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こんにちは、中国人です。また「菊と刀」に関しての質問です。「菊と刀」に、こんなストーリが書いてあります:「大名が三人に刀の名前を推測させたが、名古屋という名の一人だけ当てた。ほかの二人はこの事を侮辱とされ、名古屋さんを殺して、自分の名誉の「義理」を守った」。この二人は間違えたのに名古屋さんを殺したの理由はなんですか、なぜそれは彼らの名誉を守ったことになったでしょうか。この「義理」の意味はよくわかりません、教えていただけませんか。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

こんばんは、現代の日本人にも難しい問題ではありますが、過去の日本人には面子(プライド)を気付つけられることは「死」を意味するに


近しいものがあったようです。 そのためこのケースでは、大名に対しての面子を「名前を当てた人」が他の2人に対しつぶしてしまうという結果になりました。
もちろんこの場合「死んでお詫びをする」という意味合いでの義理を保つ方法がありましたが、「失敗を認めない=当てた人を殺す」ことで「失敗を無かったことにする」といった
義理を果たしたようです。

当時の義理というのは、必ずしも自身が死んでお詫びするだけでなく、他者に対し報復するということも義理を果たすといったようです。
あからさまに不当に面子をつぶされた忠臣蔵と違い、このケースでは「自らの失敗」で納得しがたいものがありますが、同様に義理を果たしたことにはなったようです。
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この回答へのお礼

当時の義理は不思議ですね。詳しいご回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/03/12 20:35

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