重要なお知らせ

「教えて! goo」は2025年9月17日(水)をもちまして、サービスを終了いたします。詳細はこちら>

【解消】通知が届かない不具合について

在米生活25年、夫はアメリカ人、日本での社会人経験はありません。
日本の親戚や友人など密にやり取りなどしていないので日本の冠婚葬祭、
日常のマナーなども徐々にズレが出てきているような気がします。

そこでですが、義母(主人の母・アメリカ人、飛行機で2時間の他州に住んでいる)が日本のレターセット貰ったと電話がかかってきました、「どうやって使うの?」と。

Echizenn-Washi(越前和紙)と書いてあって、縦型の封筒が付いいて、その封筒より一回り小さい便箋だと思われる花柄の紙とその間に薄くて白い紙がある

という説明でたぶん一筆箋だと思うのですが私にもさっぱり使い方がわかりません。
現物が目の前に無いので返事が出来ず、80歳を過ぎた義母に写メを、なんてこれまたトンチンカンなことになってしまうので、調べて電話を掛けなおすねと言ったものの、一筆箋はカジュアルに使う、郵便としては使わない、など大概は判ったのですが、薄い紙がどういったものなのかネットで調べても出てきません。義母が貰ったものが一筆箋と仮定して、

1、【薄い紙】が普通の便箋のマナーと同じで単に上に重ねるだけのものか、それとも【薄い紙】に文字を書いて和紙の柄を透かして楽しむものなのか判りません。
2、そしていったい一筆箋とは昔から使われていたのでしょうか?
3、カジュアルでもマナーってやっぱりあるのでしょうか?

日本の方に手紙を書く時の為数冊【手紙の書き方】の本を持っていますが一筆箋の事は何も書かれていません。使ったことも貰ったことも無いのでまったく一筆箋という物の使い方が判りませんので教えてください。

どうかよろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

一筆箋というのは、長文を書くためのものではなく、品物などを贈る際の添え書きとして利用するものです。



ですので、書ける内容がそもそも少ないため、時候の挨拶などを書いているとすぐに埋ってしまうため、そのような手紙の形式にこだわらず、好きなように書き込めるのがよいところであるといえます。

薄い紙(添え紙)については、むかしの筆または万年筆で筆記した際に、にじんだり裏写りしたりするのを防ぐもので、マナーとして、挟むことになっているのですが、ボールペンで書くような現代では、あまり意味がありません。

一筆箋を日本語で使う場合の、ほぼ唯一のマナーは縦書きでつかう、ということです。縦書きでつかってはじめて花柄などのイラストが生きてくるわけです。

英語で使う場合は、当然ながら横書きですね。しかもアメリカ人はブロック体しか使いませんから、マナーもルールも適用しようがありません。
せめて、きれいな筆記体を万年筆かQuill penで書いていただくと、和紙の課着心地の良さが堪能できるとおもうんですけどね・・(ご高齢の方なら筆記体が使えるかも、でも、もらったほうが読めないか・・)

強いてルールを定めるなら、
・紙を綴じている方向を左にして、書くのが基本
・ガイド用の線がある場合は、線の中だけで書くこと
 (ただし、敬辞:salutationは余白部分でもよい)
・余白をきちんととったほうが美しくなります。
・濃い目のイラスト、絵柄の上には文字を書かない
ぐらいでしょうか。

日本語の場合はこれに、
・改行は早めにする
・だらだらと書かない(その場合は普通の便箋で)
・時候の挨拶は省略
を心がけると、見ていて分かりやすいものになるようです。

あと、外国ですから便箋として使わなくてもいいでしょう。たとえば、パーティーのときにシルバーウェアを載せて雰囲気を出す、と言う用途などに利用してもかまわないと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅くなり誠にすみませんでした。

大変参考になりました。
この後、実際に義母と会う機会があり説明させていただきました。
義母は現役の画家でもあり、また美しい筆記体で文字を書くので、少しは自分のアレンジも入れて使えば良いのではとすこしおっせかいなアドバイスもしました。
最近はこの一筆箋に感化されたようで、一筆箋にインスパイアされた絵画も作品も発表したんですよ。
夏から秋にかけてシアトルの画廊で展示していたんですが画像掲載できずに残念です。

ありがとうございました。

お礼日時:2015/11/20 12:16

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!