に軍隊は必要ないか?」というテーマで、あなたが否定派なんでしょうか?


それとも「国家に軍隊は必要である」というテーマで、あなたが否定派なんでしょうか?

このどちらかで答えが正反対になってしまいますが、まあどちらでも同じことなので私の考えを書きますね。
はっきりいって現状、国家に軍隊は必要です。
誰が設定したのかしらないですが、テーマの設定は大失敗としか言いようがないです。ディベートのテーマは、本来正解のない課題に対して立てられるのが普通で、このような(答えのはっきりしている)問題をディベートするということはあまりないですから・・・。

軍隊が必要ないなどという人がいたら、平和ボケの極みでしょう。考えても見てください。アメリカも、ロシアも、中国も、欧州のどの国も、日本と同じく大戦に負けたドイツでさえも、軍隊は持っているんですよ。中近東の国々も持ってますし、インド・パキスタンにいたっては核すら持っています。
国家に軍隊が不要なら、なぜこれらの国々は持っているんでしょうか?私が賛成派なら、まずそこを突くでしょう。「軍隊が不要というなら、世界一の大国であるアメリカが軍隊を持っている理由を説明してください」。この一言で否定派を簡単に沈黙させられます。もちろんこれはジャブで「全世界の国が同時に軍隊を放棄したらどうなるかを考えてみてください」と続けるでしょう。イラクや、北朝鮮を考えてみてください。世界中の国が軍隊を放棄したら、必ず「自分の国だけが軍隊を持って一人勝ちしよう」と考える国が現れるはずなんです。そうしたら、それを阻止しようと「正義の軍隊」を持とうとする国が現れる(米国は今そのつもりのようですけど)。だから、軍隊は必要か否かというより、なくなることがありえないんです。
はっきりいって、否定派は限りなく不利です。私には、上記のような提言に対する反対意見を考えることができません。

それにしても、平和ボケした日本人が考えそうなテーマですね。米国などなら、そんなテーマあまりにばかげていてみんな無視するんじゃないでしょうか?
「日本が軍隊を持つ必要があるか?」ならまだわかりますが・・・。この場合、米国の軍事力に依存した形でなら軍隊を持つ必要はありません。北朝鮮が日本を侵略しないのも、バックに米国がいるからです(クウェートを攻めたフセインと同じ運命をたどるでしょうからねぇ)。

テーマの設定が不適切なので変えてもらうように提言すべきではないかと思いますが・・・。

この回答への補足

回答、ありがとうございます。
大学のゼミでのディベートなんですが…
与えられたのは「国家の軍隊について」と言う題でして。ちなみに私は否定派です。

否定派には、やはり限りなく不利ですか。
スイスも、スウェーデンも、軍は持ってますし。
コスタリカを持ち出して見ようかとも思ったのですが、、根拠付けには弱すぎますよね。

補足日時:2004/06/16 00:25
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